2008年9月3日水曜日

夏の思い出 ~コート・ダジュール ~ 4 鷲巣村編

今回の旅の予定として、最初から唯一決めていたこと、それは、断崖絶壁、山のてっぺんにある鷲巣村で有名なロック・ブリュンヌに行くこと。

マントンからすぐ近くなので、車で15分~20分くらい。

そこからの景色は目を見張るものがあります。


どちらを見渡しても青い海、そして眼下に広がる段々畑ならぬ段々家。
モナコの町並みも見渡すことができます。

もともと、鷲巣村は敵の侵入を避けるために高い場所に城壁を作り、その中に村を作ったもので、このロック・ブリュンヌのお城は10世紀まで遡るらしいのです。

でも、こんな美しい景色を毎日見ていたら戦いのことなんて忘れちゃわないのかなあ、とふと思ってしまったり。


村の中には細い道が続き、石造りの家が建ち並びます。



















家々の間から覗く青い空がいちいち気になって覗いてしまう。






































鍛冶屋かしら?? かわいい看板。

































全ての道が、光を帯びてとても神秘的に見えます。


家の門もカラフルでどこもかわいい。


そしてこの近くのもう一つの鷲巣村、エズ。
ここは二年前に訪れたことがあるので上までは上らなかったのですが、今回はあらゆる面からのエズを堪能しました。

前に訪れたときは、村まで登る下からと、登り終わった上からの景色。
今回は車で行ったので、真後ろから、横からの景色を見ることができました。


これはサイドから。

この下写真の左上に上の写真の村があるのです。
正に断崖絶壁。


   これは反対側から。


鷲巣村、エズを見てから虜です。
その、フランス、というより、’ 聳え立つ小国 ’ といった雰囲気に惹かれるのでしょうか。

こうやって、鷲巣村などを回りながらも、近くの海岸で泳げそうなとこを探し、色々な海岸を楽しんできました。


海岸もそれぞれですね。



















小規模のとこは比較的人も少なく、水がきれい。 


そしてトップレスの女性が多いのに驚きです。

でもやっぱり港の近くとかだとちょっとにごってしまっていて残念。。

おまけに海を背景にしたイチジク写真。 かなりぶれていますが。





















これは、ここでおにぎりを食べていたらイチジクを沢山もっていた通りすがりのおじちゃんが、

 ’ ボナペティ! ’

と、くれました。
こういう通りすがりの旅の出会いもいいですね。

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2008年9月2日火曜日

夏の思い出 ~コート・ダジュール マントン~ 3

ある青空が澄み渡る日、 


   
   ’ あそこに登ってみよう! ’

と、車を運転中に急に彼が言い出した先は、目の前に聳え立つ高い高い山の上。


先に何があるかは分からないけれど、何だかきれいそう、ということでありえなくガタゴトな道を登って行き、段々道と言えるのか、というような山の中の細いスペースになっていきます。


そして、最期にはこれ以上車ではいけないねえ、というような道になってしまったので、そこに車を置いて、ビーチサンダルで山を登って行くことに・・・

これが楽しいのです。

というのも、歩いているとすぐ横にイチジクの木があったり、
ベリーの実があったり。




















疲れてもこうやってつまみ食いをしながら登っていたので、気づいたら小さな小さな山の上の村に着いていました。


そこはCastellar(カステッラール)という古い町。


家もきっと何百年もここにあるんだろうなあ、という趣のある家ばかり。































お家の前のかわいい空間。 つい勝手に座ってしまいました(笑)


さて、私達のお家、キャンプ場では、毎日のようにご近所さんが変わったりもします。
その中でも私達のすぐ上にテントを張っていたフランス人の家族は主の用にずっといました。

パパ、マンマ、10歳、7歳の女の子2人、そして2歳のちびっ子君1人。


下の坊やは天真爛漫でおちゃらけキャラなのですが、お姉ちゃん二人が、と~っても恥ずかしがりやさんで、手を振ると、恥ずかしそうにテーブルの下でチラッと手を振るのです。


