2010年8月29日日曜日

ハチミツ収穫とジャム作り。

今週末は青空が広がり、気候的にも暑すぎずとても過ごしやすい日となりました。
























田舎の私の散歩道。























朝起きるとすぐに外に出て、この坂道を登って降りるだけ。

距離にしてみるとほんのちょっとだけれど、その間に町の景色や色々な草花を見ることができ、頭も体もスッキリする気がするのです。


田舎の家ではマリーゴールドが満開♪


























フルーツもこの時期は一日太陽が出るだけで一気に色も変わり熟してしまうので、熟しているものはできるだけ収穫して、ジャム作りをします。





























今回は桃とイチジク。



























大なべに入れてひたすら火にかけますが、焦げ付かないようにこまめに混ぜないといけません。






























これが量も多いので結構体力を要します。





















出来上がったものはすぐに瓶詰めし、箱に入れ上から毛布を何枚かかけて、そのまま一日かけて自然にゆっくりと冷まします。
そうすることで中の空気も抜け、フタもきちんと閉まるので長期保存が可能となります。


空気が抜けフタがきちんとしまっているかどうかは、フタ中央を押し、空気が抜けていればペコペコしない、抜けていなければペコペコしてしまいます。


これで一年分のジャムの出来上がり!

ジャム作りは時間も労力も必要だけれど、一年の間夏の新鮮なフルーツでできたジャムが食べられると思うとがんばれるものです。
市販のジャム、おいしいものもあるけれど、ゼラチンとお砂糖の量が気になることが多々あるので、やっぱり手作りは安心です。



夫と夫パパは、夏の間伸び放題だった草の干草作り。

これが見ていてとても面白いのですが、機械が草を吸い込んでいき、ギュウギュウっとつめこんで、最後に真四角となってボトンっと落ちる、の繰り返し。






















夫は二日間ずっと外で働いていたので首が焼けて真っ赤になっていました。



その間私は、初めて収穫されたハチミツの瓶詰めです。




























去年から始めた養蜂。

今年の厳しい冬を残念ながら二家族が乗り越えられなかったのですが、残ったハチさん達からだけでもたくさんのハチミツがとれました。

まずは、フレームをこの遠心分離機に入れ、フレームからハチミツを取り出します。




























取っ手をぐるぐると回すと中が周り、その勢いでハチミツがフレームから離れ、下の出口からハチミツだけが出てくるといった仕組み。


出てきた蜂蜜。



























上の白い部分は蜜蝋の残りで、瓶詰めの時に上の部分だけ他の瓶にいれるようにします。


取れた蜜蝋は全部一緒に一度溶かして固めるとこの通り。





























蜜蝋はキャンドルや化粧品など、色々なものの原料になっていますが、ハンドクリームや練り香水が作れるということなので一度挑戦してみたいです。



お玉ですくって少しづつ入れていくという地道な作業。































何だかとっても感動。




























これは全部花から取れた蜜で、全部ハチさん達が集めてくれたもの。



























普通に瓶で買ってパンに塗って食べているとそんな風には感じなかったのですが、こんなに美味しいものが自然の中にあり、そしてそれをハチさん達が一生懸命集めて、最後にはこんなに大量の花の蜜が目の前に集まっている。

何だか不思議~ と思わずにはいられなくて。


大事に大事にいただきます。


今年は夫パパが新女王蜂を入れて新たな家族を増やしてくれていたので、また今後が楽しみです。
今はまだ私達は全てのことはできませんが、これからまだまだ夫パパに色々なことを教えてもらってできることを増やしていきたいものです。



夫パパといえば、とっても嬉しいことをしてくれました。

私が少し前からウスベニアオイの花を探していたのを知り、お庭かどこかで見つけて根っこからきれいに抜いて、水にさしておいてくれたのです。

こうすると根が出てきて、鉢植えすることができるとのこと。


こういった優しい心遣いにいつも温かい気持ちになります。



みーちょは相変わらずのみーちょ踊りを披露してくれ、






















ニワトリさんたちはあっちに行ったりこっちに行ったりといつも忙しそう。。

























この子達、本気を出して走るとスタスタスタターーとすごくスーパー早いんですよ!




