2008年2月28日木曜日

ふ~~~ な一日。。。

今日は滞在許可証の手続きの為に警察に行く日 + 大学での初試験の日。。 でした・・・。

試験は夕方5時からだったので、滞在許可証の手続きがそれまでに終わるかかなり不安でした。

警察には朝9時半に行ったのだけど、その時点でものすんご~い人 人 人!!!
10時20分が約束の時間だけど、約束なんて全く意味がない。

朝7時くらいから外に列を作って並んでいる人がいるくらいだから、9時半なんかに行っていたら既に人だかりなのは当たり前・・・ 考えが甘かった・・・
とにかく待って待って待って待って・・・ やっと5時過ぎに終了。 試験5時からなのに・・・

大急ぎで大学に行ったら、幸いなことに試験はまだ始まっていませんでした・・・ ふぅ~

イタリアの大学初の試験は、日本文学の試験。
イタリア語での口頭試験でした。

内容は、自分で選んできた題材の発表、あとは教授からの質問に答えるという感じ。

私は枕草子について特に調べていったので、

・枕草子についての発表

と、 教授からの下記の質問。

・能舞台、能の歴史について説明
・徒然草についての説明

といった感じでした。

結果は・・・・   満点!! でした。
きっと、私がつたないイタリア語で頑張っている姿を見てお情け点もあると思うのですが、やっぱり嬉しかった~。

でも、こうやって新たに外国で日本文学を学ぶことで、今まで見えなかった視点から見られたり、新たな日本の魅力を発見することができました。

朝からかなり疲労困憊な一日だったけれど終わりよければすべて良し!

家に帰ったら彼がゴルゴンゾーラリゾットを作って待っていてくれました。

そして夕食後はお祝いに(たかが一科目の試験だけど 笑)、デザートを食べにカフェFiorioへ。

こちらはザッハトルテ。 私にはちょっと甘すぎたなあ。


















そしてこちらは前から食べたかったアイスパフェ。
ヘ-ゼルナッツとクリームのアイスクリームに生クリームがた~っぷりのったもの。

ん~ こんな夜遅くに良くない豪華なボリュームでした。

2008年2月24日日曜日

Una sana giornata  

朝起きたら窓の外が真っ白。
本当に真っ白なんです。 何事かと思って起きてすぐ窓に駆け寄ったくらい。

トリノには年に何度かこうやって霧につつまれる日があるらしい。
お昼過ぎくらいからやっと霧も晴れてきました。

最近、少なくても週に三回は自習室に行って勉強をしましょう、という約束事を作り、まだ二週間目だけれどかろうじて達成。 かろうじて・・・

トリノには学生用に作られた自習室が豊富で、そこは土日も空いていて夜は24時まで使用可能という、学生には有難い施設。

今日はお昼から少しだけ友達の家に行き、その後自習室で勉強。
お昼12時に家を出よう!と昨日決めていたにも関わらず、結局家を出たのは2時過ぎ・・・
そして4時から勉強開始。

もちろん休憩には歩いて目と鼻の先にあるチョコフェスタでチョコ!!
今日は、歴史あるPeyranoのチョコを頂きました。

これで6ユーロ。
つまり、大体900円くらいかしら・・・  1個100円!
いつもは1枚1ユーロの板チョコなのに今回はちょっと奮発。

長い勉強時間、ゆっくり味わって食べようね、と買ったのに、やっぱりチョコのことが気になって集中できない私たち。
ということで、買ってすぐにぺロッと全部食べてしまいました。

中にアーモンドやカフェが入っているもの、中でもピスタチオが入っているチョコはおいしかったな~

2008年2月23日土曜日

ついに、チョコ祭り!

つつついに! 待ちに待ったチョコフェスタが始まりました!!

フェスタは昨日、2月22日から3月2日まで。
Piazza Vittorioという街の大きな広場には、様々なお店のテントが並んでいて人がひしめき合っています。


有名なCaffarelはこんなテント


















テントの中には見ているだけでよだれがでそうなチョコレートがずらりと並んでいました。
こんなにチョコレートの中に囲まれたのは初めてかも♪














チョコを口に含み、少し残した状態でこのワインを飲んでみてください~。
そうするとチョコとワインの香りと味が混ざり合って・・・ blablabla・・・
こんな説明をしながらワインとチョコの相性の良さを熱心に説明しているテントもありました。



私たちは、歩いている人があまりにおいしそうなチョコケーキを食べていたのでその後をたどっていき、下写真のケーキを賞味。
中にオレンジのジャムが入っていて外側には濃厚な温かいチョコレートソース。
この手のケーキ、久しぶりに食べたのでもう食べた後は幸せいっぱい。



















