2008年7月30日水曜日

ピネローロ 4日間滞在。

急遽、ピネローロというトリノから高速で40分くらいの町に4日間行くことになりました。

もともとは彼のみが知り合いが主催する音楽フェスティバルのお手伝いに行く予定だったのですが、直前に私にもできる仕事があるということでお誘いがあり、何の仕事をするのかは全く分かりませんが、とりあえず行ってきます。

きっとチケットの受け取りや会場監視などの簡単なお仕事だとは思うのですが、イタリア初仕事! ドキドキ。

http://www.sferaculture.com/sito/node/37

一応仕事だけれどかわいい町らしいのでちょっと楽しみです♪

ということで、更新は4日後になると思います。

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お腹の虫。

今日は朝から夕方までご飯も食べずに歩きづめ・・・

やらなくてはいけないことを後回しにしていた自分が悪いのですが、滞在許可証の更新や帰国のチケット手配等々。。

朝からあっちへ歩きこっちへ歩き、段々足も疲れ、何よりお腹が空いてくると無口になり不機嫌になりがちな私。
しかも暑い暑い。。

そんな私を怒りもせず笑わせてくれようしてくれる彼にはいつも頭が上がりません。。
成長しないと、といつも反省するのですが、腹の虫だけは。。。(笑)

しかも、あまりに疲れきった私を先に帰らせ、途中の手続きを全てやってくれた彼。
(私が横で疲れた、お腹すいた、とうるさいから一人の方がスムーズ、という噂もありますが。。。)


