2007年9月9日日曜日

ちょっと寄り道 ピサ~Camogli



大分前のことですが、今年の夏に行った街、Camogli について書きたいと思います。

日本を発ちローマに到着。
その後車でトリノまで向かうことは決定していたのだけど、最低6,7時間はかかる為、
プチバカンスも兼ねてピサに少し立ち寄り、その後、ジェノバ州にある小さな港町、Camogliに
一泊することにしました。

~ピサ~
私の今までの勝手なイメージでは、田舎の中にポツン、と斜塔が建っている、とこんな感じだったのが実際はとても趣のある旧市街の中にドスっと構えていた。

バカンスシーズンだからか、様々な国からの観光客で溢れ返っていました。

斜塔、テレビや写真で見るとおり傾いていた。。。
お決まりのポーズで写真を撮ってみたりもした。
ただ、よくみると、一番上の段だけは傾いておらず、まっすぐ建っている。
これは、約200年少々と長い時間をかけて建築されたこの塔は、建築を始めた初期の段階で
すでに傾き始めており、傾斜を修正しつつその後の建築を進めたかららしい。

イタリア到着一日目にして観光スポットを訪れ満足した私は、その後彼お勧めの
ジェノバ州、小さな港町 Camogli に向かった。

~Camogli~
実はそこまで期待をしておらず、単純な私はもっと知名度の高い隣のポルトフィーノに行きたいな~ なんて思っていたのだけど、着いてみてその考えをすぐ撤回できる絶景に出会えました。

街はとても小さく山沿いな為傾斜が続くのだけど、そこから見える景色に感動!
フランスまでずっと続くきれいな青い海、そしてどれ一つとして同じ色の家はないんじゃないかな
と思わせるくらい、個性あふれるカラフルな家々が建ち並び、美しさだけではなくキュートさも
併せ持つ街。
近郊の国々からバカンスに来ていた人が海でとても気持ちよさそうに泳いでいる。
 
ホテルに着いてすぐ水着に着替え、ホテルのビーチに繰り出した。
ビーチには人も少なく、思う存分プカプカ浮かぶことができた。
 
夕食には・・・ あまり二人ともお腹がすいていなかったため、Camogli 名物のフォカッチャを食べることにした。
これが っんまい! 何だかモチモチして、ボリュームもたっぷり。

私は昔から、旅先でその町に住んでいる人たちの暮らしを想像(妄想?)するのが大好き。

きっとどんなきれいな町にも色々な問題があり、意地悪な人? もいるんだろう。
でも、きれいな光景の中にポツンと聳え立つ町を見ると、やっぱり
 ’こんなとこに住むと幸せなんだろうな~ ’
と、単純に思ってしまう。
Camogli, また何度でも訪れたくなる町でした。

そしてこれから始まるトリノでの生活、どんなことが待ち受けているのだろう。