鶏さんやヤギさん達のお世話や畑、フルーツの手入れなど田舎はすることがたくさんあってキリがありませんが、やっぱり楽しい!



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2010年8月26日木曜日

イタリア語の呼び名。

風船かずらがきれいにプクッと膨らみました。




























日本の実家でもきれいに育っているかな。







ここのところ、夏野菜をどっさり畑からいただくこともあり、お野菜ばかりの毎日です。
農薬も使っていない、味がとーっても濃い野菜たち。





























人参なんて甘くって、そのままかじってもおやつみたいに美味しい!


やっぱり果物も野菜も季節のものを食べるのが一番ですね。






























昨日はイタリア三年目の記念日でした。

ちょうど三年前の昨日、イタリアに第一歩を踏み入れました。
なのでこの日は私にとってはちょっと特別。

ということでちょっとしたお祝いに、夫と一緒にトリノの老舗お菓子屋さんGhigoに行ってきました。http://www.pasticceriaghigo.it/welcome/?page_id=2
























ここはとても繊細なパスティッチーニ(小さいケーキ)や美味しいチョコレートがあり、前を通る度にショーウィンドウのケーキを眺めてしまいます。

普通に、やったー、Ghigoのチョコレート食べるぞ~、という勢いで行ったのですが、行ってみるとチョコレートは全くなし・・・


はっ そういえば今は夏だった。。 ということに気づき、仕方なく他のものを食べることにしました。





























選んだものは、トリノ名物ジャンドゥヨットとバニラ、生クリームのジェラートパフェ

結局一番喜んでいたのは夫でした。



三年、と思うと、いつの間にそんな月日が経ったのか、とも思うし、三年経ってもまだこのイタリア語力かあ、とがっくしする部分もあります。


でもやっぱりイタリア語、分かれば分かる程面白い♪



思い返せば一年目なんて、大学で前期のみの授業の最終日、その授業が終わったとも分からず、また次の週も行こうとし、たまたま友達に会い教えてもらってビックリ、なんて感じのイタリア語力だったなあ。

授業メモさえもろくに取れず、本の一ページを読むだけでもどれだけ時間がかかっていたことか・・・


今でもイタリア人の中に入って話していたりすると、あ~、説明がうまくできない! と自分にイライラっとすることがありますが、まあでも大事なのはこれからも地道に勉強を続けていくことなのでしょう、と信じてがんばります。




イタリア語といえば、好きなのが、恋人や家族、友人の呼び方の豊富さ、そしてかわいさ♪

  カーラ!(Cara!)  (かわいい、愛しいという意)
  ベッラ!(Bella!)   (美しいの意)
  ステッリーナ!(Stellina!) (小さな星の意)
  アモーレ!(Amore!)  (愛、愛しい人の意)
  テゾーロ!(Tesoro!) (宝物の意)
  ジョイア(Gioia!)   (喜びの意)
  ピッコラ!(Piccola!)  (小さい子の意)
  パタータ!(Patata!) (じゃがいもの意)
  チポッリーナ!(Cipollina!)(小さいたまねぎの意)
  
   などなど・・・
(女性形で書きました)


え? じゃがいも? たまねぎ? 
そう呼ばれてもあんまり嬉しくないような。。といった感じですが、そういえば私も以前夫からたまねぎ(Cipollina)と呼ばれていたこともあったような。。