さすがに申し訳なかったので、今日は頑張って、いつもは売っているパイ生地を使って作るキッシュを、今日は手作りで最初から作ってみました。

ほうれん草を大量に頂いていたので、ほうれん草とツナのキッシュ。



以前キッシュ・ロレーヌというフランスのキッシュ(ベーコン、野菜などが入ったもの)を作ったのでその応用番。

う~ん、、 何だか味薄な感じでした。
お塩が足りなかったのかな?
でも、キッシュ、生地さえあれば簡単にできてしまうので、最近のお気に入りです。


~~~ キッシュ・ロレーヌ レシピ ~~~


材料: 生クリーム200ml ・ 卵2個 ・ 塩コショウ少々 ・ ナツメグ少々 ・ ベーコン150g
   (お好みでお好きなお野菜を入れてもいいと思います) ・ パイ生地

① パイ生地(市販のもの)を少し伸ばし、型に入れます。
  (型にはシートを敷くか、バターを薄く塗り小麦粉をかけるかしておきます)
  縁の部分は型に合わせて切ってもいいですが、私は内側に折り曲げてしまいます。

② ベーコンを角切りにし、フライパンで油無しで炒め、冷ましておきます。
③ ボールに生クリーム、卵を入れて混ぜ、そこに塩コショウ、ナツメグを入れます。
④ ③のボールに②のベーコンを投入。
  私はズッキーニや赤ピーマン等も炒めてこの時点で一緒にいれます。
⑤ ④を、型に入れた生地の上に流し、190度のオーブンで約40分焼いたら出来上がり♪

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2008年7月28日月曜日

イタリアの空。

家での勉強場所は窓のすぐ隣のテーブル。

なので、すぐに外のことが気になったり、隣のお婆ちゃんがベランダに出ているかとか気になったりして気が散って仕方がありません。


刻々と変化していく空も勉強なんてそっちのけでよく見てしまう。

最近のトリノは暑すぎて死ぬ~!ということは全くなく、お昼は確かに陽も強く暑くはあるけれど夜になると一気に心地良い風邪が吹いて、たまに窓を全開にしていると肌寒くさえあるときもあります。

それでもやっぱり夏は熱いものより冷たいもの、ということでイタリア人、夏は熱いパスタ!というよりは冷製パスタやInsalata di riso (ご飯サラダ)をよく食べています。


私も例には漏れず、どれだけ好きなパスタも最近はあまり食べたくなく、ご飯のサラダをよく作って食べています。

そして今日は急にたまたま美味しそうなレシピを発見♪したので、スコーンを焼いてみました。


これが、失敗したんですね~。
なんというか、あのスコーンの私が一番惹かれる部分、あの裂け目ができなくて、しかもあまりふくらまない・・・(悲)

レシピの写真はとてもきれいなのに何だか私のは外側カッチコチ。(汗)
何か給食のパンみたい。。

彼にまたダメだしをされるかなと思ったのですが、ごまかしの為生クリームを添えて出したらそれに上手くだまされたのか意外に喜んでくれました。

しかも隣のおばあちゃんもそおっと家の机の上に置いておいたら(最近は勝手に入ったりしてるので 笑)、後から、あれはおいしかったよ~、とおばあちゃんのお墨付きを頂きました。

おばあちゃん、まずいときは ’おいしくない!’、とはっきり言ってくれるのである意味助かります。

でもやっぱり次は、もっときれいに焼けるように練習しなきゃっ。

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2008年7月24日木曜日

父からの贈り物。

今日は心待ちにしていた実家からの荷物が届きました。

毎度のことながら私の大好きな和菓子、彼の大好きなかりんとう等が沢山。

その他に、色々なところに行った時にちょっとづつ思い出しては私達のために買ってくれたんだなあ、というものが。

そして今回は少し特別なものが一つ。

それは父からの贈り物。

以前母と七宝焼きのペンダントを見ていてお揃いで欲しいね~、と言っていたのを覚えていたらしく、母と二人でお店に行き私の分まで母と色違いのペンダントを買ってくれていたようです。

母とお揃い、ということもとても嬉しいけれど、イタリアから電話をしてもあまり電話にも出てくれないような父が私のことを思って買ってくれたんだなあ、と思うとそれもまた言葉に表すことができない嬉しさがこみ上げてきます。

