2012年8月27日月曜日

安静生活解禁です。

やっと三日前に37週に入り、正期産の時期になりました。

ということで安静生活解禁。

とは言っても、約一ヶ月のベッド上での生活は予想以上に体力を奪っていて、貧血も相まって初日は30分ベッドを離れているだけでクラクラ~としてあまり何もできない状態でした。

先日の健診でも貧血で倒れているので一人でいるときは余計慎重になってしまい、最初1,2日は本当に最小限の家事だけをして、少しづつ体を慣らしています。

こんなに体力もなく貧血気味だなんて、お産なんてできない!と不安になりましたが、日々回復に向かっているのでどうにかなるかな。

同じ切迫早産で一ヶ月以上入院していた友達が、体力なくて心配になるけど ’ その時 ’ は火事場の馬鹿力でどうにかなるもんだよ、と言っていて少し安心。

いつ産まれてもいい時期、なんて思うと毎日ドキドキしてしまいます。


この週末は友達が和食をた~んと作ってもってきてくれました。

安静生活中、食事は夫や義母に作ってもらっていたのでいつもイタリアン。
とっても有難いし美味しいのだけど、やっぱり日本人だな、どうしても和食が恋しくなってしまう。

そんな中コーンコロッケやヒジキ、茄子の揚げ煮、小豆などを作ってきてくれた友達には感謝感激。

夕食はとっても豪勢な和食となりました。




日本にいたとき、母の料理を普通に食べていたけれど、離れてみて和食がいかに手のこんだ料理かというのを実感しているので、ヒジキにしても茄子の揚げ煮にしても、一品一品作ってくれた手順を想像すると、ありがとう、という言葉しかありません。

安静生活中、食べてはずっとベッド、という生活だったので体重管理が難しいのかな、と思っていたのですが、逆に全く増えなくて少しあせったくらいだったところ、安静解禁した途端に体重が増え始めました。
やっぱり自由に動けるからついつい色々なものに手が伸びてしまうのかな。
でも、自由に動けるっていい! 普通にテーブルについてゆっくり食事ができたり、ちょっとだけでも外の空気を吸えたり、普通のことがとても有難く感じます。



ビス(我が家のわんこ)は、私が急に動きだしたのでちょっと嬉しく思ってくれているのかべったりくっついてきます。

普段は夫大好きで夫の後をついて回っているのですが、朝や夜中にトイレに行きたいときは別です。

どうやら夫のベッド脇に行っても無駄だということをわかっているらしく(起きないので)、夜中も朝も必ず私の横に来て、トイレいきたいよ~と呼んできます。

それは私の安静生活中も同じで、私の元に来て、私が夫に頼んで、夫が渋々起きて外に連れ出す、というサイクルをわかっているよう(笑)



ただ、トイレではなく、朝早くおきちゃって暇だよ~ なんて時は、静かに何度も私の横に来ては寝床に戻りを繰り返し、私を起こさないように一応気を使ってくれているようです。
それがかわいくて薄目でそんな様子を眺めていたりするちょっと意地悪な私です(笑)



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2012年8月22日水曜日

残暑厳しいです

ここ数日急に暑くなり、汗だくの毎日です。
家の中にいればあまりクーラーや扇風機の必要性も感じないくらい夏場は過ごしやすい場所なのですが、今年はこんな夏の終わりになって扇風機を買おうかという話まででました。
(この記事を書いていた夜さっそく夫が天井にランプとして取り付ける型の扇風機を買ってきました)

今はベッドにずっと寝ていなくてはいけないことで余計暑く感じるのかもしれませんが、とりあえず扇子でしのいでいます・・・


ベッド生活も最近は開き直り、今しか本もこんなに読めない!と思い、有難いことに貸していただいた本もあったので毎日2冊くらいのスペースで読んでいましたが、それも尽き、さてどうしたものやら、と思っていたときにとても嬉しい贈り物が二つ日本から届きました。


一つはベッド生活だと本が必要でしょう、と妊婦や産後に関する本や小説、それから子供が生まれてから聞かせてあげられる日本の童話音楽本や食料などの詰め合わせでした。
















妊娠中に関する本は結構あるけれどそういえば産後に関する本があまりなかったことに気づき、とても有難かったです。
早速 ” どうよううたのえほん ” はお腹の赤ちゃんに毎日聞かせています。



そしてもう一つは高校時代の親友から沢山の日本食材!