最初は全く理解ができず、私、たまねぎに似てる?と不思議でした。


Caraなんかはバールやお店の人がお客さんに向かって気軽に使うこともあります。

こういった言葉からだけでも、相手を思う気持ちや愛情が伝わってきて、愛情表現豊かな国民性、文化が現れていて面白いなあとよく思います。
 


ちなみに夫の日本語はというと、前に日本に行ったとき張り切って漢字カードなるものを大量に買ってきた割にはそれも封を未だ閉じられた状態・・・


先日、何かでイライラしていたのか少しムッとした顔をしていた夫に、日本語には笑う門には福きたる! という諺があって、その意味と ’ 笑門福来 ’ の4つの漢字の説明をしたところたいそう気に入ったようで、それからというもの自分が怒り顔になりそうなとき、一人で無理やりスマイルを作っています(笑)

もちろん私にも、 ’ こら~ おそい~! 早く~! ’ と怒り出しそうになったときは、
   
   クワットロ(4)カンジ!!  


と、得意そうに言ってきます。

まるで魔法の言葉のように使っていますが、でも、やっぱり不機嫌顔より笑顔でいるほうが幸せもよってきやすいですよね♪


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2010年8月21日土曜日

サルデーニャの薫り。

先日、夫が以前もこのブログに登場した、彼女のことをいつもアムルッチョアムルッチョとかわいく呼ぶジュゼッペと会ったとき、夫にこんなことを言ったそうです。


 ’ 奥さんのブログ見たよ。 次は奥さんに一眼のいいカメラをプレゼントしてあげなよ! ’


と。。。


う~ん、遠まわしに写真ヘタと?? (笑)


そしてジュゼッペ大好きな夫も本気になって、カメラか~と考えていました。
いやぁ、私としてはカメラもいいけどもっと先に必要なものがあるので、実現はしばらくはできなさそうです。



先日、久しぶりに私達がこよなく愛する、Caffe Torreに行ってきました。
Caffe Torreではシチリアのとっても美味しいグラニータ(イタリア風カキ氷?)が食べられます。


私はいつもの通り、レモンとアーモンド。
アーモンドは相変わらず絶品。





























夫は今回は少し変えて、シチリア名物、クロワッサンジェラート。























クロワッサンの中にジェラートが入っているのですが、これも温と冷のコンビネーションが最高です。
名古屋のコメダのシロノワールを思い出します。



二人でお店の前で食べていたらジョルジョ(夫兄)から電話があり、合流し彼も一緒に食べることに。

結局その後、お店の前の道で立ち話すること一時間以上・・・

ジョルジョとは同じアパートの上と下に住んでいるので結局帰り道は一緒なのに、こんなとこで立ち話を一時間以上もする兄弟。

イタリア人って一度立ち話を始めるとなかなか止まらない人が多いのです。。

私も、

 ’ じゃ、じゃあそろそろ  ’

と立ち去ろうとしても、

 ’ そう、そうね、お邪魔してごめんね。 あっ そうそう、●●の件なんだけど~ ’

となかなか立ち話を抜けられないことが多々あります。






食べ物話ついでに。

昨日、マニュエラがサルデーニャから来ている従兄弟を紹介したい、と言ってくれたので、夜みんなで一緒にジェラートを食べに行ったのですが、その時に大きな袋を持ってきて、私に、と渡してくれました。

中を開けてみると・・・





























わ~ ♪
パスティッチェリア?!?!

あまりにきれいにできていたので買ったものかと思ったら、サルデーニャの叔母さんの手作りとのこと!

アマレッティ、オレンジのケーキとバーチ・ディ・ダマ!

ピエモンテ名物のバーチ・ディ・ダマ意外はサルデーニャ特有のお菓子のようです。


これが、どれも半端なく美味しいのです。
アマレッティは一口食べるとアーモンドの香りが広がり、外はカリッ、中はしっとりしていて、甘すぎない。
バーチ・ディ・ダマは口に入れるとホロホロっとアーモンドの生地がほどけて食感が絶妙。
オレンジケーキはどうやったらこのフワフワさがでるのか全く分からないくらいフワッフワ。

マニュエラたちは、一番はアマレットで二番は・・ と順位をつけていましたが、私もつけようとしたものの無理!