こんなのっぽピエロさんもいて子供達もおおはしゃぎ。


まだしばらく続くし家や大学からも近いので、通ってしまいそう~
ちなみにこのフェスタにちなんで、チョコパス、というのがあります。
これはある三日間の内、トリノにある指定のチョコレート屋さんで色々試食ができたり割安でチョコが買えたり、というパス。
すご~くひかれるけど、もしこんなものを手に入れたら欲張りな私は鼻血が出るまで食べ続けそうなので、多分買いません・・・

2008年2月21日木曜日

イタリアで生き延びるためには・・・


今日、外国人向けのイタリア語の授業で、イタリア語の色々な文書の時制の勉強をしていたのですが、その中で、

   「イタリアで生き延びて行くための10項目」 

を書くという課題がでました。

  • Fa' attenzione alla tua borsa.
    • かばんに注意を! (スリが多いのです。)
  • Guida aggressivamente.
    • 運転はアグレッシブに!(アグレッシブじゃないといつまでたっても進めません。。)
  • Fa' attenzione dove metti i piedi. 
    • 足元には要注意 (犬の糞・・・一杯です。)
  • Fa' lo spazio per mangiare tanto.
    • 胃は大きくしておきましょう (自然と大きくもなります。)
  • Fa' attenzione alla parola seducente.
    • 甘い言葉の誘惑には要注意 (どこの国も一緒かな)
  • Quando si fa la coda, si deve chiedere: "chi é l'ultimo?". 
    • 列に並んでいるときは、誰の後ろに並んでいるかを確認しましょう (というか、列はないです。なので前の人にあなたの後ろね、と確認しなくてはいけません)
  • Arriva in ritardo agli appuntamenti.
    • 約束には遅れて行きましょう (15分、20分後くらいかな。。)
  • Parla esargeratamente.
    • 大げさに話しましょう (みなさん、身振り手振りとても大げさです。)
  • Bisogna avere pazienza a qualsiasi ora...
    • 如何なる時も、忍耐強く・・・ (これ大事。  いちいち怒っていると疲れます。)

私はパートナーの日本人の女の子と上の10か条を考えました。 
  (1個思い出せないので9か条)

これだけ見ると、何だこの国~??? って感じかもしれませんが、一応生き残るためには、という課題だったので、上記のようなマイナス面ばかりが挙がりました・・・
いい所も沢山あるイタリアだけれど、この10か条も実際肌で感じたこと(笑)


先日、イタリアの国営放送のテレビ番組で(トークショーみたいのかな)政治家と裸のお姉ちゃんが共演していたのを見たときは、何じゃこりゃ~? と思いましたが、そんなことも、街がきれいなことも、人が陽気なこともまるまる含めて、イタリアです。
まだまだ私にとっては未知の国だなあ。

2008年2月19日火曜日

隣のおばあちゃん。


最近春の訪れを色々な場面で感じることが多くなってきています。
新しい芽を出しかけた木々や、いつも通る通学路も太陽の光が強くなり更にきれいな風景に。


話は変わって・・・
私の家は入り口が少し変わった構造になっていて、バルコニーから家に入るという仕組みになっています。
そのバルコニーには隣の人のお家のバルコニーの入り口もあり、つまり、うちとお隣さんはいつでも家に入ろうとすれば入れる仲。

お隣さんはうちの大家さんでもあり、おばあちゃんが一人で住んでいます。
娘さん家族達も下の階に住んでいるのでいつもにぎやか。

でも、たまに家に一人でいると、’ビビー’っとブザーがなるので外に出てみると、おばあちゃんが無言で手招きして、また家にスーッと入って行きます。

何だ何だ?と思い、’お邪魔しまあす’ といいながら入っていくと、トマトソースやら茹でたほうれん草やらシロップ漬けフルーツ等、毎回大量にくれます。

そして私が帰ろうとする頃にはベッドの上に寝ていたりするので、ありがとう! と言うと、テレビに集中したいのか、テレビを見たままバイバイ、と手を振ります。

友達が家に来ていたときなんかは、私がお湯を沸かしながらふと友達の方を見ると、何故だかその友達は外に向かって手を振っていました。

’ あれ? 誰かいた?’

