日本にいる間、イタリアの田舎の家の花やフルーツのことがちらちらと気になっていました。
そろそろ桃の収穫かなあ、あの花は咲いたかなあ、とか・・・
戻ってきてみたら、私がいなかった間にかなり激しい雨が降ったようで、強雨にやられてしまった花やフルーツが少しありました。
今年植えたグラジオラスもその一つで、花が咲くのを楽しみに待っていたのですが雨で花が落ちてしまっていました。
でも、4輪だけ、頑張って帰りを待ってくれていました。
きれいだなあ。
そして星の形がきれいなボリジの花が咲き始めていたので少し摘みました。
砂糖漬けにしたり、氷にそのまま入れてお花の氷を作ったり楽しみです。
今ちょうど時期だったのがプルーン。
日本行きの前に見たときはまだ青々としていたのですが、今回はどの木もいい色に熟していて、ジャム用に収穫しました。
テラスに出てみたら、カートの下の部分に何か入り込んでる??
近づいてみると・・・
ミーチョでした!
他にスペースはいくらでもあるのに、狭いところが落ち着くのかなあ(笑)
今回の帰国で持ってきたものの中に、田舎の家に飾るのを楽しみにしていたものがいくつかあるのですが、そのうちの一つがこれ。
鉄風鈴。
早速窓辺に飾りました。
いつもとてもセンスの良い、日本のお友達から頂きました。
ママになったばかりでお出かけもままならないはずなのに、わざわざ会うときに渡せるようにと子育ての合間をぬって買いに行ってくれたのかな、と思うととても感動しました。
鉄の音がとても心地よく、イタリアでこの音を聞けたら嬉しいなあ、と思っていたのでとても嬉しかったです。
そしてもう一つが、母の作品、紫陽花。
季節はもう終わってしまったけれど、しばらく飾っておきます。
かれこれ10年近く母が続けているアメリカンフラワーの教室でこの作品を作ったときに先生が、私が作ったものをあなたにプレゼントするので、あなたが作ったものは娘さんにあげなさい、と言って下さったそうなのです。
私が作ったものじゃなく、あなたが作ったものを娘さんにあげてくださいね。 と念押ししながら。
なんだか嬉しかったなあ。
さて、前回の記事で紹介した、友達に教えてもらった木枠を使った織物ですが、今回はこんな黄色を使ってみましたよ。
でも、前のに比べて糸が細いから結構時間がかかるなあ・・・
2011年7月31日日曜日
日本滞在 その2
やっと少し頭がイタリアに戻ってきたところです。。
さて、今回の帰国で楽しみにしていたことの一つに、愛知県の知 られざる島、佐久島散策でした。
長く住んでいても知らないもので、そんな島があったなんて初めて知りました。
佐久島へは名鉄西尾駅の近く にある港から船に乗って行きます。
アートの島と呼ばれる佐久島、そこには多くの作品がいたるところに見られます。
地図を手に、古 墳を見に行こう!とズンズン歩いていくと、なんだかかなりジャングルっぽく、なんとなく沖縄の雰囲気を思い出しました。
佐久島でオカリナとリコー ダーを吹こう!と約束して、私はオカリナ、友達はリコーダーを持ってくる予定だったのですが、わたくし、すっかり当日の朝になったらオカリナのことなんて 頭から抜けてしまい、結局島に一緒に来たのはリコーダーだけ・・・ 友達はかばんからはみ出しながらもちゃんと持ってきてくれたのですが。
でも、 せっかくなので一緒に行った友達とその彼とリコーダー、吹きましたよ~(笑)
楽しかったなあ。
帰りには鰻で有名な一色町というところに寄 り、うな重を食べたのですが、これが感動的な美味しさ!!!
鰻は大好きで色々なお店のものを食べていますが、この一色町の三水亭というところの鰻 は絶品でした。
また食べに行きたいなあ。
今回の帰国で食べたかったものはたくさんあるのですが、その内の一つ、釜飯を食べによく家族で行く釜飯屋さんに連れていってもらいました。
そして、地元名物のモーニングは欠かせません。
私の地元ではモーニングと言い、朝喫茶店に行きコーヒーを頼めばパンやら卵やら色々なものがついてきます。
このモーニングをしに、この辺りの地域では日曜日に家族でみんなで喫茶店に行く習慣があるところが少なくありません。
今回は友達と行き、メープルシロップパンアイスのせ(豪華!)を頂きました。
そして、今回の帰国では習い事も一つ!