甘すぎるイタリア特有のドルチェがあまり得意でない私も、このドルチェの美味しさには感動。
夫もかなり感動した様子で目をキラキラさせ、レシピを聞いて作って!と言っていました。

もちろん、さっそく叔母さんにレシピを聞いておいてね!とマニュエラにお願いしました。
こんなに美味しいお菓子がお家でできたらいいなあ。



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2010年8月17日火曜日

おばあちゃんの味。

前に日本に帰ったとき、おはぎセットなるものを母が持たせてくれた。

それはもち米と既に炊いてある小豆がセットになっていて、とっても簡単におはぎができてしまうというもの。


賞味期限がそろそろ切れそうだったので、作ってみました。


もち米が鍋の中でぐつぐついいだすと、すご~くいい香りが漂ってきます。



出来上がったおはぎを早速一つ口に頬張ってみると、何だか心がほっこり。































祖母のことを思い出しました。


あんこ大好きっ子だった私が祖母の家に行くとなると、祖母は前日か
ら大量の小豆を炊いて、おはぎやらぜんざいやらを作って待ってくれていたものです。


その時は普通に食べていたおはぎ。
久しぶりに食べたおはぎは甘くて懐かしい味がしました。




おすそ分けに、とおはぎを少し持っていった友達も、おはぎを食べた後、田舎のおばあちゃんを思い出してウルッとなったよ、と言っていました。

おはぎってシンプルな食べ物だけれど、忘れかけていた昔の温かい思い出を引き出してくれるとっても特別な食べ物。

そんなことを考えていたこの頃、母と電話で話をしていたら、お盆に祖母のところに行き、みんなでおはぎを食べながら、やっぱり私の話題となっていた、ということが発覚(笑)


親戚や祖父母の中で(いや、この中だけではないのですが)私はいつも何かしら食べ物と一緒に話題に上がることが多いらしいのです・・・




おはぎといえば和菓子を代表する一品ですが、今日は仕事後に会社の同僚に誘われて日本食レストランに行って来ました。

私がこちらに来た三年前に比べ、日本食レストランがみるみるうちに増えている気がします。

日本食人気スゴシっ。


一緒に行った同僚のサフィア(ロシア人)とパオロ(イタリア人)も日本の文化や食に興味深々で、食事中色々な質問がありました。



日本人にして失礼だと思われてしまうことってどんなこと? 

Hitto(私)はお寿司は作れるの?

日本の学校ってどんな風?

日本に外国人が住むのって難しい?

日本人はみんな相撲や空手ができるの?

などなど・・・


特に一番目の質問は良く聞かれることがあります。
日本人が礼儀正しい、ということが知られているため、そういうところも知っておきたいのでしょうね。



最初は、日本について色々聞いてくれるのも気を使ってくれているからなのかな、と思ったりもしましたが、実際目が真剣そのものだし(笑)、先日も友達と日本食レストランに行ったらバッタリとサフィアに出くわしたということもあったので、本当に日本食が好きなんだなあ、と嬉しくなります。
というか、むしろ私よりたくさんの日本食レストランに行っています。



こうやって自国に興味を持ってくれるのってすごく嬉しいので、もっと日本のことを知ってもらうためにも私もきちんと説明できるようにしておきたい。

と同時に、今こうやって様々な国籍の人たちと触れ合える大学や職場を利用して、私も色々な国の文化や食を覗いてみよう♪


あっ、そういえば、サフィアが食事中に、

   ’ たけし かっこいい!!! ’ 

ととっても夢中になった様子で言っていたので、

 ’ え?? ああ、北野武さん? あ~、 あの人はすごいよね ’

 と、かっこいい!という部分には少し違和感を感じながら言ったら、 

’ 違う! もう一人のたけし! ’

というので、う~ん、と考えて、あぁ!

