2011年7月22日金曜日

日本の夏。

二週間ちょっとの日本滞在からトリノに戻ってきました。

日本に着いてまず驚いたのがその湿気!!
外に出るだけでお肌がじっとり、髪もペッタリ・・・
出発前から、日本は暑いから覚悟して来てねー、と数人の友達に言われていたのですが正にその通り。
夏に帰国するのが久しぶりだったのですっかりそのジメジメ感を忘れていました。


今回の帰国のメインの目的が、生まれてまだ二ヶ月も経たない甥っ子を見ること。
写真ではよく見ていたけれど、やっぱり実物を見るとかわい~。

























まだ寝ているばかりで、お腹が空いたら泣いてミルクをもらい、また寝る。 寝ていても顔をくしゃっとさせたり手をぐぅ~と伸ばしてみたり、ニヤっと笑ってみたり。 そんな繰り返しですが見ていて全然飽きないので近くに寄ってじ~っと眺める。 でもなかなかその座をもらえません。。
何故かというと、さらにメロメロになっているじいじとばあばがその場所を陣取っているから。

でも、そんな嬉しそうな両親の様子や、父となって我が子をお風呂に入れている姿の兄を見るとなんだかこみ上げるものがありました。




基本的に友達の家に行ったりどこかで待ち合わせをしたり、ということが多かったのですが、少し足を伸ばして長良川の鵜飼を見に行ってきました。

まだ暗くならないうちに船で出発。




















船には30人くらいのお客さんが乗っていました。
























船の中には食べ物を持ち込んだり頼んだお弁当で宴会♪
この日はとても暑くジメジメしていたので船に入ってくる風がとても心地よかったです。



岐阜城も途中眺めながらゆらゆらと。

























定位置につき鵜飼が始まるのを待っていると、どこからともなく盆踊り風の音楽が。




















ふと見てみると踊り子さんたちを乗せた船がやってきて踊りを披露してくれました。

何とも風情溢れていい感じ。
近くにいたおじちゃん達はあの船に一緒に乗りたかったなあ、なんて言っていましたが(笑)


しばらく待った後、始まりの合図の花火が打ち上げられ、鵜匠さんたちが船に乗って鵜を引き連れてやってきます。





















沢山の紐につながれた鵜達を自在に操り鮎を釣るわけですが、鵜は一瞬にして鮎をしとめるのでとても新鮮な鮎を獲ることができるのだそうです。

鮎は紐でつながれていますがぎゅっと全部締められているわけではなく、鵜にも少し獲った小さな魚が入るように少し余裕を持って締められているそうです。 ただ、本当の鵜達の食事はこの大仕事の後にご褒美として鵜匠さんたちからいただけます。

鵜は次々に鮎を捕まえ、それを鵜匠さんが引き上げ口から出させるのですが、その仕事の素早いこと。
この鵜飼には、鵜匠さんと鵜達の信頼関係がとっても大事だそうです。























いいものを見させていただき、日本の夏を堪能した気分になりました。



本当はもっと書きたいことがあるのですがまた次の記事に書きます。
というのも、まだ時差ぼけや疲れが抜けず頭がボーっとしているのです。

今回の旅は結構散々なものでした。
行きはすでに風邪っぴきの状態で飛行機に乗ったので、機内で航空性中耳炎になってしまったのです。
これは以前飛行機で仕事をしていた時に一度なり、それでもどうしても基地に戻るためにあと一便飛びたかったので、耳鼻科で鼓膜に穴を開けてもらい何とか飛んだこともありました。

上空ではあまり痛くはないのですが、降下中に耳や頭にものすごい激痛が走ります。
頭を抱えずにはいられないくらい。
風邪を引いていたり鼻が詰まっていると空気の通り道がなくなり、その状態で飛行機に乗ると気圧の変化でこの航空性中耳炎になりやすいのですが、今回まさかなるとは思っておらず、かなりしんどい思いをしました。。


そして日本到着後は今までの疲れが一気に出たのか胃を壊し、日本食を食べるのを心待ちにしていたのに2日くらいは胃が痛すぎてあまり食べられずなんだかゲッソリ・・・ (それでもかなり無理やり食べていた方だと思いますが。)

帰りは帰りで便の遅れのせいで乗り継ぎ便を逃し、4時間ちょっと空港で待つことに。。

移動に関してはこのように結構ひどいものでしたが、日本滞在自体はとても楽しい時間となりました。
次の記事では、小沖縄のような愛知の島、佐久島散策や、その他もろもろのお出かけについて書きたいと思います♪


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6 件のコメント:

YUPPY さんのコメント...