’ うん、おじさんがいて、手を振っていたから手を振り替えしといた。’

’ それ、おじさんじゃなくて、おばあちゃんだよ・・・’

こんなおじさんと間違えられてしまうようなおばあちゃんだけれど、とても親切です。
ここイタリアって、地方にもよるのかもしれないけれどとても近所付き合いを大切にしているような気がします。
何だか日本の田舎みたいで温かくていいなあ、と思いました。

2008年2月16日土曜日

ミラノの一日 Un giorno a Milano

昨日、日本領事館に用事があったので、観光も兼ねてミラノに行ってきました。
トリノからミラノまでは電車で1時間から2時間。 電車の種類によって異なります。
私達は朝4時に起きて、5時50分発の電車に乗車。 そして7時45分にミラノ駅に到着。   さすが大きい。。。 でも町の中心までは結構ありました。

領事館はだろうとの予想で9時開館だけれどかなり早めに着いてスタンバイ。
しかし・・・ 開館時間までだ~れもこない。 二人っきり・・・ 早・・・?
領事館での用事は早々と済ませ、早速観光に繰り出しました。

まずはお決まりのドゥオモへ。














注:この黒人の男の子、いい笑顔だけどモデルにしたわけではありません・・・

ドゥオモは正面から見る印象と後ろ側から見る印象、全然違う。 ドゥオモの中の迫力には唖然。





歴史ある教会に行く度に、カトリックがどれだけイタリアに根付いているかを感じます。












     至るところにあるきれいなステンドグラス。




中には、聖書の話にそった流れで絵が書かれている。













ダヴィンチ設計のスフォルツェスコ城で一休み。 持参おにぎりと稲荷寿司をもぐもぐと。
何だか日本の遠足気分。
子供達もお城の中で元気いっぱい。
中心街の裏にかわいい小道を発見。



 




ミラネーゼ、お洒落です・・・










次は、最期の晩餐がある教会に向かって。
予約をしていないと見られないので、外から眺めるだけ・・・















そして、おにぎり食べたくせに歩いていたらやっぱりお腹がすいてきて・・・




ピザ・・・・











そしてライスコロッケ。
サフラン風味のライスとチーズ、ハムが入ってとてもおいしかった~
ミラノの噂は色々前から聞いていて、ショッピング以外はあまり楽しくないとか、かなり混みこみしているとか・・・
そんなことも頭にあったので、あまり期待はしていなかったのですが、実際行ってみると人混みや観光客の多さには驚いたものの(何せトリノはあまり観光客を見ないので)、やはりきれいな建物はたくさんありました。
そして、中心街の喧騒も一歩裏道に入ると小さな町のように落ち着いた雰囲気の通りがあったり。
それにしても久しぶりにこんなにたくさんの日本人を見ました。(嬉)
特に有名なショッピング通りではいつも見える範囲に日本人がいたような。

でもやはり住めば都ではないけれど、トリノの落ち着いた雰囲気、住むにはやっぱりここだなあと、帰ってきてから改めて思いました。

3・2・1  オープン!!


ついに待ちに待っていた日がやってきました。

去年友達3人と、クリスマスに向けてイタリアと日本でプレゼント交換をしよう!という発案があり、同じ日、同じ時間にプレゼントをオープンすることになっていました。
時期がこんなにもずれてしまったのはご愛嬌。。。

それが、今日2月28日 日本時間午後8時、イタリア時間12時。
日本ではみんなが集まってその瞬間を一緒に待ってくれていました。

そして12時の瞬間!
オープン!!! パチパチパチ

西洋美術や聖書に関する本。イタリアに住んだ経験がある子だからこそ選んでくれたもの。
こっちにいて、イタリア語ばかりに接していたり知りたいけど本がイタリア語で読むのに時間がかかるから中々手が出せなかったりすることってあって。
だから、すごくすごく嬉しかった。
何かむしゃくしゃしたときとか不安なとき、やっぱ日本の活字を見ると落ち着くんです。
読むのが楽しみ!!!

  

















あたたか~いルームシューズとブックマーカー。
早速足をすっぽり入れてみて、あたたか~い。。。
まるで私のこっちの生活を見て送ってくれたかのようなタイミング。
もともと末端冷え性だったのが、お風呂がないこっちでの生活でいつも足が冷たかった私。
もうこれを見たときは、来年の冬が怖くなくなりました。
私が寒そうにしてるのを想像して(笑)私のことを想ってくれたのがとても嬉しい。
そしてみんなお揃いのブックマーカー! 