 彼女も海外暮らしで、今回短い日本帰国だったはずなのに、忙しい中私の好きそうなものや忙しくなる産後も手軽に調理できて栄養があるものなど、色々考えながら選んでくれたんだろうなあ、というものばかり。
一つ一つ手にとって、その気持ちが伝わり涙腺がゆるみます。


最近涙もろいせいか、こういうことをしてもらった後というのは嬉しすぎて感動で胸が震えるのと、あ~、私は大切な人達にこういったことできてないなあ、という反省の気持ちが入り交ざって一人しみじみとします。



 彼女達は私にとってかけがえのない大切な友人で、付き合いも長く、時がたてばたつほど大好きになるのですが、それはなんでかなあ、とふと考えてみたところ、もちろん一緒にいて楽しい、話が合う、というのも大きいですが、それ以上に彼女達の人柄、相手を心から思いやることができる優しい心が私は大好きで、そしてそれをとても尊敬をしていて、だから一緒にいたい、もっと知りたい、につながっていくのかな、と。

 それは他の大切な友人に皆共通しているなあ、とも。


イタリアに来てあと数日で5年が経とうとしていますが、物理的な距離がある中いつも心の支えになってくれた友人達に、心から感謝です。


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2012年8月11日土曜日

あと二週間で正産期

なかなかブログを更新できないでいましたが、実は32週の健診で切迫早産と診断され、そのまま万が一早産になっても対処ができる大きな病院に送られ入院となりました。

入院中は24時間点滴生活でトイレ食事以外はずっとベッドの上。

最初は今生まれてしまったらどうしようという不安と、なぜ今までお腹の張りにもっと注意して過ごさなかったのだろうという後悔の気持ちでいっぱい。
張りというものが初めての妊娠ということもありよく分からず普通に過ごしてしまっていたのですが、その張りによって子宮頚管も大分短くなってしまっていました。

4泊の入院生活の後、張りもひどくはないのでということで、自宅絶対安静という条件で退院することとなりました。

自宅絶対安静とは点滴がないだけでそれ以外は病院にいたときと同じベッド生活。
家事も一切禁止です。
でも、点滴がないだけで随分違う。
とにかく点滴が嫌で、常につながれていてあまり自由に腕を動かせないし、針がささっているところはたまに痛くなるし。

少しでも長くお腹の中で育ててあげたいという思いでいっぱいで、毎日今日も一日頑張ったね、とお腹の子に感謝する日々でしたが、やっと昨日で35週に入りました!

 入院生活から今までの3週間、短いようで長く、祈る毎日でした。

でも、ここまでこられたのも本当に周りの家族や友人の支えがあったからこそ。

夫は入院になった後、すぐに大量の食料(ジュースや乾燥フルーツやクッキー)を持参!
もちろん病院では食事はでるので看護師さんに ’ 奥さんがここで食べさせてもらえないって思ってるんですか~? ’ と苦笑されていました。

わざわざ日本から電話をくれたり毎日心配してメールをくれる友人達の優しさがとっても励みになりました。

正産期まであと2週間。
 寝ているだけだけどどんどん大きくなっていくお腹。

あと少しで正産期!という安堵の気持ちと、何だか出産が近づくにつれて逆に本当に出産するのか、と現実味がどんどん薄れていくこのごろ。

ベビーベッドもベビーカーもやっとそろいましたが、もう生まれてきていいよ! というときまで準備をするのはまとうと思います(気持ち的に)。


 血流の関係で左を下にして寝たほうがいい、と先生に言われたので(確かにあお向けだと張りやすい)ずっと左下で寝ているのですが、とにかく下になっている方の耳と肩が痛い・・・
こんなことも後に笑い話にできるように、あと少しの安静生活頑張ります。


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