2008年3月30日日曜日

夏時間

今日から夏時間のため、日本との時差が7時間になりました!
何だか近くなったようで少し嬉しい。
時差が8時間だと、電話したりチャットをするにも中々時間を合わせくかったので。
しかも、更に日が長くなり、夜が楽しくなりそうです。



















前にフランスのプロヴァンス地方に7月頃行ったとき、夜の11時くらいまで明るく、みんなが外で陽気に食事をしていて、とても感動したのを覚えています。
日が長いと一日の活動時間も増え、意味もなく楽しくなるんですよね。

さて、昨日は初ビーフローストを作ってみました。

これもまた先日知り合いにレシピを聞き、初挑戦。
牛肉のかたまりをワインや香草でじっくりじっくりローストするのですが、コツは水と塩は使わないこと。
水を使ってしまうとお肉が硬くなってしまうし、塩もお肉の水分を吸い取ってしまうのでお肉が硬くなってしまうのです。















なので、ワインやビールでローストする、ということが大切だそうです。
確かに出来上がり、本当に柔らかくて美味しかったんです。
特に特別な材料は入れていないのに、香草と肉の旨味ですごくいい味。

この横にちょっと添えられてるフルーツは、MOSTARDAと言う、フルーツをマスタード入りシロップに漬けた果物のピクルス。
























ここ北イタリアでは普通はこれをボイルしたお肉に添えて食べます。

見た目、甘くておいしそ~~なフルーツのシロップ漬けなので、ついガブっ!っとかぶりついてしまいそうなのですが要注意!
そんなことをしてしまうと、マスタードの辛味でお肉どころではなくなってしまいます。。
私はちびちびとお肉と一緒に食べましたが、お肉の味に甘味が増してとても美味しく頂きました。

それにしても、最近食べるものが本当に沢山冷蔵庫にあります。。
というのも、噂の隣のおばあちゃんが毎日のように、昨日なんて一日に三回、料理したてのものや食材を持ってきてくれるのです。。

これはおばあちゃんがパスクアで故郷に帰ったときに作ったというサラミ。

美味しすぎてパンが本当に止まりません・・・

私もたまにはケーキを焼いて持って行き、半物々交換(笑)
こういうの、好きです。

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2008年3月29日土曜日

お城の音楽会。

今日はPalazzo Realeという王宮の中で催されたコンサートに行って来ました。


このコンサートはトリノの音楽学校主催のもので、演奏者は生徒さん達。


こんなに良い気分になり感動したコンサートは久しぶり。
なんというか、あの ’ 王宮の庭 ’ 、という空間がきれいな音楽と調和して、時を忘れるくらい心地よい時間を過ごすことができました。

王宮のすぐ外は広場なのでいつも人が賑わっているのだけど、王宮の中に入ってしまえばシンと静か。
























こんな贅沢な空間できれいな音楽を聴くことができてとても幸せ。

面白いものを発見。
王宮の中のランプ、手が・・・
























中庭では子供がだるまさんが転んだ!をしていました。
イタリアにもあるんですね。 
イタリア語では、 ウノ、ドゥエ、トレ、ステッラ!! (1、2、3、星!) というらしいです。
最初はチビちゃんが鬼。


次はお父さんが鬼をして(させられて?)いました。 笑


それにしても、今日は何かだらだら過ごしていたのに、このコンサートのお陰でとても良い日になりました。

何かに熱中していたり、一生懸命一つのことを学ぼうと努力している人って輝いていてきれいですよね。
この音楽学校の生徒さん達も、きっとすごい練習量だと思います。
そんな子供(といっても結構大きい)の晴れ姿を見に来ているっぽい親御さんが一杯いました。
みんなすごく嬉しそう。
そして、私の横でお兄さんの晴れ姿を見ている彼も、誰よりも強く長い拍手をしていました(笑)

そういう私も今日は久しぶりに兄と電話で話をしたから何か嬉しかったなあ。
そろそろ一時帰国のチケットも本格的に探さなきゃっ

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2008年3月27日木曜日

Buono! リコッタ。

先日知り合いから、リコッタチーズを使ったお菓子のレシピを聞いたので、早速いそいそと市場にリコッタチーズや材料を買いに行き作ってみました。

サヴォヤールディというティラミス等に使うビスコットにアルコールを少し染み込ませ、砂糖と牛乳を混ぜたリコッタとジャムで重ねて行くだけのデザートでオーブンもいらず、とても簡単。
そして、とてもおいしい! 
















