朝から一歩も外に出ず、一日、家でテスト勉強をしたのですが夜になり、やはり一歩も外にでないのはね~、ということで彼と近所の美味しいジェラート屋さんに行って来ました。
私達が入った時はお客さんは誰もおらず、いつものお店の人が一人でした。
ここは、私がイタリアに来てすぐの頃からたまに来ていたのですが、ジェラートも美味しくお店の人もとても親切。
今日は2ユーロカップ二つ、だったのですが、とても大盛りに盛り付けてくれました。
その後はお店を出て散歩をしながらジェラートを食べていたのですが、ジェラートがとてもとても美味しくそして本当に大盛りだったので、二人で嬉しくなりその気持ちをどうしてもお店の人に伝えくなり、帰り道お店に寄り、「 おいしかったですよ 」 と伝えて行く事にしました。
散歩後、お店の前を通り、入り口からまだ一人で働いているさっきのお店の人に、
「 おいしかったですよ。 ありがとう~ 」
と、二人で言いました。
でも、その人は遠くから顔を縦に一振りしてうん、とうなずいたのみでした。
何となく寂しくはありましたが、二人で ’ こういう気持ちは伝えることが大切だからね ’ と満足しながら家路につきました。
しばらくしたらなんと、後ろからさっきのお店の人が、
「 すみません、さっき何かおっしゃってたのが聞こえなかったのですが、大丈夫でしたか?」
と、わざわざ追いかけて聞きにきてくれたのです。
私達が、
「 いいえ、おいしかったのでそれを伝えたくて・・・ 」
と言ったら、とても笑顔でありがとう、といいながら帰っていきました。
何だか、とても小さなことなのですが、私達にはとても心温まる出来事でした。
イタリアのサービスは日本のそれとは全く違うと考えた方がいいくらい、たまにがっくりすることがありますが、こうやって人間味をとても感じられることも逆に良くあります。
私がサービス業で働いていたときは、お客様から頂く、’ ありがとう ’ ’ お疲れ様 ’ 等の一言がとても嬉しかったのを覚えているので、お店等でいい接客をしていただいた時などはなるべくそれを言葉で伝えるようにはしています。
イタリアでは受身で待つサービスというよりは、どちらかと言うと客側から積極的に近づいていく、という印象があります。
何というか、日本のような隅々まで行き届いていたサービスではなく至らない点が少々あったとしても、それをカバーするコミュニケーション能力、ユーモア、温かさを感じるというのか。
つまり、本当の人と人との触れ合いを感じるのです。
もちろん嫌な思いをすることもありますが、やはり人との触れ合いで感動をもらえたり、喜びを与えたりもらったり・・・ って、何より大切だなあ、としみじみ思いました。