でも、後でお母さんから聞いて知ったのですが、どうやら私のことを好きになってくれたらしく(笑)、ある日、私がトイレから出てきたら二人が私のことを待っていて、蚊の鳴くような声で、

 
   ’ C'est pour vous ' (これ、どうぞ。)

と、とてもきれいな貝殻を渡してくれたのです。

 ’ Merci!!  ’   と言うと、、また蚊の鳴くような声で ’ De rien ’ と言い、2人で走り去って行きました。

あまりの二人のかわいさと純粋さにもう私はメロメロ。
次の日、私も2人にと、海岸で一生懸命きれいな貝殻を探したのですが、どうしても見つかりません。

ということは、2人はきっと頑張って見つけ出した貴重なものを私にくれたんだなあ、と思いまた感動。

そのご家族はノルマンディーから毎年ここにバカンスに来ているようで、最期にはまた女の子2人から、ノルマンディー特産の香水まで頂いてしまいました。

子供達3人とも、本当に純粋で良い子だなあ、と思っていたら、やっぱりお母さんなんですね。
















お母さんが、とても素敵な女性。
なんというのか、飾ることなく自然で、とても控えめなのですが、内側の美しさが姿勢、笑顔、表情すべてに表れているのです。

あ~、こんな女性になりたいな~、と憧れてしまいます。
納得ですね。 こんな素敵なお母さんにこの子供達。
ちなみにお父さんもお笑いキャラで、とてもキュートなパパでした。




















 
                           つづく・・・

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2008年9月1日月曜日

夏の思い出 ~コート・ダジュール マントン~ 2

マントン、この町では、たったの一週間の滞在なのに、色々な嬉しい出会いに遭遇しました。

まず、その内の一つがこのレストランにて。。

























ここが、私にとっては100点満点なレストランでした。
前菜、メイン、デザート、全てと~ってもおいしく、雰囲気も私好みの白を基調としたかわいらしいもの。

中はこんな感じ。














    

  











ちょっとアンティーク調の雑貨も売っていて、欲しくなるものばかり。

そして料理。
前菜は私はお魚のクリーム煮のようなもの、彼は鴨肉のサラダ。






















そしてメインは、私はほうれん草のキッシュと、リンゴのカラメルキッシュ。



このリンゴのカラメルキッシュ(奥のカラメル色のキッシュ)が、もう思い出すだけでため息とよだれが出てしまうくらい美味しかったのです。

リンゴのカラメルキッシュというので、甘いのを想像するとお思いますが、甘いだけではなく甘香ばしく、きちんと他の食事と調和するしっかりとした味。

そしてデザートは、タルト・タタンとヌガーのアイス。 これも絶品。















話が食べ物にずれましたが、このレストランにはお二人の日本人の女性らしき方も食事をされていました。

日本人かな~、と思うとすぐに声をかけたくなってしまう私は(前に声をかけて全然日本人じゃなかったという経験もありますが 汗)、ドキドキしながら声をかけてみたらやっぱり日本人!

お一人はマントンの近くのBeau soleilという町(モナコの隣)に住んでいらっしゃる方で、もうお一人は日本からそのお友達を訪ねていらっしゃった方。


まさかマントンで日本人の方とお話ができるとは思っていなかったので嬉しくてついつい話し込んでしまいました。
こうやって外国で住んでいらっしゃる日本人の方に出会うと、色々な意味で励みになります。




そして、彼がモナコの上に位置するTurbieという町にある、Trofeo delle Alpi(アルプスのトロフィー)を見たいというので、出会った日本人の方が住むBeau soleilを少し見ながら車で通って来ました。

   マントンからモナコまでは約15キロ。
   Beau soleilはマントンからモナコに行く間にあります。

モナコのような喧騒はなさそうで、海沿いに面したまさしくコート・ダジュール、’Beau soleil’ その名の通り、美しい太陽が輝く町でした。



そして、Trofeo delle Alpi.
これは、約2千年前、ローマがこの地域に攻め込み勝利したときの証として建てられたもの。
ものすごい迫力で鳥肌が立ちました。



















ローマ時代、勝利の度にこのような証を色々なところに残していて、それが2千年後の今も目にできるというのはよく考えるとすごいなあ、と思いますが、それだけ勢力も絶大なものだったということが感じられますね。

そして、私がとても気に入ったのがTrofeo delle Alpiがあるこの町、Turbie!