こんな、海を超えて伝わってくる愛情にいつも助けられていると実感。


さて、最近の私は夏休みということで暇そうに見えますが、実際暇でもあり、やるべきことも沢山あったりします。

でも、試験が目の前になく少し心に余裕があるからか、街中で今まで気づかなかった小道を発見したり、素敵なお店を発見することがちょくちょくと。

光が細く入る小道。



レースがとても素敵なドレス屋さん。


写真では分かりにくいけれど、胸元のデザインと質の良さそうなシルクがとても素敵でガラスに釘付けでした。


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2008年7月23日水曜日

イタリア名 ジョルジャ。

最近日本はかなり暑いとの噂を聞きますが、トリノ、暑さは少し落ち着いているような気がします。




















建物の中に入った瞬間にフッと涼しくなったりするくらい。



イタリアの建物は壁も重厚にできているからか、入った瞬間外の喧騒も嘘のようになくなりし~んと静かになることが多いんですよね。

門の中を覗くと外の厳格な雰囲気の建物からは想像できない、かわいらしい中庭がちらと見えたりすることがあるので、よくちらちらと中を覗きながら歩いたりします。
(昨日はここは入れないよ~、 と建物警備か何かの人に注意されましたが・・・)


さて、またまた隣のおばあちゃんネタが続きますが・・・

おばあちゃんは私の名前を何度言っても、なかなか覚えづらいようで、覚えてくれませんでした。

そして、私の彼フランチェスコと、上の階に住む彼のお兄さんジョルジョの名前の区別もあまりつかず、いつもフランチェスコのこともジョルジョと呼んでいました。

家の外から私を呼ぶときは最初の頃は、シニョリーナ~(お嬢さん) と呼んでいたのですが、つい1、2ヶ月前から、ジョルジョ~! と呼び始めたので、私はずっと彼フランチェスコのことを間違えてジョルジョと呼んでいるんだなあ、と思っていました。

でも前までは何か用があれば私のことを呼んでいたのに、何で最近は彼のことを呼ぶのかなあ、と不思議ではあったのですが・・・


そして昨日判明したこと!

この、毎日おばあちゃんが読んでいた、ジョルジョ~! は、実はジョルジョと言っているのではなく、ジョルジャ~!と呼んでいたのでした。
 (ジョルジョ → 男名 、 ジョルジャ → 女名 )

つまり、私のことをいつの間にかジョルジャと呼ぶようになったのです(笑)

きっと、名前を覚えるのは早々に諦めて、一番覚えやすい名前をつけたのでしょう。
でも、今朝私が出かけているときに彼に、 

  ’ スザンナはいる?’ と聞いたそうな。。。

まだまだ元気ピンピンなおばあちゃんですが、名前はやっぱり呼びやすいのがお好みのよう(笑)

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2008年7月22日火曜日

おばあちゃんのピッツァ。

先日、隣のおばあちゃんがいきなり、

 ’ ピザを作ろう ’ 

と言うので家に行ってみると、目の前で手際よくピザを作りはじめました。

あれよあれよという間にピザが出来上がり、あとはオーブンに入れるだけ。

   ↓ 焼く前



        











    → 出来上がり




オーブンはうちのオーブンの方が火の通りが良いらしく、うちで焼くことになりました。
出来上がり、ちょっと焼きすぎだったみたいだけどすごぉく美味しかった!

実はちょっと前に、彼がいきなりピザを作り出したので期待して待っていたら、大変な代物ができ(笑)、イタリア人誰でも美味しいピザが作れるわけじゃないんだなあ、と学んだところだったので。。


最近は私も頂いた食材が一杯あるので、サボり気味だった料理を頑張ろうという意気込み。

まずはニョッキのジェノベーゼ。


バジルを沢山頂いたので、初バジルペーストに挑戦。

作り方はいたって簡単で、松の実、オリーブオイル、バジルの葉、塩、にんにく、パルミッジャーノチーズをミキサーにかけるのですが、全ての味が口に入れたときにバランス良く感じられるように仕上げないといけないらしいです。

そう思うとまだまだですが、でもやっぱり摘み立てでき立てのジェノバソースはバジル風味をとても感じることができます。

そして、沢山収穫してきた桃でシャーベットを作りました。



