といっても、友達の家でケーキを食べたりおしゃべりしながら、といった感じですが。
織物のアトリエを開いている高校からの友達、J先生が、彼女が教室でも教えている木枠を使った織物を教えてくれました。
もう一人いた友達と二人で黙々と作業をしていたのですが、楽しくてなかなかやめられません。
結局、日本にいる間にあまりにはまって4個もコースターを作ってしまいました。
実はトリノに戻ってきてからも今二つ目に入っています(笑)。
名古屋文化センターで教えているJ先生ですが、教え方も上手で愉快なので、きっと生徒さんたちも彼女の元で覚えていくのは楽しいだろうなあ。
そして、私が編み物をするけど玉になっていない毛糸を買っていつも巻くときにこんがらがる、なんてことを言っていたら、こんな素敵なものをプレゼントしてくれました。
その名も、まきまきくるくる!! (あれ? くるくるまきまきだったかな?)
まだ玉になっていない状態の毛糸を大きな輪にかけ、ハンドルをくるくるまわすとまきまきしてくれる、というもので、とっても便利できれいな玉ができます。
これは大いに活躍してくれそうです♪
今回の帰国は久しぶりに夫抜きだったので、頭と体がどっぷり日本につかっていたような気がします。
その分こちらに戻ってきてから数日間はイタリア語がうまく口から出てきませんでした。
普段なかなか会えず、ず~っと会いたいなあと思っていた友達にも会え、そのちびっ子達や妊婦さん姿も見ることができて嬉しい限り。
会うたびに美味しいお菓子を山ほどプレゼントしてくれる食いしん坊仲間の友達。
何 度行ったり来たりしてもやっぱりお別れは切ない。
毎 回帰国の度にみんなからエネルギーをたくさんもらって、トリノに戻ると良い顔してるね、と言われるくらい元気になって、心もホッカホカで帰るのですが、今 回は特に、あ~ 自分の根っこはここなんだな、ととても強く感じた時間でした。
さて、今回の帰国で楽しみにしていたことの一つに、愛知県の知 られざる島、佐久島散策でした。
長く住んでいても知らないもので、そんな島があったなんて初めて知りました。
佐久島へは名鉄西尾駅の近く にある港から船に乗って行きます。
アートの島と呼ばれる佐久島、そこには多くの作品がいたるところに見られます。
地図を手に、古 墳を見に行こう!とズンズン歩いていくと、なんだかかなりジャングルっぽく、なんとなく沖縄の雰囲気を思い出しました。
佐久島でオカリナとリコー ダーを吹こう!と約束して、私はオカリナ、友達はリコーダーを持ってくる予定だったのですが、わたくし、すっかり当日の朝になったらオカリナのことなんて 頭から抜けてしまい、結局島に一緒に来たのはリコーダーだけ・・・ 友達はかばんからはみ出しながらもちゃんと持ってきてくれたのですが。
でも、 せっかくなので一緒に行った友達とその彼とリコーダー、吹きましたよ~(笑)
楽しかったなあ。
帰りには鰻で有名な一色町というところに寄 り、うな重を食べたのですが、これが感動的な美味しさ!!!
鰻は大好きで色々なお店のものを食べていますが、この一色町の三水亭というところの鰻 は絶品でした。
また食べに行きたいなあ。
今回の帰国で食べたかったものはたくさんあるのですが、その内の一つ、釜飯を食べによく家族で行く釜飯屋さんに連れていってもらいました。
そして、地元名物のモーニングは欠かせません。
私の地元ではモーニングと言い、朝喫茶店に行きコーヒーを頼めばパンやら卵やら色々なものがついてきます。
このモーニングをしに、この辺りの地域では日曜日に家族でみんなで喫茶店に行く習慣があるところが少なくありません。
今回は友達と行き、メープルシロップパンアイスのせ(豪華!)を頂きました。
そして、今回の帰国では習い事も一つ!