と、聞いていたのですが、何かがおかしい・・・
なんというか、特にまずいわけでもないのだけど特においしいわけでもない(じゃあ書くなよって感じだけれど)・・・
牛乳を入れすぎたのがいけなかったのか、ビスコットに染み込ませるアルコールが少なかったのがいけなかったのか、少なくとも1時間は冷蔵庫で寝かせなくてはいけないのに、待ちきれずに50分で取り出して食べたのがいけなかったか・・・
懲りずにもっと美味しくできるように研究してみます。

さて、リコッタチーズですが、イタリアではとてもお安く手に入る気がします。
私は約630gで2ユーロ20セントで買いました。
630gってかなりあります。
全然半分でよかった、というか半分の300g(約1ユーロ)が良かったのですが、容器に入っていたのでそのまま大きいのを買ってしまいました。

でも、リコッタチーズ、色々使えて美味しくてかなり重宝しています。
パスタに混ぜても美味しいし、パンに塗って食べてもおいしい。

ちなみにこれは、茹でたパスタにリコッタとカリフラワーとオリーブオイルを少し混ぜ、羊のチーズをかけて混ぜただけのもの。


リコッタチーズは脂肪分も少ないので沢山入れてもあっさりと食べれてしまいます。

今日の夜は、料理をする気分じゃなかった。。。 という訳でもないのですが、たまたま通りかかったピザ屋さんのピザがとてもおいしそうだったので(たんにお腹が空いていただけか)、ピザを珍しく買ってきて食べました。


マルゲリータ。
まわりの生地がもっちもちでおいしかった~。

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2008年3月25日火曜日

南米 サルサレッスン!

今日はペルー人の友達が誕生日会に招待してくれたので、お祝いに行って来ました。
メンバーは彼女と、他ペルー人二人、ちびっ子二人、と私。

























彼女と彼女のママが腕を振るって作ってくれた料理は、

プリモ→ カンネッローニ(筒状のパスタ)のラグーオーブン焼き


セコンド→ ペルー料理 (鶏肉や野菜を少しだけ辛いピーナッツ味のクリームソースで煮込んだもの)
























とても美味しかったです。。。。 のですが・・・
彼女達の胃袋の大きさにビックリしました。
あのイタリア人の食べる量(壮大な 笑)よりも私達は食べるわよ、と平然と言い切っていて、正にその通りでした。

そしてご飯を食べ終わったら踊ろう!という何故か自然の流れでサルサをみんなが踊りだしました。
というのも、彼女達の国では普段から踊るのが身についていて、とにかくリズムをつかむのが上手く、サルサもサンバもとても格好よく踊りこなしてしまうのです。


そこで、サルサなんて昔数回だけ友達にレッスンに連れていかれたくらいで足と手が一緒に動いてしまうような私に(笑)、みんなが本格サルサレッスンをしてくれました。
これが、とっても楽しんですね~。
何だかリズムにのれてないのに勝手にのれている気がしてとっても気分良~く踊ることができました。
今後、毎回サルサレッスンをしてもらうことも約束。

いつかあんなに早く腰を動かせるようになるのかなあ・・・


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2008年3月24日月曜日

Cante j'euv

先日のスローフード×ミュージックのフェスタの様子をYou Tubeで見つけました!

Ecco un bel filmato trovato su Youtube per comprendere lo spirito della serata Slow Food: musica e vino!!!



"I musici" sono una banda torinese dall'originale nome Bandakadabra. Sul loro sito si possono ascoltare un paio di mp3 dai ritmi balcanici.



W la musica!
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Pasquetta パスクエッタ

今日、復活祭(パスクア)の次の日はパスクエッタと言い、祭日です。
そしてみんなでピクニックをするのが恒例だそうです。

ということで、私も簡単サンドイッチを作って行ってきました。


行き先は、Villa Tesorieraという、1700年代に作られたサヴォイア家のお屋敷。














中は音楽とダンスの図書館になっていて、今日は入れなかったけれどとてもCDが豊富で質の良い図書館だそうです。
お庭はとても広々とした空間で、みんなそれぞれ気ままに散歩をしたりしています。

入り口の天井は、さすがサヴォイア家のお屋敷、とてもきれいなフレスコ画が。

と思ったら、真下ではおじさん達がカードゲームに熱中。  何かこの自由な感じ、いいですねえ。噴水の前ではきれいな虹が出ていました。 















その後は天気もいいことだし、せっかくだから近くの小さな町散策にでも行ってみよう、ということになり、フランス通りというフランスに通じる道をまっすぐ進み、Rivoliという街まで足を延ばしてきました。
この山の向こうはフランス!と思うと、このまま止まらずに突き進んで行きたくなります(笑)