桃を細かく切って、冷凍庫に入れ、半凍りになったくらいで取り出し、砂糖を入れてミキサーにかけたら出来上がり。

桃桃していて美味しかった~。


隣のおばあちゃんといえば、最近毎朝コーヒーを頂きに行っているズウズウシイ私です。。

私はコーヒーを飲んで、おばあちゃんはベランダで編み物か買ってきた野菜の処理をしたりして。
最近のおばあちゃんは、昔話をよく聞かせてくれます。

娘さんに彼(今の旦那様)ができたとき、お父さんが(おばあちゃんの亡くなった旦那様)、 

 ’ 18歳はまだミルクとパンを食べていればいい! ’ と、嫉妬心から怒って大変だったとか。

旦那はいい男だった、とか。。

でも、そんなおばあちゃん、とても幸せそうで、

 ’ 私の家族は本当に素晴らしいのよ。 ’ 

と言いながら、天に向かって投げキッスをよくしています。

私もたまに何かお手伝いとかをすると、投げキッスをしてくれます(笑)

たまに、外で変なことをしている人とかがいると大きな声で怒ったりもするおばあちゃんだけど、こんなオモシロかわいいおばあちゃんとお隣さんで良かったなあ、と思ったのでした。


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2008年7月19日土曜日

イタリアの田舎。

先日、やっと例のフランス語試験の結果が出て、どうにか受かっていました~。
これでとりあえず二年生に進学できる・・・

ということで、夏休み突入!
まだ試験期間中の彼を横目に私はかなり気分がルンルンです。

今日は彼の実家に用事があって行ったのですが、畑の野菜やフルーツを一杯収穫してきました。
豆にサラダ、人参、ズッキーニ、セロリ、等々。
フルーツは、西洋スモモに桃。

これは西洋スモモの木。


西洋スモモは日本の梅と一緒に、プラムの種類に含まれるものだと思うのですが、熟したものは甘くてとても美味しいです。


桃わんさか。


こういう畑仕事、とても楽しいのですが、とにかく蚊にさされまくり。。
しかも田舎の蚊は体も大きいし元気がいいので、刺されるとかなり大きくプク~っとなります。

腕も顔も、収穫が終わった頃には大変なことに・・・

そうは言いながらも、フルーツ狩りをしながら口もモグモグ動いている私でした(笑)

でもやっぱりこうやって採れたての野菜や果物の味は新鮮で味が濃い。
前にイタリアに住んでいた友達が、イタリアの野菜は見た目ブサイクだけど、味が濃くておいしい!、と言っていた意味がよぉ~く分かります。

プチ人参。 


みんな個性豊か♪  このふぞろいな感じがイタリア人みたい。


帰り道、車からの風景。



日本の田舎もあの長閑で素朴な感じが大好きだけど、イタリアの田舎もあのなめらかな感じがとても好き。
さて、大量の桃と西洋スモモ、どうやって消費していくか考えないと。

早速今日、帰ってから桃のタルトを作ってみたのですが、出来上がり、とてもブチャイクな形になってしまったので写真はなしです・・・  ハハ・・ 次は必ず。


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2008年7月17日木曜日

パリからのお客様。

昨日今日と、パリに住んでいるお友達が旦那様とトリノまで足を延ばしてきてくれました。

友達が来てくれるのはとても嬉しいので、いつも大分前からどこに連れて行こう、とか何を食べよう、とか色々と考えるのですが、いつも何だか上手くご案内ができない私・・・

結局周ったコースは、トリノの象徴、モーレ・アントネッリアーナ(映画博物館)、丘の上のカプチーニ教会、夜景を見るべく夜のSuperga(山の上の教会)、エジプト博物館、自動車博物館、等々。

山の上にある夜のSuperga教会はお昼に見るのとは違い一段と神神しい。


そしてそこから見えるトリノの夜景は静かな光に包まれ見とれてしまう。
Supergaはトリノに初めて2006年に来たときに見たものなので思い出も一杯なのです。


二日目は旦那様ご希望の車博物館。
車には全くウトイ私も乗りたくなるようなアンティークで格好よい車ばかりでした。
予想外に楽しかったなあ。。
もちろん旦那様、他の場所より興奮気味でした(笑)


こんな車にお姫様気分で乗りたいなあ♪ (あっ お姫様って感じでもないかな??)


夕食はアペリティボ。