といっても、友達の家でケーキを食べたりおしゃべりしながら、といった感じですが。
織物のアトリエを開いている高校からの友達、J先生が、彼女が教室でも教えている木枠を使った織物を教えてくれました。
もう一人いた友達と二人で黙々と作業をしていたのですが、楽しくてなかなかやめられません。
結局、日本にいる間にあまりにはまって4個もコースターを作ってしまいました。
実はトリノに戻ってきてからも今二つ目に入っています(笑)。
名古屋文化センターで教えているJ先生ですが、教え方も上手で愉快なので、きっと生徒さんたちも彼女の元で覚えていくのは楽しいだろうなあ。
そして、私が編み物をするけど玉になっていない毛糸を買っていつも巻くときにこんがらがる、なんてことを言っていたら、こんな素敵なものをプレゼントしてくれました。
その名も、まきまきくるくる!! (あれ? くるくるまきまきだったかな?)
まだ玉になっていない状態の毛糸を大きな輪にかけ、ハンドルをくるくるまわすとまきまきしてくれる、というもので、とっても便利できれいな玉ができます。
これは大いに活躍してくれそうです♪
今回の帰国は久しぶりに夫抜きだったので、頭と体がどっぷり日本につかっていたような気がします。
その分こちらに戻ってきてから数日間はイタリア語がうまく口から出てきませんでした。
普段なかなか会えず、ず~っと会いたいなあと思っていた友達にも会え、そのちびっ子達や妊婦さん姿も見ることができて嬉しい限り。
会うたびに美味しいお菓子を山ほどプレゼントしてくれる食いしん坊仲間の友達。
泣きながら彼女の彼に、私へのプレゼン ト、これでい いかな、と聞いていた姿を見たときは、トリノが一番遠く感じた瞬間でした。
何 度行ったり来たりしてもやっぱりお別れは切ない。
毎 回帰国の度にみんなからエネルギーをたくさんもらって、トリノに戻ると良い顔してるね、と言われるくらい元気になって、心もホッカホカで帰るのですが、今 回は特に、あ~ 自分の根っこはここなんだな、ととても強く感じた時間でした。
2011年7月22日金曜日
日本の夏。
二週間ちょっとの日本滞在からトリノに戻ってきました。
日本に着いてまず驚いたのがその湿気!!
外に出るだけでお肌がじっとり、髪もペッタリ・・・
出発前から、日本は暑いから覚悟して来てねー、と数人の友達に言われていたのですが正にその通り。
夏に帰国するのが久しぶりだったのですっかりそのジメジメ感を忘れていました。
今回の帰国のメインの目的が、生まれてまだ二ヶ月も経たない甥っ子を見ること。
写真ではよく見ていたけれど、やっぱり実物を見るとかわい~。
まだ寝ているばかりで、お腹が空いたら泣いてミルクをもらい、また寝る。 寝ていても顔をくしゃっとさせたり手をぐぅ~と伸ばしてみたり、ニヤっと笑ってみたり。 そんな繰り返しですが見ていて全然飽きないので近くに寄ってじ~っと眺める。 でもなかなかその座をもらえません。。
何故かというと、さらにメロメロになっているじいじとばあばがその場所を陣取っているから。
でも、そんな嬉しそうな両親の様子や、父となって我が子をお風呂に入れている姿の兄を見るとなんだかこみ上げるものがありました。
基本的に友達の家に行ったりどこかで待ち合わせをしたり、ということが多かったのですが、少し足を伸ばして長良川の鵜飼を見に行ってきました。
まだ暗くならないうちに船で出発。
船には30人くらいのお客さんが乗っていました。
船の中には食べ物を持ち込んだり頼んだお弁当で宴会♪
この日はとても暑くジメジメしていたので船に入ってくる風がとても心地よかったです。
岐阜城も途中眺めながらゆらゆらと。
定位置につき鵜飼が始まるのを待っていると、どこからともなく盆踊り風の音楽が。
ふと見てみると踊り子さんたちを乗せた船がやってきて踊りを披露してくれました。
何とも風情溢れていい感じ。
近くにいたおじちゃん達はあの船に一緒に乗りたかったなあ、なんて言っていましたが(笑)
しばらく待った後、始まりの合図の花火が打ち上げられ、鵜匠さんたちが船に乗って鵜を引き連れてやってきます。
沢山の紐につながれた鵜達を自在に操り鮎を釣るわけですが、鵜は一瞬にして鮎をしとめるのでとても新鮮な鮎を獲ることができるのだそうです。