Rivoliという街には、10世紀頃に建てられたお城があり、その中には現代美術館があります。














ここからの眺めは最高。小さなかわいらしい町Rivoliを足元に、遠くにはトリノの町並みも見えます。


Rivoli,こじんまりしていてとても気に入りました。
今回は着いたのが夕方だったので駆け足で散策だったけれど、次回は朝から来てもっと景色とこのきれいな空気を楽しみたいなと思います。

何だか昔から私はどうしても、都会や街の中心!という所よりもこういう小さな町に魅かれてしまうんです。。

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2008年3月23日日曜日

パスクア 復活祭の一日

今日はパスクア。
街のお店はどこも閉まり、みんな家族で過ごす一日です。

私達も彼のお祖母さんの家に、彼の親戚家族と集まってランチでした。
お祖母さんの家はトリノ中心街から車で30分程離れたところにあるとても長閑な町です。


家の庭には桜も咲いて。

料理はお祖母さんの手作り料理でと~ってもおいしかったです。

アンティパスト3種、タリアテッレラグーソース、お肉料理、コロンバ(パスクアに必ず食べられるケーキ)、マチェドニア(フルーツポンチみたいの)、そしてこちらもパスクアには欠かせない巨大卵型チョコレート。。。 やっとこれで終わり。

イタリア料理はちゃんと最初から胃袋に入る分量を計算しながら食べて行かないと三品目くらいにすでにお腹が膨れてそれから後には進めなくなるので要注意です。
最近やっと少しづつそれを学びつつあります。

帰るときは私達ももれなく巨大卵型チョコを頂きました。
卵が復活祭の象徴であることは世界共通ですが、イタリアではそれが卵型チョコレートになります。

開けてみると・・・

こんなきれいな巨大卵型チョコが。
そして更に中には。。。






 こんなおまけまで。








ここ、ピエモンテの人たちが集まるとピエモンテ弁を話すので、話がちんぷんかんぷんなときもあったけれど、みんな陽気で優しい人ばかりで楽しかったです。

ちなみに、イタリアは地域によって方言がすごく強く、例えばここ北部の人たちが南の人たちの話す言葉を聞いてもわからないことはよくあります。
ピエモンテ弁も、フランス語に近いのでなんとなく分かるときもあるのですが、やっぱり別の言葉です・・・
いつかピエモンテ弁も学ばないといけないのかなあ。

でも、こうやって親戚が集まったりするのに参加させてもらう度に、人の温かさに触れて嬉しくなります。
みんな個性色々で、すごくかわいがってくれてバーチョ(ほっぺにキス)ばかりしてくるおばさんがいたり、温かい笑顔のおばあちゃんがいたり。

やっぱり人の温もりって何にも変え難いものだなあ、としみじみ感じました。

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2008年3月22日土曜日

パティシエ気分な二日間。

明日はパスクア(イースター)。

ということで、先週からイタリアではプチバカンスのような感覚で、みんなバカンスに行ったり里帰りをしたりで街は何だかいつもより少し静か。

明日は家族で盛大なランチ、というのが普通のようです。
私も明日は彼のご実家でランチに参加させていただきますが、とりあえず、他にお世話になっている方等にお祝いを伝えるために、手作りケーキを焼くことになりました。

それがもう・・・ 疲れるのなんのって・・・
家庭でケーキを焼く場合は普通1個とかだと思うのですが、4個も一気に作ろうと思うと腕はだるいわオーブンで部屋は暑いわで。。
昨日から準備を始めて今日の午後に終了。 疲れた・・・
パティシエさんて大変なんだな~と思いました。

これは、ケーキにジャムが必要だったけれどオレンジジャムを切らしていたため、急遽手作りしたジャム。
できたては新鮮でおいしいですね。


















そして、今日は市場で豚バラ肉のかたまりを買ったので、豚バラ味噌煮を作ってみました。



















市場でお肉を買うときは、大きなかたまりから好きな量だけ切ってもらうように頼むので、結構どーんとした長いかたまりが来て、 肉!! って感じがします。
角煮ってやっぱりいいですね~
豚ばら肉のかたまり、とてもお安く手に入るので、これからまた作っちゃいそうです。