と~ってもかわいらしく、全く観光化されていないので生活観がにじみ溢れているのですが、それがまた嬉しく。






















 














眼下にはモナコ、そして山間に建ち並ぶ家々、そして青い海。



















ほとんどの家にプールが・・・


やっぱりフランス大好きだな~、としみじみ思ってしまう。


長くなりますが、旅話し、つづく・・・


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2008年8月31日日曜日

夏の思い出 ~コート・ダジュール マントン~ 1

トリノに戻って来ました。

心も体も癒され満たされ、素敵な出会いも沢山あった思い出たっぷりのバカンスでした。

前にも書いた通り、行き先はフランス、コート・ダジュールのマントンという町。


レモン祭で有名でもありますが、何よりその海沿いに面したかわいらしい町並み、日常とバカンスが混在するような雰囲気、町の人たちの温かい人柄にうっとり。



















海岸は日光浴、海水浴を楽しむ人で溢れています。


どれだけ眺めていても飽きない海。














出発前、トリノでは少し涼しくなっていたので、海、大丈夫かなあ、と心配していましたが、全く無駄な心配でした。

毎日毎日海に行き、泳ぎ疲れては砂浜に寝転んで、日に日にジリジリ焼けていく肌。
今、本当に真っ黒です。(笑)
小学生くらいぶりにこんなに黒い気が・・・



街中にはさすがレモン祭があるだけあり、レモンの木を見かけることが多く、建物も明るい黄色っぽい
ものが多かった気がします。





















       かわいらしいお菓子屋さん。












メインストリートにはお土産屋さん、カフェ、レストラン、雑貨屋さんが並びます。



















カフェで食べたジェラート。
味はピスタチオ、バニラ、レモン。
レモン味の食べ物、とても多いような。


海岸、町共にニース等の大きな町に比べて落ち着いていて、安全な印象を受けました。

そして、私達が滞在したのは町を少し上った所にあるキャンプ場。
オリーブ林の中にあります。

日本にいたときはキャンプをする、という意識があまりなく、前にしたのはきっと中学生くらいの頃かなあ、といった感じでしたが、ヨーロッパではみんなキャンプをもっと気軽にするのですね。


最初はトイレとか大丈夫かなあ、と心配していたのですが、きちんとトイレもシャワーも一日に何度か清掃され、とても居心地が良いキャンプ場でした。

これがキャンプ場からの眺め。


毎日毎日期待を裏切らない青い空、青い海、澄んだ空気。

朝起きて、テントから出てこの景色を見るのが大好きでした。

そしてこれが我が家(笑) 



















テントも色々な形があるのですね。 
本当に小さな寝るだけのテントや(左奥に小さく見える)、きちんと生活空間が整った巨大テント。
私達のテントは4人用の結構大きなものでした。

空気ベッドも意外に寝心地が良く(というか私はどこでも眠れるので。。)、快適な空間でした。

ただ、写真でお分かりの通り、高い場所にあるので毎日とんでもない階段を登り下り、海岸まで徒歩15分。
登り終わる頃にはゼィハ~ゼィハ~。


























でもやっぱり後ろを振り向いて、美しい景色を見ると、少し疲れも癒された気がします。




そして予想外に楽しむことができたのが食事。

キャンプの醍醐味と言うのか、その土地の食材を新鮮なうちに調理して自然の中で美味しく頂くことができる、それがこの上なく幸せでした。

もちろんご飯も炊き、













おにぎりも作り。
サーモンやソーセージも。























キャンプ、あまりに楽しくて癖になりそうです。

そして、キャンプ場での出会い、それもまた一つの喜び。
とても嬉しくかわいい出会いがありました。 それはまた後ほど。

                                旅の話、つづく。


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