鮎は紐でつながれていますがぎゅっと全部締められているわけではなく、鵜にも少し獲った小さな魚が入るように少し余裕を持って締められているそうです。 ただ、本当の鵜達の食事はこの大仕事の後にご褒美として鵜匠さんたちからいただけます。
鵜は次々に鮎を捕まえ、それを鵜匠さんが引き上げ口から出させるのですが、その仕事の素早いこと。
この鵜飼には、鵜匠さんと鵜達の信頼関係がとっても大事だそうです。
いいものを見させていただき、日本の夏を堪能した気分になりました。
本当はもっと書きたいことがあるのですがまた次の記事に書きます。
というのも、まだ時差ぼけや疲れが抜けず頭がボーっとしているのです。
今回の旅は結構散々なものでした。
行きはすでに風邪っぴきの状態で飛行機に乗ったので、機内で航空性中耳炎になってしまったのです。
これは以前飛行機で仕事をしていた時に一度なり、それでもどうしても基地に戻るためにあと一便飛びたかったので、耳鼻科で鼓膜に穴を開けてもらい何とか飛んだこともありました。
上空ではあまり痛くはないのですが、降下中に耳や頭にものすごい激痛が走ります。
頭を抱えずにはいられないくらい。
風邪を引いていたり鼻が詰まっていると空気の通り道がなくなり、その状態で飛行機に乗ると気圧の変化でこの航空性中耳炎になりやすいのですが、今回まさかなるとは思っておらず、かなりしんどい思いをしました。。
そして日本到着後は今までの疲れが一気に出たのか胃を壊し、日本食を食べるのを心待ちにしていたのに2日くらいは胃が痛すぎてあまり食べられずなんだかゲッソリ・・・ (それでもかなり無理やり食べていた方だと思いますが。)
帰りは帰りで便の遅れのせいで乗り継ぎ便を逃し、4時間ちょっと空港で待つことに。。
移動に関してはこのように結構ひどいものでしたが、日本滞在自体はとても楽しい時間となりました。
次の記事では、小沖縄のような愛知の島、佐久島散策や、その他もろもろのお出かけについて書きたいと思います♪
日本に着いてまず驚いたのがその湿気!!
外に出るだけでお肌がじっとり、髪もペッタリ・・・
出発前から、日本は暑いから覚悟して来てねー、と数人の友達に言われていたのですが正にその通り。
夏に帰国するのが久しぶりだったのですっかりそのジメジメ感を忘れていました。
今回の帰国のメインの目的が、生まれてまだ二ヶ月も経たない甥っ子を見ること。
写真ではよく見ていたけれど、やっぱり実物を見るとかわい~。
まだ寝ているばかりで、お腹が空いたら泣いてミルクをもらい、また寝る。 寝ていても顔をくしゃっとさせたり手をぐぅ~と伸ばしてみたり、ニヤっと笑ってみたり。 そんな繰り返しですが見ていて全然飽きないので近くに寄ってじ~っと眺める。 でもなかなかその座をもらえません。。
何故かというと、さらにメロメロになっているじいじとばあばがその場所を陣取っているから。
でも、そんな嬉しそうな両親の様子や、父となって我が子をお風呂に入れている姿の兄を見るとなんだかこみ上げるものがありました。
基本的に友達の家に行ったりどこかで待ち合わせをしたり、ということが多かったのですが、少し足を伸ばして長良川の鵜飼を見に行ってきました。
まだ暗くならないうちに船で出発。
船には30人くらいのお客さんが乗っていました。
船の中には食べ物を持ち込んだり頼んだお弁当で宴会♪
この日はとても暑くジメジメしていたので船に入ってくる風がとても心地よかったです。
岐阜城も途中眺めながらゆらゆらと。
定位置につき鵜飼が始まるのを待っていると、どこからともなく盆踊り風の音楽が。
ふと見てみると踊り子さんたちを乗せた船がやってきて踊りを披露してくれました。
何とも風情溢れていい感じ。
近くにいたおじちゃん達はあの船に一緒に乗りたかったなあ、なんて言っていましたが(笑)
しばらく待った後、始まりの合図の花火が打ち上げられ、鵜匠さんたちが船に乗って鵜を引き連れてやってきます。
沢山の紐につながれた鵜達を自在に操り鮎を釣るわけですが、鵜は一瞬にして鮎をしとめるのでとても新鮮な鮎を獲ることができるのだそうです。
鮎は紐でつながれていますがぎゅっと全部締められているわけではなく、鵜にも少し獲った小さな魚が入るように少し余裕を持って締められているそうです。 ただ、本当の鵜達の食事はこの大仕事の後にご褒美として鵜匠さんたちからいただけます。