 ’ 金城武さん?!’

と聞いたら、

 ’ そうそう~!! ’

と目をハートにしながら言っていました(笑)

確かに彼は格好いい。 
私も少し前に彼が出ていると知らずに映画 レッドクリフ を見て、何この人! かっこいい! と思いつつ見ていて最後に金城武さんだと気づいた、なんてことがありました。
彼はヨーロッパでも認められる格好良さなんですね~。


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2010年8月15日日曜日

イタリア温泉初体験。

  ’ 温泉に行こう! ’


というお誘いが友達カップル、マニュエラとアレッサンドロからあったので、初イタリア温泉体験をしてまいりました。



温泉に行く前に、前からマニュエラがマンマを紹介したいと言ってくれていたのもあり、そして田舎の家から実はマニュエラの家は結構近いので、初お宅訪問♪


家に入ると早速とても素敵なマンマがお出迎えしてくれ、美味しいコーヒーを入れてくれました。
出かける時のバーチョ(頬にチュッとする挨拶)も必ずし、とても仲良しの二人を見ているとなんだかいいな~、と心が温まります。


美味しいコーヒーを飲んで、少し寝坊をしたというアレッサンドロも到着したところで、4人で出発進行!

























行き先は、本当はスイスとの国境近くにある温泉に行こうと言っていたのだけど、運転する男性人(車は二台でいきました)が250キロもあるのかあ、とあまり乗り気ではなかったので、もう少し近場のアオスタ谷にある、Pré-Saint Didier(プレ・サンディディエ) という温泉にしました。






















アオスタ谷の合間を高速が走るのですが、周りの景色がとても美しいです。






















山の中に小さな集落が見られ、何だかのどかな生活が想像できます。























道のりはとにかくずっと谷。























高速を降りる場所を間違えたりしながら、出発後約2時間で目的地の町にたどり着きました。




























これがまた、どこもかしこもお花だらけのとてもかわいらしい町。





























家毎に同じ花でも色が違ったりしているので、みんな話しあって色を決めたりしているのかなあ、と話しながら歩いていました。






















町全体がとても丁寧に手入れされて、きちんといつでも人を迎え入れる準備ができている印象を受けます。


























ちなみに、このあたりアオスタはフランスに近いこともあり、看板などがフランス語で書かれている場面を良くみました。
































確かに、このあたりの人たちはイタリア語のほかにフランス語を話せる人がとても多いようです。



温泉は、入場料プラス様々なサウナや温泉利用、バスローブ、アメニティ、簡単なビュッフェを含め、48ユーロ。  http://termedipre.it/#





























う~ん、イタリアの温泉って日本の温泉みたいに安くはないし、水着を着なくちゃいけないしなんかなあ、と思っていましたが、中に実際入ってみると意外に楽しくてビックリ。






















この温泉には山から湧き出る37度のお湯が使用されています。
そのお湯の良さは古代ローマ時代から知られ、17世紀頃から温泉施設が作られました。
お湯の効能としては、肌の柔軟作用、血行促進などがあげられるようです。



外に出れば目前に雪をかぶったモンブランを眺めながらお湯につかることができ、景色は最高!



この町のすぐ近くにはミネラルウォーターで有名なクールマイヨールという町もあるからか、帰りにフロントでは鍵を返すとクールマイヨールのペットボトルをいただけました。

この辺り一体はアルプスも近くきれいな山水が流れているのでしょうね。


お昼頃に到着し、夜の7時くらいまでお湯につかったりビュッフェに行ったりお昼寝したりでとても満喫することができました。



























マニュエラたちとも楽しい時間を過ごせたし、なんといってもリラックス!

温泉が恋しくてたまらなくなったらまた来よう。




帰り道は車の窓から日が沈んでいくのを眺めながら、楽しい一日を振り返っていた私達。






















夫もかなり気に入ったようで、また来よう!と言っていました。



帰り道、グルメなジョルジョ(夫兄)がこの近くにとっても美味しいレストランがある、と教えてくれたのでわざわざ高速を途中で降りて行ってみたのですがなんと休み!?!