アペリティボとはイタリアでよく見られる、夜6時から7時くらいにみんなが仕事帰りなどに良く行く、ビュッフェ形式の料理をお酒と楽しむもの。

本当はレストランに行きたかったのだけど、6時過ぎにすでにお腹がグウグウな私達は8時開店のレストランは待っていられず、手っ取り早いアペリティボに決定。

夕方は風邪も気持ちがいいので、外で疲れた体を癒すべく飲むお酒は最高♪


ビュッフェもチーズ類、サラミも豊富でとてもおいしかったです。


色んな種類をちょこちょこつまみたい私にはアペリティボはもってこい。

それでもまだ満たされない食いしん坊な私達は、さらに場所をカフェに移動し、おいしいデザートまでたっぷり頂きました。

私と彼はチョコムースケーキ。


ここの、美味しいんだなあ~。

友達夫婦はシチリア名物菓子、カンノーロ。


ピスタチオ味とチョコ味。
甘すぎるカンノーロもあったりするのだけど、ここのは甘さが少し控えめで私も大好きです。


このカフェは色合いもかわいくてお菓子もおいしいので好きなカフェの一軒です。
おじいちゃんおばあちゃんも井戸端会議に勤しんでいます。


来てくれた友達とは、学生時代にイタリアレストランでアルバイトしていた仲間。



社会人になってからは中々会う機会がなく時間が流れてしまっていましたが、私がイタリアに来る直前、そして彼女が旦那様のお仕事の関係でフランスに行くことが決まりかけていたときに、偶然名古屋の高島屋で出会ったのです。

私も普段はあまり高島屋には行かなかったのですが何かの用事で行っていたときに、本来なら高島屋にあまり来ない彼女も偶然高島屋に用事で来ていたのです。

そんな再会がなかったら、隣の国に住んでいる今もこうやって一緒に楽しい時間を過ごすことができなかったと思うと、本当にこの再会が必然のような気がしてなりません。

異国の地で頑張っている旦那様と彼女は、言葉の壁や生活環境の違いなどで大変なこともあるはずなのに、前向きに今の生活をとても楽しんでいる様子がとても印象的でした。

最近こういう再会、別れが多かったりするけれど、やっぱり一緒に過ごした時間が楽しい分だけ、いくら国が隣でも別れはすごく寂しいものです。

でも、やっぱりこういう再会、出会い、別れ、心が温まりますね。

優しくおっとり、でもビールを一杯飲んでしまう旦那様(笑)を時々ビシッと一喝入れつつも思いやる彼女。

素直で明るく、人の心にいつも気を使う、でもちょっとドジな彼女をおおらかに包む旦那様。

そんな二人は見ていてとても微笑ましく、私も彼にもうちょっと優しく接しないとなあ、とちょっと反省しました。。。(笑)

とにかく、楽しい時間を一緒に過ごしてくれた二人には感謝感謝です。

しかも!
こんな、Ladureeの ’ 塩バターキャラメル ’ と大好きなお茶漬けの素のお土産まで頂いちゃいました。
この塩バターキャラメル、激ウマです☆

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2008年7月15日火曜日

パン屋さんで。

よく行く、アパートの一階にあるパン屋さん。

私がまだこちらに来たばかりの頃は、何を聞かれてもSi~、 No~、しか言えず(笑)、パンの名前も覚えられず(パンがカウンターの後ろにあって遠くて名前が見えないのです)、

  その大き目の
・・・ とか、
  その丸い奴・・・ とかしか言えず、

店員さんもきっと、この忙しいのに~、と思っていたことでしょう。

でも、最近は私の買うパンも覚えてくれ、行くだけで、 

 ’ パーネ・アラボ 今日は2個??  タルタルーゲは3個ね~  ’ 

と、大体の予想をたててくれます。

何だかこういうの、嬉しいです。
やっとここの住民として認めてくれたのかしら? と。。。


さて、やっと・・・ やっと今期の最期の試験、フランス語の試験が今日終わりました。
やった~!!!
ほんとうに疲れた・・・

この一ヶ月はほぼフランス語漬けで、来る日も来る日も試験に必要なDVDを見続けていたので、出演している人の小さな癖や眉毛の特徴までも覚えてしまったくらいです。

ちなみにDVDの内容は、パリの街の紹介ドキュメンタリーと、イギリスにある有名デパート、ハロッズのドキュメンタリーだったので、内容的には面白かったのですが、最期には次に誰が出てきて何を言うか、頭に染みこんでいました。。 パリにいた気分・・・

結果はまだなのですが、とりあえず終えたことに乾杯♪