鵜は次々に鮎を捕まえ、それを鵜匠さんが引き上げ口から出させるのですが、その仕事の素早いこと。
この鵜飼には、鵜匠さんと鵜達の信頼関係がとっても大事だそうです。
いいものを見させていただき、日本の夏を堪能した気分になりました。
本当はもっと書きたいことがあるのですがまた次の記事に書きます。
というのも、まだ時差ぼけや疲れが抜けず頭がボーっとしているのです。
今回の旅は結構散々なものでした。
行きはすでに風邪っぴきの状態で飛行機に乗ったので、機内で航空性中耳炎になってしまったのです。
これは以前飛行機で仕事をしていた時に一度なり、それでもどうしても基地に戻るためにあと一便飛びたかったので、耳鼻科で鼓膜に穴を開けてもらい何とか飛んだこともありました。
上空ではあまり痛くはないのですが、降下中に耳や頭にものすごい激痛が走ります。
頭を抱えずにはいられないくらい。
風邪を引いていたり鼻が詰まっていると空気の通り道がなくなり、その状態で飛行機に乗ると気圧の変化でこの航空性中耳炎になりやすいのですが、今回まさかなるとは思っておらず、かなりしんどい思いをしました。。
そして日本到着後は今までの疲れが一気に出たのか胃を壊し、日本食を食べるのを心待ちにしていたのに2日くらいは胃が痛すぎてあまり食べられずなんだかゲッソリ・・・ (それでもかなり無理やり食べていた方だと思いますが。)
帰りは帰りで便の遅れのせいで乗り継ぎ便を逃し、4時間ちょっと空港で待つことに。。
移動に関してはこのように結構ひどいものでしたが、日本滞在自体はとても楽しい時間となりました。
次の記事では、小沖縄のような愛知の島、佐久島散策や、その他もろもろのお出かけについて書きたいと思います♪
2011年7月6日水曜日
帰国前の準備。
昨日試験も無事終わり、大慌てで帰国の準備に走り回っています。
今回の試験はイタリア文学の口頭試験だったのですが、文学も扱われている題材も好きだったので試験もあまり緊張することなく受けることができました。
緊張しないとは言ってもやはり待っている間に、他の人の試験を見ていてやっぱり準備が出来てないから帰る!と言って帰っていく生徒や、いくつかの質問をした後にその生徒に向かって、ついてこれていないの自分でわかるよね? また今度受けなおしたほうがいいね。 と言われている生徒を目の前で見ていると、あれ、私もついていけないかも、と焦ったりはしていたのですが。
でも、文学はやればやるほど面白い、と感じるので勉強していてもある程度楽しめる気がします。
それは多分、勉強すればその分目に見えて理解度がはっきりわかりやすいからかもしれません。
そこがやれどやれど目にはなかなか成果が見えない言語との違いなのかも。
もちろん文学も奥が深いので、理解度も幅が広く、今回試験を受けながら学んだ点も沢山ありました。
しかし、夏の最後の試験というのは毎年かなり過酷です。
春からず~っと勉強漬けで夏の試験期間が始まり、最後の試験の頃には疲れきって息切れ状態。
でもこれが終わったときの開放感はたまりません。
今回は二日後に帰国なので、試験が終わった途端に疲れているのもそっちの気で必要なものを買いに走り回り、家の掃除に明け暮れて。
それでも満足満足。
今日は夫が試験合格祝いと日本帰国祝い(何で祝い?)を兼ねてこんなものを作ってくれました。
ブレザオラ(ロンバルディア産の塩漬けの牛肉に赤ワインと香料を加えて熟成させたもの)と生ハム、サラミ、パイナップル。
作ってくれた、というより並べてくれた? と言った感じですが、とても美味しかったです。
出発前に料理に時間をさかなくてもいいように、美味しいものを食べられるように、と気遣ってくれたようです。
でも、そんな夫は風邪っぴき。
私もうつされやや風邪っぴき。
日本でひどくならないといいなあ。
まだ旅行かばんを広げてさえもいませんが、明日頑張って詰め込みます。
今回の帰国でしたいことを考えると楽しみで一人でニヤニヤ。
そんなことを考えながらすごす飛行機の時間も好きだったりします。
久しぶりの日本の夏。
ちょっとドキドキ・・・
今回の試験はイタリア文学の口頭試験だったのですが、文学も扱われている題材も好きだったので試験もあまり緊張することなく受けることができました。
