23日の夜には例年通りカステッロ広場で火がたかれ、その真ん中にある棒が最後にどの方向に倒れるかでトリノの今年の幸運の方角が決まります。

着いたときにはすでに倒れていました。
それにしてもすごい人。
本当にイタリア人ってお祭り好きです。 といいながら私もちゃっかり参加していますが・・・
田舎の家に行くと、とても清々しい青空が待っていました。


夜9時半でもまだ明るく、淡い光の中に包まれる町はとてもきれいに見えます。

ヘーゼルナッツも順調に育っていて、今年は収穫もかなり期待できそうかな。

心待ちにしていた西洋ボタイジュの花が、なんとしばらく続いていた雨で今年は開花せずに終わってしまいました。。(涙)
今年も頑張って収穫しよう、と思っていたのでショックだなあ。
しかし、今年はフルーツもどれもとても豊作です。
プルーンは去年は不作だったのに今年はどの木も鈴なりです。

早速一番熟した木から少し収穫して持って帰りました。

木を見ていてもあまり熟れているものがない気がしたのですが、下を見てみると熟れて落っこちたものが沢山。
ということは、と思い枝を強くゆすったらボトボトボトーー! と沢山のプルーンが頭直撃! (笑)
家の裏庭にブランコがあるのですが、その上にプルーンの木があることを今年知りました。
多分去年は不作で気づかなかったのでしょうが、今年はブラ ンコの上のカバーが落ちてくる実をきちんと拾ってくれます♪

自然って本当に面白いもので、去年は駄目だったものが今年は豊作、またその逆もあり。
なのですでに田舎の家に通うのは4年目ですが、毎年新たな発見があって面白いものです。
去年ボラジの花はたくさんあったのですが、その土地を全て耕して草も引き抜いて一度何もなくなった状態になったので、あ~ボラジがなくなっちゃった~と思いつつも、ひょっとしてこぼれ種で生えてこないかな、なんて淡い期待をしたりもしてたら、なんと生えていました~。

これから美しい紫のキラキラした花を咲かせてくれるでしょう。
ヤギ達もお天気がよくて草も沢山あって嬉しそう。
相変わらず近づくと興味津々な様で、次々によってきます。


混み合っています(笑)
大分前にボソッとカレンデュラの花の話をしたのを覚えていてくれたようで、義父が少し前に植えてくれていました。

義父とは会う度に植物談義に花が咲くのですが、たまたま家の森を歩いていたときにユーカリっぽい葉っぱをつけた木を見かけたのであれはもしやユーカリ?! と聞いてみたら、正体は普通に柳の一種でした。。
だがこれがまた面白いことに、秋になると昔の人はよくこの柳の木の枝を切り水に浸し柔らかくしたので、カゴを作っていたらしいのです。
義父もカゴの作り方の本?のようなものを貸してくれると言っていたし、かご作り、今年の秋挑戦したいことの一つに入りました♪
毎年見てきたこの花。

いつも見て、名前も聞いていたはずなのですが、でも今年はこの花がやけに気になる。
う~ん、なんでだろ、なんでだろ~ とずっと考えていたら、ハイビスカスに似てる!! ということに気づいたのです。
いや、今まで気づかなかったのがおかしいのかもしれませんが、でも、今までこの花の名前も義父から聞いたこともあるはずだし、やっぱり違うのかな、とも思いつつもう一度義父に聞いたらやっぱり違う名前。
でも一言、これはピエモンテ方言での呼び方で、イタリア語での呼び方は何だったかな。。
というので、おっ!と思い、ひょっとしてハイビスカス?? と聞いてみたら、あっ そうそう って!
嬉し~!
去年くらいにハイビスカスのハーブティーが欲しくて薬草店に聞きにいったけれどないと言われ、イタリアではあまりないのかな・・・ と思っていたのでとても嬉しいです。
花を収穫するものだとばっかり思っていたら、どうやらこの花が咲いた後のガクを収穫するようですね。
ハイビスカスはクエン酸やビタミンを多く含むので、疲労回復や美肌に効果があります。
ハーブティーにして飲むのが楽しみです♪