ダメならまた考えよう。。。

パリと言えば、先月友達がパリ旅行のお土産で、何と私の大好きなマカロン☆を買って来てくれました。
やばい・・・ 美味しすぎる~!!


マカロンと美味しいチョコレートを食べた後は無条件に幸せになれる気がします。

ちなみに彼はマカロン初体験でした。 信じられません・・・
こんなに近くに住んでいて、しかもフランスに二年も住んでいたのにこんな美味しいものを見逃していたなんて。。

パリネタは続き、明日からパリ在住の友達が遊びに来てくれます♪
試験も終わったので(とりあえず。)、これで気兼ねなく遊べる!

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2008年7月12日土曜日

ローマ円形劇場にて、ヒーロー。

トリノでは毎週何かしらイベントやコンサートがあったりするのですが、夏は日も長く気候もいいので特に頻繁に行われています。

昨日はたまたま野外映画鑑賞の情報を見つけ、家の近くだったので行って来ました。

映画はHERO。
日本でも見たことはあったのだけど内容もあまり記憶に残っていなかったので見ることに。

しかも鑑賞会場は、ローマ時代の円形劇場のど真ん中!


上写真ではちょっと見づらいですが、こんな感じです。


といっても、トリノにある円形劇場は丸々円形ではなく、半径しか残ってはいないのですが。。

それでもやっぱり何だか特別な感じがしました。

心地よい夜風に辺りながら見る映画はとても気持ちが良く、後ろを見ると、お月様とドゥオモと青い空が重なってとてもきれい。


野外映画を見たのなんて、小学校の頃かなあ、学校の行事か何かで見たとき以来な気がします。

でも私はなぜかHEROを、ラストサムライと勘違いしており、一緒に見に行った彼に自信満々に、これは日本の有名な俳優が出てるんだよ!と、威張り、その出番を今か今かと中盤過ぎまで待っていました (早く気づけよ、という感じですが。 笑)


彼といえば、最近日本語の勉強を結構熱心にしています。
今のところまだ、平仮名、カタカナ、漢字50字くらい。。
会話は、決まった言葉しかまだいえませんが、今日、すご~くくさい! と書きたかったらしく、

 ’ 上くさい!!! ’ 

と書いていました。。。(笑)

いつか日本語で会話ができるようになるのが楽しみです。 いつかな~。。。

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2008年7月11日金曜日

トリノ大好き。

昨日、交換留学で来ていた日本人の友達二人が、日本に舞い戻って行きました。
最期の最期まで、トリノ大好き!と言っていた二人。


私も同じ時期にトリノ大学に入学したので、この10ヶ月ちょっと、とてもお世話になっていました。

いつもトリノの街のどこかにいる、という感覚だったので、昨日、見送った後もやっぱり街を歩いていると、あっ 今近くにいるかな~? なんて無意識に考えてしまうのです。

いつもその友達が頑張る姿を見ていたので、思えばその存在がなければこんなに勉強も頑張ることがうできなかったかもしれない。

そして困ったとき、精神的にもとても助けてもらっていたので、やっぱり正直とても寂しいなあ、とは思うけど、その分、こんな風に思える相手と出会うことができて、すごく幸せだなあとも心から思えます。

年齢を重ねていく毎に、出会いの数が少なくなったり、ということはあるかもしれないけれど、その分自分に必要なタイミングでポンッと必要な出会いがある気がします。


そんなことを考えていたら、日本の友達がすご~く恋しくなってきた。

空港で見送ってくれた友人の気持ち、今回自分が友人を見送ったことで、本当の意味で始めて分かった気がします。。。

次帰国するときは、親友の花嫁姿が見られたり、赤ちゃんが見られたり、盛りだくさん♪
楽しみが沢山待っているので、待ち遠しすぎる~

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2008年7月8日火曜日

温泉水。

今日から前から友達お勧めの化粧水を買いに、エルボリステリア(前にも書いた西洋の漢方薬局のようななとこ)に行って来ました。

といっても、今回教えてもらった商品は植物からではなくある温泉水を原料にした商品。