緊張しないとは言ってもやはり待っている間に、他の人の試験を見ていてやっぱり準備が出来てないから帰る!と言って帰っていく生徒や、いくつかの質問をした後にその生徒に向かって、ついてこれていないの自分でわかるよね? また今度受けなおしたほうがいいね。 と言われている生徒を目の前で見ていると、あれ、私もついていけないかも、と焦ったりはしていたのですが。
でも、文学はやればやるほど面白い、と感じるので勉強していてもある程度楽しめる気がします。
それは多分、勉強すればその分目に見えて理解度がはっきりわかりやすいからかもしれません。
そこがやれどやれど目にはなかなか成果が見えない言語との違いなのかも。
もちろん文学も奥が深いので、理解度も幅が広く、今回試験を受けながら学んだ点も沢山ありました。
しかし、夏の最後の試験というのは毎年かなり過酷です。
春からず~っと勉強漬けで夏の試験期間が始まり、最後の試験の頃には疲れきって息切れ状態。
でもこれが終わったときの開放感はたまりません。
今回は二日後に帰国なので、試験が終わった途端に疲れているのもそっちの気で必要なものを買いに走り回り、家の掃除に明け暮れて。
それでも満足満足。
今日は夫が試験合格祝いと日本帰国祝い(何で祝い?)を兼ねてこんなものを作ってくれました。
ブレザオラ(ロンバルディア産の塩漬けの牛肉に赤ワインと香料を加えて熟成させたもの)と生ハム、サラミ、パイナップル。
作ってくれた、というより並べてくれた? と言った感じですが、とても美味しかったです。
出発前に料理に時間をさかなくてもいいように、美味しいものを食べられるように、と気遣ってくれたようです。
でも、そんな夫は風邪っぴき。
私もうつされやや風邪っぴき。
日本でひどくならないといいなあ。
まだ旅行かばんを広げてさえもいませんが、明日頑張って詰め込みます。
今回の帰国でしたいことを考えると楽しみで一人でニヤニヤ。
そんなことを考えながらすごす飛行機の時間も好きだったりします。
久しぶりの日本の夏。
ちょっとドキドキ・・・
2011年7月1日金曜日
田舎ぐらし。
ひょっとして秋くらいに親友がトリノまで遊びに来てくれるかもしれない?!という可能性が出てきて、一人でワクワク、一緒に何食べよう(←食い気ばっかり)といったことばかり考えていて最近幸せな私です。
以前にもブログで少し紹介したノルウェー人の友達ランディは、会社の同僚でもありますが、実は絵描きでもあります。
彼女の家に行くと沢山の彼女の作品が飾られているのですが、今回個展を開くということでランツォという山の麓も町まで夫と見に行ってきました。
写真がないのが残念なのですが、彼女の色のコントラスト自由な表現力が表れる絵が、彼女らしくとても好きです。
いつか機会があれば写真を撮ってご紹介させていただきます。
ランツォの町は私たちの田舎の町とはまた雰囲気が全く違い、山の町、といった印象。
空気も街中で暑い暑いと言っていたのがうそのように涼しい。
彼女と旦那さんはトリノの町の近くに家があるのですが、ランツォの山の家に引っ越そうか迷い中のよう。
そんなこともあり、家を是非見て欲しい、と言ってくれたので少しだけお邪魔してきました。
これがまたとっても素敵な家で、それにお庭も広く敷地内でゆったり暮らせそうな場所。
ここなら制作活動も集中できるし空気もいいし、引越しもいいと思うよ!と背中を押してきました。
でも、迷う気持ちはとっても良くわかるんですよね。
私たちもずっと同じようなことで迷っています。
田舎に行けば空気も良く、食べ物も自分たちで作った新鮮なものをその場で調理して食べられる。
睡眠や生活の質も大きく変わる。
ただ、その逆にふらっと必要なものを買いに行きたいときに、簡単なものならともかく、それ以外のものだと今のようにぷらぷら徒歩で買いにはいけなくなってしまう。
友達に会いに行くにも今より少し時間がかかってしまう。
な~んて一長一短なわけですが・・・
でも、やっぱり田舎に来ると、田舎が好きなんだなあ、と体と心が自然と感じるのです。
少し前に夫が摘んできてくれた(私にせがまれて)ラベンダー。
フルーツ畑も実が続々と色づきかけています。
ランツォではちょうど物産展が開催されていたので、お菓子やサラミを買ってきました。
このサラミはトリュフ入りなのですが、一口食べるとトリュフの香りがふわっとしておいしぃ~!