ざんね~ん。。

その後は田舎道を、レストランを探して目を凝らしつつ車を走らせたのですがなかなか良さげなところが見つからず、結局トリノの街中で食べることになりました。。

地方が違うと料理も一気に変わるので、アオスタの料理が食べられなかったのは残念!
また次の楽しみにとっておくこととします。





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2010年8月14日土曜日

今日のハーブ:コモンマロウ

今朝、田舎の家で目を覚まし外を見てみると目を疑いました。


だって、冬?! と思うくらい町が霧に包まれて真っ白なんです。




























日本からは毎日暑いよ~、という声が聞こえてくるのにこちらはその暑さが恋しくなるくらいここ数日肌寒いのです。
こんな8月は初めてな気がします。



今年の夏はほんとうに変。

本当は今日、壁のペンキ塗りをしたかったのにこの雨じゃあ塗っても少ししたらはがれてくるはず、ということで延期。





でも、畑のトマトは無事に今年も美味しくできていて、この時期は畑のトマト、玉ねぎで作ったサラダが最高に美味しい!


























(まだ上の写真のトマトは青いですが・・・)



このサラダに大麦やグリーンピース、ツナ、ケッパーなどを入れるのが最近のお気に入り。





























最近の夫のお昼ご飯はもっぱらライスサラダか大麦サラダと柿の葉茶を水筒に入れて持っていってもらっています。



先日は久しぶりに家に一日いられる日があったので、朝から掃除・洗濯をし、お菓子作りも張り切りました。

といっても作るものはいつも同じなのですが・・・


こちらは全粒粉を入れたレーズンパン。



























私は固めのこういったパンをかみ締めながら食べるのが好きなのですが、夫はあまり好みではなく、う~ん、10点中6点だね! と明るく言っていました。(笑)


そしてBaci di Dama(バーチ ディ ダーマ)も朝から生地を準備し、冷蔵庫に寝かした後、しばらく仕事をし、ちょっとお昼寝をしよう!とベッドに入ったら友達からちょうど電話があり、ジェラートでも食べよう! ということだったのでガバと飛び起きて喜々として出ていきました。





























一日家にいる日もこうやって有効に使えると、ずっと動きっぱなしだとしてもとてもリフレッシュになります。



友達はサルデーニャ島からのバカンス帰りで、ヨーロッパで最長寿の3000年のオリーブの木に何よりも一番感動したとのこと。


3000年の木ってすごいですよね。
サルデーニャは、みんなが口を揃えて一番海がきれい!というのでずっとその海を見てみたいと思っていましたが、さらに見たいものがまた一つ増えました。




さて、今回の田舎の収穫物。


まずはブラックベリー。

























これはお庭でたまたま発見したものですが、意外と道端で発見して口に入れたものの方が甘くて美味しかったので今度はがんばって長い散歩道に探しに行こうと思います。




そして、少し前に調べて欲しいな、と思っていたコモンマロウ(ウスベニアオイ)。
























なんと普通にフルーツ畑の中にちらほらと生えていました。





























コモンマロウは、炎症を抑え、鎮静作用、鎮痛作用、収れん作用、呼吸器系の障害に効き目があるようです。


コモンマロウでハーブティを作るとブルーのハーブティができるのですが、レモンを入れるときれいなピンク色に変化します。


喉にもいいのでうがい薬にもなりますが、美肌・美白効果があり、飲用だけでなく、お湯を張ってその中に乾燥したコモンマロウを入れ、頭からタオルをかぶりスチームにしたり、ハーブティの残ったものでパッティングするなど、色々な用途があるようです。


今回は少量しか摘めなかったので、次は種を蒔いて育て、色々な効能を試してみたいものです。





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