フランスのものではアヴェンヌ等が有名ですが、イタリアにも温泉は所々にあるらしく、私が紹介してもらったのは ’ Tabiano ’ (タビアーノ) というブランドの商品。

これはイタリア・パルマ郊外にある温泉の名前らしいです。

エルボリステリアに入ると、優しいお姉さんが私と友達のそれぞれの肌の診断を簡単にしてくれ、それに合った商品の紹介をしてくれます。

やっぱり全てがナチュラルなもの、ということで安心できますよね。

友達は前から使っていたタビアーノの温泉を元に調合された化粧水を勧められていましたが、私はやはり混合肌、ということで、タビアーノ原水100パーセントの化粧水を勧められました。
はい、確かによくテカッています(笑)


でも、何か効きそうじゃないですか?? 原水100パーセントなんて。

早速勧めてくださった原水100パーセント化粧水を家に帰って使用。

う~ん。。。 疑う余地なく100パーセント原水!

というのも、フタを開けた途端、あの温泉特有の硫黄の匂いがするのです。。
温泉卵を思い出す感じ。。

でも少し顔につけただけで、後、つっぱらない、乾燥しない、肌にピットリ。
すごくいい感じ♪

もうすぐクリームもクレンジングも一気に切れてしまうので、これは是非タビアーノで揃えてみたいと思います。

日本には入っているのかなあ?

でも、何よりイタリアに温泉あるならいつか行ってみたいな。。

それにしても、エルボステリア、やっぱり大好き。
葉っぱやお花の力、絶対すごいですよね。
行く度、あれもこれも欲しくなってしまう場所です♪

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2008年7月7日月曜日

甘い人生。 LA DOLCE VITA

お金では買えないプレゼント。
そんなものこそもらった時ってとても心に染みたりしませんか?

そんなプレゼント、今日頂いちゃいました。
日本から友達が送ってくれたプレゼント。

それは彼女手作り本。

 (ちなみにこれは冷蔵庫の中を眺める私だそうです 確かにこうやってよく眺めてるかも 笑)

数ヶ月前から日々感じたことを綴ってくれたり、私が興味がありそうな新聞や雑誌の記事を切り取って貼ってくれているものです。

私が好きだった深津絵里さんの雑誌での対談や、日本では新聞で毎年見る桜満開の写真、大仏の写真、IKKOの美脚写真(笑)、琴欧州の優勝時の実況中継 等々・・・

こんな小さなことまで?!ということまで覚えてくれていて本当に感動です。
(私が一時期だけ好きだった大泉洋とか 笑)

そう、私は物覚えが悪く何度も同じ話をしたり同じことを聞いてしまったりするのですが(本当にひどい・・・)、彼女はいつも私が言った小さな言葉のかけらまで覚えてくれていたりするのです。



どれもこれも、日本の雰囲気を肌で感じられるものばかりでした。

こんなまつ毛なが~い琴欧州??の似顔絵も (笑)


最近、気分が下降気味だった私をポンっと持ち上げてくれました。
何というか絶妙なタイミングに。

イタリアにいて、生活の中で感じること、思うことは沢山あるけれど、日本の時のように文章を読んで感動したり心に染みる、というのはなかなかできなくて。

もちろんイタリアにもいい文学は沢山あるのだけれど、やっぱり、日本語がしっくり心に落ち着くんですよね。 あたりまえか・・・


彼女が日々感じていたことはメールでもやりとりしているから分かってはいるつもりだったけれど、やっぱり字の温もりには勝てないなあ、と思う。

いつもこうやって支えてくれる彼女に感謝です。

早速嬉しくて自習室にまでもって行き、何度も読んでいたら隣の男の子がちらちらと覗いてきて、琴欧州の似顔絵(上写真)に釘付けになっていました。 さて何を想像したのでしょうね??

 
  ~ おまけ ~

その深津絵里さんの言葉に、

’ 信頼があれば、あえてアピールしたり、好かれようとしなくても分かりあえるような気がするんです。
 自然に、自分の思いだけでなく相手の気持ちも分かるようになれる。
 
 相手をこういう人だと決め付けてしまうとうまくいかない。
 また自分はこうあるべきとかたくなになっていても距離を作ってしまう。
 
 自分らしく、あるがままであるのがいちばんなのかもしれませんね。 ’

という言葉がありました。
すごく好きだなあ、この言葉。

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