イタリアのサラミ、本当に美味しくて大好きです。
買い物のときには気づいたらカゴに入れられているか、夫が行方不明になったらサラミ売り場に行けば必ずいる、というほど夫も大好物です。
来週試験を一つ終えたら少しだけ日本に帰国です。
9月の試験のことを考えて迷っていたのですが、夫に背中を押され、少しだけですが帰ることにしました。
決めたとなったら楽しいことしか考えなくなるからか、夫から
’ 帰国が近づくに連れてきれいになってるね。。 ’
(外見的な意味ではなく目が嬉しさでキラキラしてる、というような意味だとおもわれます)
と言われました。
やっぱり嬉しいことは顔に出るんですね!
以前にもブログで少し紹介したノルウェー人の友達ランディは、会社の同僚でもありますが、実は絵描きでもあります。
彼女の家に行くと沢山の彼女の作品が飾られているのですが、今回個展を開くということでランツォという山の麓も町まで夫と見に行ってきました。
写真がないのが残念なのですが、彼女の色のコントラスト自由な表現力が表れる絵が、彼女らしくとても好きです。
いつか機会があれば写真を撮ってご紹介させていただきます。
ランツォの町は私たちの田舎の町とはまた雰囲気が全く違い、山の町、といった印象。
空気も街中で暑い暑いと言っていたのがうそのように涼しい。
彼女と旦那さんはトリノの町の近くに家があるのですが、ランツォの山の家に引っ越そうか迷い中のよう。
そんなこともあり、家を是非見て欲しい、と言ってくれたので少しだけお邪魔してきました。
これがまたとっても素敵な家で、それにお庭も広く敷地内でゆったり暮らせそうな場所。
ここなら制作活動も集中できるし空気もいいし、引越しもいいと思うよ!と背中を押してきました。
でも、迷う気持ちはとっても良くわかるんですよね。
私たちもずっと同じようなことで迷っています。
田舎に行けば空気も良く、食べ物も自分たちで作った新鮮なものをその場で調理して食べられる。
睡眠や生活の質も大きく変わる。
ただ、その逆にふらっと必要なものを買いに行きたいときに、簡単なものならともかく、それ以外のものだと今のようにぷらぷら徒歩で買いにはいけなくなってしまう。
友達に会いに行くにも今より少し時間がかかってしまう。
な~んて一長一短なわけですが・・・
でも、やっぱり田舎に来ると、田舎が好きなんだなあ、と体と心が自然と感じるのです。
少し前に夫が摘んできてくれた(私にせがまれて)ラベンダー。
フルーツ畑も実が続々と色づきかけています。
ランツォではちょうど物産展が開催されていたので、お菓子やサラミを買ってきました。
このサラミはトリュフ入りなのですが、一口食べるとトリュフの香りがふわっとしておいしぃ~!
イタリアのサラミ、本当に美味しくて大好きです。
買い物のときには気づいたらカゴに入れられているか、夫が行方不明になったらサラミ売り場に行けば必ずいる、というほど夫も大好物です。
来週試験を一つ終えたら少しだけ日本に帰国です。
9月の試験のことを考えて迷っていたのですが、夫に背中を押され、少しだけですが帰ることにしました。
決めたとなったら楽しいことしか考えなくなるからか、夫から
’ 帰国が近づくに連れてきれいになってるね。。 ’
(外見的な意味ではなく目が嬉しさでキラキラしてる、というような意味だとおもわれます)
と言われました。
やっぱり嬉しいことは顔に出るんですね!
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