手作りシュシュと一生大切にしたい本。
シュシュ、これ手作りなんです。 すごいですよね~ これもみんなお揃い。  
そしてこの本。 GIRL FRIENS MILK TEA という本。















そこには、
  
’ 友達になるということは
お互いの中に、その人のための椅子を用意することなのかもしれません。
その椅子はふとしたことで、こちらの椅子と一緒に壊れてしまったり、片方だけが残ったり、放っておくといつの間にか透明になって消えてなくなっていることもあります。
    
組み立てなおしたり、ずいぶんたってから見つかったり
遠くなったり近くなったりしながらも、長い時間、大切な椅子をなくさないでいられるとしたら、
それは相手のおかげなのかもしれません。
    
いつか古びた椅子に座って、女友達とむかいあってお茶が飲めるとうれしい。
ばかばかしいくらいあたたかで、気楽で。  
しみじみとやさしいお茶を。’

ということが最期に書いてある。

二人の友達が遠く離れてしまうけれど、離れてから更に心が近くなる、というお話。

私が一番欲していて、大好きなこと。
それは大好きな友達と、何をするわけでなくゆったりお茶をすること。
結局、昔のことでもいつも思い出すことって特別なことじゃなくて、友達とくつろいでお茶をしたことや、一緒に散歩したこと、みたいにごくごく普通のこと。

そんなことを改めて感じさせてくれた本でした。


何よりも、みんなが私のことを考えて選んでくれたのがすごく伝わってきて、とても感動しました。
そして、日本で一緒に過ごした時の空気感、ゆったりとした温かい時間の流れを思い出し、すご~く日本に帰ってみんなに会いたくなりました。

は~ 何だか今日一日は感動がおさまらずふわふわした一日でした。

2008年2月15日金曜日

聖なるバレンタイン。

昨日はバレンタインでしたね。

イタリアではバレンタインは日本とは反対で、男の子が女の子にプレゼントをあげる、という習慣です。
しかも、ホワイトデーなるものはなく、かなり女の子にとっては嬉しい習慣。

日本の女の子が男の子にチョコをあげるという習慣を知らない彼に、このことは黙っておこうかな~なんて思ったりもしたのですが、一応お知らせしておきました。

私はブラウニーを作ってあげました。
















たまたま見つけたレシピで、上の部分にパキパキのチョコがのっているブラウニーなのでとても新鮮な触感。

後は映画を見に行き、珍しく外食。
あまり二人では外食をしないものだから嬉しかった~
メニューは、
前菜 ハムとチーズの盛り合わせ。

サラミがうま~い!

パスタを二品。
リコッタチーズとほうれん草のピペッテリガ-テと、ペンネのアマトリチャ-ナ。
ピペッテリガーテとはくるっと丸い筒状のパスタ。

二品ともとてもおいしかったのだけど、後から、パスタよりパスタ抜きでセコンドを頼んだほうが良かったね~と二人で後悔しました。
何せ隣の人たちがとてもおいしそうなお肉料理を食べていたので・・・ 残念!

レストランは気軽に入れるカジュアルな雰囲気で、壁にかわいいポスターがずらっとかけられていたりして気に入りました。


















最後はカフェで締め。
お肉料理までお腹がもたなかったのが心残りだけど、とても満足な一日でした。

2008年2月13日水曜日

お菓子特集

何だか食べ物ネタばかりだけど、今日はドルチェの紹介をしたいと思います。


これはカンノーロシチリアーノというシチリアのお菓子の中で一番有名なお菓子。
カンノーロとは小さな筒という意味。
中にはリコッタチーズにチョコやピスタチオやバニラの風味をつけたものが入っている。
結構甘い・・・ けど、おいしいです。

そしてこちらはトリノ名物ビチェリン。

















チョコレートと生クリームとカフェが入っている温かい飲み物。
甘すぎずこの絶妙な組み合わせがとても美味しい。
トリノに来たら、Al Bicerin というビチェリンの老舗のカフェで是非飲んでいただきたいです。
このカフェは、1763年に創立されたとても歴史あるカフェで、中は少しフランスの雰囲気が漂いとてもかわいらしい。

こちらは、そのAl Bicerin というカフェで食べたアイスにカフェをかけたデザート。


これがもう、大きいのにぺロッと食べられるくらいとてもとても美味なのです。

締めはやっぱり和菓子。


今日友達の家に行くために作った、みたらし団子とあん団子。
和菓子と緑茶の組み合わせ、やっぱり最高。

こないだ、日本の定番お菓子、みりん揚げをイタリア人にあげたら、う~ん、食べられるけど、喜んで食べるものじゃないねって言われた・・・
私にとっては一度手を出したらなかなかとまらないお菓子なのに!
やっぱり味覚はかなり違うようです。
日本の塩っぽいのに砂糖がついているお菓子とか、イタリア人、苦手な人が多いようです。

