2009年5月26日火曜日
カプレッタ 子ヤギ。
まだ生まれて二日目の子ヤギちゃん。
歩くというよりピョンピョンはねている姿が何ともいえないくらい愛らしい。
お母さんにいつもくっついて、ミルクをもらって。
見ているだけでとっても癒されます。
実はつい最近、とても身近な人が体調を崩してしまい少し落ち込んでいました。
距離も遠く、何もできないことがとても歯がゆく思えてしまうのですが、でも遠くても出来ることは沢山あるのかな、とも思うので、少しでも支えられたらな、と思います。
こういう時に、普通に暮らしているとそんなことは考えなかったり忘れていたりするのですが、健康でいることの有難さを心から感じます。
そして、周りの大切な人達にも、何も望まないから健康で幸せでさえあってくれたらいいなあ、と。
明後日からの短期一時帰国。
今回は時間の都合があり、会いたい人達に会うことができなさそうなのが残念なのですが、短いながらも一日一日を大事に過ごしてきます。
2009年5月23日土曜日
この季節・・・ 別れ? 出会い?
ほんと、なんなんだ この暑さは?? まだ5月だって言うのに・・・
町ではみんなノースリーブの子が多く、隣のおばあちゃんも去年はどれだけ暑くてもバルコニーで野菜の下処理をしたり編み物をしたりするのがあれだけ好きだったのに、こんなに暑いんじゃ外にでてらんないわ~、と嘆いていました。
今日はとにかく朝から用事が沢山でかなりバタバタしていた一日。
午前はまた用事があり田舎に行っていました。
行く度に違う色の薔薇が咲いているのでつい嬉しくて写真を一枚♪
紫陽花もそろそろ花を咲かせる準備をしています。
そして、そろそろかな~、と思っていたらやっぱり!
大好きなサクランボが実をつけ始めてる~。
早く実一杯の木の下でサクランボ狩りをしたいものです。
そして午後は、もうすぐ日本に帰国してしまう交換留学生の子のお別れ会でした。
何だかとっても不思議な気分。
ちょっと前に去年の子を空港まで見送りして、新しい子達が来たばかり、と思っていたのにもう出発の時期。。
やっぱり見送る側は少し寂しいですね。
現役大学生で交換留学として来ているので年下の子達ですが、みんなの頑張っている姿を見ていると私も色々と良い刺激を受けました。
何よりみんなとってもかわいくて素直でいい子達。
イタリア生活、始めの頃は習慣や生活の違いで体調を壊してしまったり色々悩んだりしていたこともあったようですが、それでもこうやって努力して乗り切って、友達も沢山作り、イタリアに沢山の彼女達の影を残して帰って行く。
きっとこの経験は彼女達にとって今後何をするにも大きな自信につながるんだろうな。
日本でも思いっきり羽ばたいて欲しいです。
2009年5月22日金曜日
かわいいお預かり者。
最初見たときは笑いが止まりませんでした。。
このなが~いの。
これ、玉ねぎなんです(笑)
玉ねぎから芽が生えてきていたのでそのまま植えたらこうなったとのこと。
そしてお隣にいるのは
サヤインゲン?!
もうこれには、隣のおばあちゃんも毎日見に来て笑っています。
私もこのちょっとおかしな姿に毎日癒されています。
ちなみにうちの植物達も最近の夏のように照る太陽のお陰でグングン成長中。
あんなに小さくか弱かったミントがどんどん葉っぱをつけて大きくなっています。
こちらはぺペロンチーノ。
実がなるのが楽しみで仕方ありません。
そして、すがすがしい香りに惹かれて買ったメリッサ(レモンバーム)。
これはハーブティにして飲むととてもいい香りがします。
そして、例のたなぼたトマト!
どんどん大きくなって、やっと、花が咲きました!!