わー!日本滞在楽しまれたようですね^^
hittoさん、まだ日本だろうか。イタリアだろうかー?と考えていたんですよー♪

それにしても、移動は大変でしたねー!!飛行機で病気って、本当につらいですよねぇー!!
私も、以前、アルゼンチンからの帰国便で急性膀胱炎になって・・それはそれは長時間苦しみました・・--;

時差ぼけと、お疲れ、すぐに抜けてくれるといいのですねー!!

かずみ さんのコメント...

hittoおかえり♪ってのも変だね。
でもそんな感じ!!
blog楽しみにしてたよ☆
トリノでの生活も恋しかったみたいだから、
チェスの隣に戻って、また平和な日常を楽しんでるかな。
ちょっぴりホームシックもある時期かな。

帰りの飛行機は大丈夫だったみたいだね。
ほんと、あの刺すような痛みは衝撃的だね!!
まさかhittoと私、同じ思いするなんてね。
相変わらず波が繋がってるかな。

岐阜の写真嬉しい♪
大好きな私の故郷。
でも一度も鵜飼船乗ったことないの。
いつか乗ってみたいな!!ってすごく思った。
情緒ある日本の夏を満喫できそうだね。

甥っ子の手愛しいね♪キュンとくる。

hitto さんのコメント...

>YUPPYさん
ちょうど昨日、YUPPYさんは今準備に追われて忙しいんだろうなあ。 ご家族と楽しい時間を過ごしているかな~なんて考えていました!

いやあ、今回の移動は辛かった!
こんなに色々あったのは初めてかなあ。 帰りも実は色々あり。。
膀胱炎を機内で、ってそれはかなり辛い!!
大変でしたね。。

時差ぼけは抜けつつありますが、でも夜早い時間にすでに頭が睡眠モードになるので起きていられません。。
YUPPYさん、もうすぐですね!

hitto さんのコメント...

>Kazumiちゃん
ただいまー!
こちらに戻ってきてからも実は毎日何かと用事があり、午前仕事で午後人に会う、みたいな日が続いているよ(笑)
でも、動いているほうがリズムもつかみやすいからいいかも。

懐かしいでしょー?!
ここ通ったときにかずみに見せてあげたいな~と思ったから岐阜城の写真も載せてみました。

本当に、かずみも数日違いで同じことになってるとは驚いたよ。 そんなにしょっちゅうなるものではないからね。
あの痛みは本当に半端ないよね・・・ 
これから飛行機乗るときは鼻づまりには気をつけよう、と改めて思ったよ。

チェスは家の掃除を焦ってしていたようでお迎えに大幅に遅れてきたよ(笑) 
甥っ子君はかわいかった~。
かずみも着々と近づいてるね。 楽しみだなあ♪

のん さんのコメント...

日本の夏は想像するだけで暑くなってくる!
でも満喫できたようで良かったね!
甥っ子ちゃん誕生、おめでとう!
身近な人が親になった姿は
温かい気持ちになるし、何ともいえない感動を覚えるよね。

機内での中耳炎、大変だったね。
大人でもひどく耳痛がしたりするなんて
知らなかったよ。
Somaも時々降下中の飛行機で大泣きしたりでかわいそう。おしゃぶり吸わせるだけでは対処しきれずいつもおやつを与えまくってるけど、中々タイミングよく空腹ともいかず…。
どのあたりから対処し始めればよいの??
ちなみに私は機内でよく頭痛がします…。

hitto さんのコメント...

>のんちゃん
本当に暑かったよ~。
というか、シッケが・・・
ヨーロッパにはあの湿気はないよね。
でも久しぶりのそんな日本な夏も良かったよ。

ありがとう。
甥っ子君はかわいくて、今でも写真を眺めてしまうよ。

航空性中耳炎は、基本的に降下中に痛くなるものなのだけど、痛くなってからではもうどうしようもならないので、上空にいるうちから耳どおりを良くするために水分をこまめに飲んで耳抜きをしておいたほうがいいよ。
特に風邪をひいていたり鼻がつまっていたらなりやすいの。
国際線は国内線に比べて降下時間が長いから、到着の40~50分位前から手元に水分を用意しておいてこまめに飲むとよいかも。
頭痛は気圧に関係してるのかなあ。
とにかく風邪をひいているときは航空性中耳炎や副鼻腔炎になって顔面まで痛くなってしまうこともあるので、ひどいときは風邪薬を前もって飲んでおいたほうがよさそうだね。