ゴーン! という音がしたので振り返ってみると夫が駐車場の入り口の上から勢いよく降りてきた遮断機に見事に頭を叩かれていました。
あれはかな痛そうだった・・・
思えば昔も似たようなことがあった。
まだ友達時代でフランスにいた頃。
たまたまプールで泳いでいる彼を見つけたはいいものの、背泳ぎしていた彼はどんどん反対コースに行き、つまり逆走をし、しまいには反対から来るおじいさんと見事に頭をゴンッとぶつけていたっけ。
笑っちゃいけないと思いながらもあまりこういう光景も見ないので思い出すとついプッと笑ってしまいます。
日本への一時帰国から帰ってきた知り合いの方からこんな素敵なお土産を頂きました♪

開けるとこんなにかわいらしいお菓子たちが。

こういった目にも美味しい繊細なお菓子は日本独特ですね。
今週から大学後期の授業が始まりました。
現在受けている授業の中で、外国人向けイタリア語(3年生)があります。
この授業は私達の学部は1年生から3年生まで必須です。
私は言語・文学学部に属しているのですが、外国人であるため必須である2ヶ国語のうち、1言語は外国人向けイタリア語を選択できるのです。
ところが去年から不穏な空気が漂っていました。
大学が経済的理由から少しづつ授業を削らなくてはいけない状況になり、そこで削られる対象となったのがこの外国人向けの授業。
実はこれは私が2年目にも同じことが起こっていたのですが、何とか私達のイタリア語の教授が交渉してそういった状況になるのは免れました。
しかし、今年も更に大学は方針を変えずこの外国人向けイタリア語授業を削る、と決定し、今回ばかりは教授の交渉も聞き入れてもらえなかったのですが、それでも教授は何とか私達のクラスを三年生まで教え卒業させてあげたい、という思いが強く、無報酬で私達に授業をしてくれることとなりました。
もしこの教授が授業をしてくださらなかったとしたら、私達はその穴を埋めるために他の言語を取るか、もしくは大学が私達向けの授業を特別に用意してくれるのを待つという、途方にくれる状態となったはず。
教授も言っていましたが、今外国人が増えている状況で教育機関でその授業がなくなるというのは何とも矛盾している、と。
とりあえず、今のところは私達の代が最後になりそうですが、でも数年後にまた大学が必要に迫られ授業を再開しているのではないか、とも思えるのですが・・・
何より、この様にご好意で授業をしてくださる教授には感謝の気持ちでいっぱいです。
3年生の授業は一気にレベルが上がり人数もかなり少数になったので、クラスでも一番レベルが低いと思われる私はいつも必死ですが、貴重な最後のイタリア語の授業、学べるだけ学びたいとおもいます。