いや~、この分だと実がつくの日も近そうです。
そしてイタリアンパセリも日に日にモサモサしてきています。
もうちょっと大きくなったら料理に使ってみようかな。
毎日土が乾燥している、とか、この葉はとらないと、等の隣のおばあちゃんの監視も入るので(笑)、植物達も問題なく育ってくれています。
2009年5月18日月曜日
感激ミエレ♪
家からも近いので、休憩ついでにフラッと行ってみるととても気になる蜂蜜屋さんがあったので覗いてみることに。。
その蜂蜜屋さんはCUNEO(クネオ)から来ていて、時期によって色々なところを駆け巡り美味しい蜂蜜を集めているそうです。
その方曰く、例えばピエモンテ産の蜂蜜として売っていても、実際は輸入蜂蜜を混ぜて売っている場合が少なくないそうです。 確かにその話は良く聞く・・・
色々味見をさせてもらい、ピエモンテで有名なアカシアの蜂蜜か迷ったけれど、おじさんお勧めの標高1500mの空気がきれいな山の上の花々から蜂達が集めてきたという蜂蜜を購入。
これが・・・
もう、びっくりする程美味しい。
口に入れるとトロ~りとした滑らかな食感で、甘さがとても心地よい。
今まで食べていた蜂蜜は何だったのだろうか? という感じです。
1個質問すると10は返ってくる、蜂蜜作りに情熱をかけているあのおじさんの魂が込めらている感じ。
確かに、普段食べる蜂蜜はスーパーで買ったりするものなので比較するのもなんですが。
美味しいので大事に大事に頂きたいのですが、スプーンですくって舐めたり、紅茶に入れてみたり、パンにつけたり、ヨーグルトに入れて食べたりなんてしているとすぐになくなりそう。
でも幸せにしてくれる味です。
さて、今朝は一つ試験を終えてきました。
あの試験前の緊張感はいつまで経ってもなくなりませんが、それでも少しづつは慣れてきているのかな、と願うところです。
2009年5月16日土曜日
美的 ハーブティー。
世界の色々な年で年に一度行われるパレードのようで、ちょうどカナダに以前留学していた友達の写真を見たことがあったけれど、まさかトリノで行われるとは思っていなかったのでビックリ。
イタリアでは毎年色々な都市で順番に行われるようだけれど、今年はトリノになったようです。
とにかくすごい人人。
イタリアってこういうお祭りやデモなどがあると本当に多くの人が、若物からお年寄りまで参加しています。
私達はちょっと散歩ついでにフラッと見に行ったくらいなのですが、踊っている人もいればかなりのこすプレの人もいてなかなか楽しめました。
そして今日の大きな収穫。
それは、以前から前は通ったことはあるものの中には入ったことがなかったハーブティのお店に入ってみました。
外からみると中の様子も見えないので何となく入りづらいなあ、という雰囲気・・・
でも、とても魅力的なハーブティが並んでいます。
中に入ってみると、ちょっと薄暗目で白衣を着たお店のおじさんが迎えてくれました。
カウンターの奥には沢山の種類のハーブティが並んでいて選びきれなさそうだったので、お勧めのものを聞いて2種類購入♪
一つは、数種類のお花・香辛料・チョコレート等がミックスされているもので、香りをかぐと、本当に何かのドルチェを目の前にしているような甘く酔ってしまいそうな香り。
そしてもう一つは、柑橘系の乾燥フルーツや花、香辛料がミックスされたもので、とてもさわやかな香りのするものです。
とにかく二つとも信じられないくらい香り高く、家に帰る途中何度も鼻に袋をあてて香りを楽しんでいました。
もちろん家に帰ったら早速頂きました。
迷ったあげく、まずはやっぱり私にとって初めての香りだったチョコレートの風味がする方のハーブティを選択。
これが、お湯を入れたらと~ってもきれいな赤紫の色が出ました。
口に含むと、甘い香りとは対照的に少し酸味のあるような、ローズヒップティに似た味。
でも香りは全く違う。
味と香りのギャップがまた面白く、そしてこの色とちょっとの酸味が何となく美に良さそうな感じ。
もう一つの方はまた明日試してみよう。
香りが強い分逃げやすいようなので、きちんと瓶に入れてフタを閉めてね、ということでした。
2009年5月14日木曜日
外ご飯の季節です。
牡丹かな、と思っていたら、シャクヤクでした。
きっと鳥にかじられたのかな?
地面に ボトン と落ちている花部分だけも何だか趣があります。
最近は試験週間で授業がないので家にこもって勉強をしているか、用事があって彼の実家に行くかの繰り返しが続いていますが、今日もやっぱり午前は家にこもり、午後は用事があり彼の実家へ行ってきました。
行くと必ずお庭などを一周して、どんなお花が咲いているかなあ、と確認しなくては気がすみません。
今日も沢山のお花がきれいに咲いています。
先日写真を載せたきれいなオレンジ色の薔薇も満開になってみると色がピンクの様になり、こうも印象が変わるものなのですね。
ローズマリーも、ほとんど手を加えず野放しで育てている様子なのに何年ものなのか、巨大化しています。
用事が終わった後はついでに鉢に花を植えるお手伝い。
彼のお兄さんが毎年この時期に大量のゼラニウムの花を実家にプレゼントするので、そのお花を植えました。
お庭の階段がある部分に置いたらとても華やかに♪
でも、毎日ある一定の時間、ニワトリと七面鳥を解放するので、次に行った時には花の部分だけかじりとられている可能性大ですが・・・
今日も結構体を使って働いたので終わった頃にはお腹がぺッコペコ。
ここは丘の上なのでトリノ中心街に比べるとやっぱりまだ夜は少しだけ肌寒かったりもしますが、それでもやっと外で食事ができる季節になりました。
やっぱり外での食事は気持ちが良くて大好きです。
食べながら、たまに上から葉っぱが落ちてきたり、猫が膝の上にのってきたりもしますが、それもまた良し。
この場所がお気に入りなのね。
車が動き出してもしばらくねばって動こうとしないくらい好きなようです。
気づくと、ほんの短い一時帰国まで既に2週間になっちゃいました。 が・・・ それまでに試験が2つ、日本から帰ってから2日後にまた試験、と考えるだけでも頭がフツフツとしてしまう状態で、帰国の準備どころではないですが、とりあえず、一つづつ、頑張るぞ~。
2009年5月13日水曜日
隣のおばあちゃんとミミズ。。
例えば・・・
下で子供たちが車の近くでボールを蹴って遊んでいたりすると大声で、
’ こらぁ~!! そこで何してるの あんた達! お母さんを呼ぶよ~!