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2008年3月21日金曜日

トリノの空港。

今日は急用ができ、トリノの空港まで行って来ました。

空港の独特のあの雰囲気は昔から好き。
人がわくわくしながら旅行に行く瞬間とか、遠いところから帰ってきた家族や恋人を迎える姿、または見送る姿。
こんなに人の感情が高ぶる空間ってなかなかないですよね。
航空関係の仕事をしていたので、特に思い入れもあるのかもしれません。

トリノの空港は小さい小さいと聞いていたけれど、確かにこじんまりしていました。
今日は友達が、予定している便の日程変更を今日しないと、高いお金を出して買ったチケットが無駄になってしまう、というかなりの危機的状況でした。

空港でもなかなかスムーズには行かなかったけれど、最終的にはカウンターの人の親切な対応と、何より彼女の冷静な対応、素晴らしいイタリア語能力で、何とか日程を変更することができました。

私は何もできなかったんだけれど(笑)、やっぱり人に頼ってもらえると嬉しいものです。

空港と街の間のバスからの景色も、行きの不安を抱えたものと、帰りのこの上ない嬉しさを抱えたもは全く別物。
行きの泣きそうだった彼女も、帰りには満面の美しい笑みに変わっていました。

彼に会いに行くための大切なチケット。
彼女は、このチケット事件の前にもこの旅行に関する試練とも言える問題がいくつか発生していてかなり大変な思いをしているのもあり、彼と会えたときの喜びは言葉では表せないものでしょう。

さてさて、今日の隣のおばあちゃん差し入れ。
それは、トリッパ(牛の胃袋)の野菜煮込み。



















これが、ほんっとうにやばいほど、おいしかった。。 すごく。
今度、作り方を聞いてみて自分でも挑戦してみる予定です。
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2008年3月19日水曜日

禁断のクリーム ヌテッラ。

イタリア人が愛してやまないヌテッラというクリームがあります。

ヌテッラとは、ピエモンテ州名産のチョコレートクリームのようなへーゼルナッツのクリーム。

前にも食べたことはあったし、スーパーでも目に必ず目にするし、ヌテッラがおいしすぎてやめられなくて困っている友達(笑、 でもそれだけおいしいのです ねえかなちゃん)を知っていたので、あえて買うことは控えていました。
なぜって、もし買ったら私もやめられなくなることは目に見えすぎてるから・・・

しかし。。。 つい先日彼が何故か急に思い立ったのか買ってきたのです。
買ってきてしまったんなら仕方がない。 ウヒヒ
ということで、朝食はパンにヌテッラ。

これが、わかっちゃいるけどやめられない。
おいしいんです!
へーゼルナッツの香りがふわっとしておいしくって、パン無しでも指ですくって食べてしまう・・・
ついに禁断のものに手を出してしまいましたが、朝食がより楽しく、そして長くなりました。(笑)

今日の夕食は、隣のおばあちゃんに頂いた豚肉のかたまりを隣のおばあちゃんに頂いた手作りトマトソースで煮込んだもの。



















これ、かなり煮たのでとてもお肉が柔らかくなりました。
そしてデザートは頂き物のオレンジ。
頂き物ばかりです・・・

今日は友達からの手紙も届き、それだけで幸せ日でした。
やっぱりその人の字を見られる手紙は心も温かくなりますね。
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2008年3月18日火曜日

テラスでカフェ 

今日は授業が一コマの楽々日。

春爛漫で、街のお花も一気に咲き出しました。



















怠けずに勉強すべき?なのですが、お天気も良かったのでそんな気にもならず、友達の家にお邪魔してお茶を頂いてきました。

その友達のお家はセンスがとても良く、いついっても我が家のようにくつろいでしまう・・・
しかも最近ベランダにお茶用のテーブルと椅子を置いたということだったので、早速そこでお茶を頂きました。


今日はぽかぽか陽気だったので、太陽の光を浴びながらベランダでまったりとお茶をすることができました。
こういう瞬間、一番幸せかも。
何も特別なことはないのだけど、自然を感じながら友達とおいしいものを食べながらまったり・・・

お庭にはちょっと前に買ったという苺の苗が。



















いつか実がなるのが楽しみですね。

とってもおいしいパンを頂きました。


シナモンくるみパンと麦パン。
素朴で噛めば噛むほど味がでる~。 おいしかったです。
ジャムは彼女の旦那様のお母様お手製。 とっても美味!


ベランダでお茶をしたりご飯を食べたりすると、更に食べ物がおいしく感じ、更に楽しい時間を過ごすことができるので大好きです。
うちでもやりたいな~。。 というかスペースがないのでいつの日か・・・




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