2008年2月12日火曜日

トリノの街角

トリノを街を歩いていると、不思議な建物を目にすることがあります。

アパートの外壁。
たま~に、白い壁の一部に、全くその壁とは異なる雰囲気を持つ一片が埋まっているのです。

こんな感じで・・・  (この真ん中に埋まっているもの)


この不釣合いな壁の一片はどうやら中世の時代のものらしいのです。
当時は窓だったのですが、これは途中で途切れていますね。
一時は建物を改装したとき等に埋まってしまって見えなかったらしいのですが、ある時それを発見し、これは歴史があるものだから大事にしなくては、とまた外に出してもらえたらしい。

これは完璧な姿を残すもの。


ヨーロッパの建物って、中身は変わっても外観は何百年と同じ姿を保っていたりするので、歴史を肌で感じることができて好きです。

そしてこれはだまし絵。
























あまりだまされなかったけど、こんな風に大胆で大きなだまし絵があると、あ~ イタリアだなあ、ってつい嬉しくなってしまいます。

話は変わって先日、新たな簡単ケーキレシピを発見。
材料いらずでとてもお手軽なんです。


レシピは、
 小麦粉 15g  
 砂糖  70g~100g (100gだと結構甘めになります)
 
 塩   少々
 
 ベーキングパウダー 16g
 
 ラム酒 大スプーン 1杯~2杯(お好みで)  無ければ他のお酒でもOK
 
 牛乳  コーヒーカップ一杯
 
 りんご 大2~3個
 
 卵   1個


①卵と砂糖と塩をボールに割り、良く混ぜます。
②小麦粉と牛乳を少しづつ入れながら混ぜて、すくいあげた時にトロトロとスムーズに落ちる半液状くらいの柔らかさにします。 (牛乳の量はこの柔らかさになるよう調整)
③ラム酒とベーキングパウダーを加え、良く混ぜます。
④イチョウ型に切ったりんごを入れて混ぜます。
⑤バターと小麦粉を少しふるった型に④を入れ、170度のオーブンで約40分焼きます。

何だか最初は、りんごばっかりでどうなることやら、と思ったらちゃんとケーキらしくなりました。

2008年2月9日土曜日

メルカート

ここ数日、本当に春みたいな気持ちがいい気候で外にでるのがとても楽しみ。

メルカートも太陽が出ているときは更に活気があり、果物や野菜も生き生きしているように見えるのは私だけ??

ここは良く行く農家の人たちが直接売りに来ている市場で、とても新鮮な野菜が手に入ります。


お肉屋さんやチーズやさんは、ある建物の中に集まっていて、
こんな感じでハムやサラミの切り売りをしていたり、
















お肉屋さんではまるどと鳥がぶら下がっていたり、大きな生ハムのかたまりがぶら下がっていたり・・・





 









ひょうたん型のチーズもブラブラ・・・

パン屋さんにはいつも誘惑と葛藤させられるピザ。


イタリアは ’列’ というものがないので、お店の人に次は誰? と聞かれたら、ちゃんと自分で主張をしないとどんどん後から来た人に抜かされてしまいます。
私、よくどんどん抜かされています。。

トリノの象徴 モーレ


トリノの象徴といえば、モーレ・アントネッリアーナ。

イタリア映画発祥の街、トリノに美しくそびえ建つシンボル。煉瓦造りでは欧州最高の高さ(167.5m)の建造物。中には国立シネマ・ミュージアムがある。

中のシネマ・ミュージアムはとても見ごたえがあります。
小さな小部屋がたくさんあり、各部屋ごとに様々な映画のワンシーンが再現されていたり、映画が初めてできた頃からの歴史を見ることができたり。

また、中にあるエレベーターではちょうど中心を突っ切って上まで上れます。
エレベーターに乗って上がっていくときは上に行くほど狭くなるので、え~~っ ほんとにここ入っていけるの~?? という感じに上の細い部分に吸い込まれていくように上り、上った先からの景色は素晴らしい!

この建物、私の大学のまん前くらいにあるのだけど、毎日どんなんかな~って無意識に見てしまいます。
何故かって、お天気によってその装いはとても変わってくるのです。
霧の日はほぼ何も見えない中から細い線が延びている。
スカッと晴れた日は青い空にくっきりとその特徴的な輪郭が浮かんでとてもきれい。
























さて、今日はサルシッチャのトマトソース煮。
こちらのソーセージってとても太くてちょっとグロい感があるのですが、味が濃くてとてもおいしいです。