と叫んでみたり、
ちょっと酔っ払いっぽい人が開いていた下のドアからアパートの敷地内に入ってしまった人を上のバルコインーから発見したとき、
’ そこで何してるの~!!! ’
ととっても大きな声で叫んでみたり、
窓から下に見える女の人が、駐車場の料金を払う機械の場所が分からなくて探している様子を見つけたとき大声で、
’ シニョ~ラ~!!!! シニョ~ラ~!!! ’
と、上から声をかけてみたり、
この間一番驚いたのは、バルコニーで、私が田舎から持ってきた土をおばあちゃんの鉢に入れてあげたのだけど、その土から何やらムニョムニョ動く物体を発見したおばあちゃんはそれを手でわしづかみ、じっと見てミミズだと言うことを認識したらすぐに、 ポイ ッ と・・・ 投げた!!
ぴゅ~っと落ちていくミミズ。。
私は鉢の中にミミズを見つけても、ミミズは土をいい状態に保ってくれるのでいつも有難いと思ってそのままにしておくのですが、おばあちゃんに見つけられたかわいそうなミミズ・・・
誰も下にいなかったからいいけれど、もし下に誰かいて、上からミミズが降ってきたら、 ぎゃ~! 何だこりゃ!!! って 恐怖におののきますよね。。
とにかくたまにとても面白い突飛な行動をするので驚くことが多々あるおばあちゃんですが、毎朝必ず顔を合わせてお互いのバルコニーの植物について語りあって、仲良くやらせていただいています(笑)
そんなおばあちゃんから前に教えてもらった、カルチョーフィのリゾット。
これが今、かなりはまっています。
普段リゾットを作る時はバターとパルメザンチーズを入れることが多いのですが、カルチョーフィのリゾットはバターもパルメザンも入れなくても何故かと~ってもクリーミーで濃くが出て美味しくできるのです。
そしてちょっと前に小腹が空いて、余っていた白玉粉で作ったみたらし団子。
あ~、やっぱり和菓子、ほっとする味です。
2009年5月10日日曜日
久しぶりのアンティーク市。
といっても、一歩外に出た途端鼻水が止まらない・・・
という状況なので、さらっと周ってすぐに帰るはめになりました。。
彼と行くと、毎回お互い向かう先が決まっています。
彼 → DVDのお店
私 → 生地屋さん
彼はDVD二本お買い上げ。
私もやっぱりついつい生地を買ってしまいました。
二枚とも似たような素材で、大好きな麻っぽい生地です。
きっと使い道は・・・ う~ん、 お茶する時に使うか、 といつも同じなのですが、ついつい買ってしまうのです。。
この生地屋さんは端布を売っているので、とてもお値打ちにいい生地が手に入ったりします。
今日買ったのなんて、70×100 の結構大きめな生地で片方は2ユーロ、もう片方なんて1ユーロ!
麻の生地って普通に買うと高かったりするのでとてもたとえ端布でもとっても嬉しいです。
さて、昨日に引き続き我が家の食卓はまたもや’アカシアの花’ となっています。
フライなので食べすぎはよくないのですが、やっぱり美味しい♪
そして、家でさばいたという七面鳥のかなり大きな塊のお肉を頂いたので、ワインとハーブで煮込んで頂きました。
最初はボッリート(ピエモンテ料理の代表でお肉を茹でてソースと一緒に食べる)を考えたのですが、やっぱり茹でるより煮込む方が好きなもので。。
たいして味付けしてないのに長時間煮込んだのと、お肉の旨味とハーブの香りでとっても柔らかいおいしいお肉の一品ができあがりました。
煮込み料理ってある程度ほおっておけるから好きなんですよねぇ。