2010年3月22日月曜日

思い出の地 シャンベリー

先週末、友達の結婚式への出席の為フランスのシャンベリーに行ってきました。


トリノからシャンベリーまでは車で約3時間弱とあまり遠くはありません。
アルプスの山々を超えた先はフランス。

























シャンベリーに到着したのは金曜日の夕方。
式は土曜の午後、市役所にて。
この市役所は1800年代のお城で、実は昔私がシャンベリーに留学をしていたときに通っていた語学学校でもあります。



















































中に入り、お花できれいに飾られた階段を上っていきます。
語学学校に通っていたときは確か一階しか使っていなかったような気がするので上に登るのは初めてです。



























新婦のエメリーヌは、ドレスを自分でデザインしたと言っていたので前々からとても楽しみにしていたのですが、予想以上に個性溢れる素敵なドレスでした。
























ほんとうに幸せそうな笑顔!




























ちなみに我が夫は新郎の立会人に選ばれていたのでトリノを出発する前からかなり張り切っていました。


式の後はお庭に出て写真撮影。






















そしてその後はお決まりのクラクションをみんなで鳴らしながら車でレストランへ移動です。



























新郎新婦の車にはかわいらしい絵がかかれていました。






















きれいな山の景色が望めるお部屋でまずはアペリティフ。



























その後は地下のお部屋へ移動します。
テーブルの席案内がなんともオリジナリティー溢れていて、木のカードにそれぞれの名前が書かれています。


























室内はワインのカーヴのような雰囲気。



























そしてかなり感動したのがこちら。






















木で作った日本のお家ではありませんか!

作ったとは聞いていたけれど、まさかこんなに大きく精巧だとは思いませんでした。

このお家を作った理由、それは、彼等のLista di nozzeのためです。
Lista di nozzeとはイタリア語ですが、フランスでも同じ習慣があるようで、結婚式の際に新郎新婦が欲しいもののリストつくり、それを来て頂いた方に選んでプレゼントしてもらう、という形式です。

そこで彼らが選んだものとは、なんと、日本への旅行!

一般的にキッチン用品や家のものをリクエストしたりすることが多いようですが、最近では彼等のように新婚旅行にするパターンも多いのです。


行き先が日本、ということで、頑張って日本家屋を作ったようです。


テーブルセッティングもすべて手作りでとってもキュート。





















手作りのメニュー表とネームカード。


そして、食事の合間に二人が前方に出て行き、なんだか音楽がムーディーになったな、と思っていたら、彼らが三ヶ月間かけて練習したダンスを披露してくれました。























そしてこの後は当然の如く会場にいる皆もかわるがわる前に行きダンスパーティと化したのでした。






















少しでも席に着こうものならすぐに誰かに前に踊りにつれていかれます。(笑)

私たちはこれでも頑張った方ですが、さすがに夜中の3時にギブアップしてホテルに戻りました。
その後、残ったのはご家族中心で、朝の5時過ぎまで踊り続けていたようです。
それでも次の日のランチにみんな元気よく来るのだからすばらしい!


だいぶ前からかなり色々なことを念入りに準備して頑張っているのが伝わってきていましたが、行って見て納得。
二人の心がこもった笑顔溢れるとても温かい式でした。
いつ会ってもとっても仲良しな二人。
きっととても素敵な家庭を築いていくのでしょう♪






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4 件のコメント:

iku さんのコメント...

2人らしい手作りの素敵な結婚式だね!
ドレスまで自分自身がデザインだなんて素晴らしい!きっと2人のセンスがいいからこそできることのような気がします。
それにしても気軽にフランスに旅行できるのが羨ましいな。久し振りの思い出の地に訪れることが出来て色々なことを振り返り考えたのではないかな?色々な思いを胸にまた今日から頑張れそうだね!

かずみ さんのコメント...

わぁ~懐かしいね。
想い出の地、そして学校のある場所で、
結婚式に立ち合えるなんて幸せなことだね。
チェスがちょこちょこ写ってて♪

ほんとオリジナリティー溢れた温かい結婚式だったね。
なんだか、斬新さに驚きっぱなし。
ドレスも、なかなか私達じゃ発想できないようなデザインだね!
すごいびっくり!!
小物とかに、もてなす側の愛情がこめられてるね。

それにしても、ダンス楽しそう☆☆
おめでたい席だけに、みんなテンション高くなるね。

hitto さんのコメント...

>Ikuちゃん
うん、本当に手作り感溢れるとても素敵な式だったよ。
ドレスもとても個性的♪
こんなアイデアがよく浮かぶなーといった感じで二人のオリジナリティが光っていました。
うん、トリノは特に国境近いから外国には出やすいのかも。
逆にイタリアの南部に行こうとするとイタリアを縦断しなくてはいけないけどね。
久しぶりの思い出の地はやっぱり良かった。
いっぱい思い出が詰まった土地だからね。
うん、これを胸にまた今日から頑張ります!

hitto さんのコメント...

>かずみ
まさか自分が通っていた学校で友達の式があるとは~という感じで嬉しかったよ!
ふふ、チェスは立会人だから新郎新婦近くによくまぎれているの(笑)

二人の豊富なアイデアには本当に驚きの連続!
これでもか!ってくらいだったからね。
式場のお城は一日場所を借りて、テーブルセッティングとかは全部自分たちでしたみたいよ!
式の次の日に片付けのお手伝いに行ったから分かったけど、目には見えないことも二人で色々心を込めて準備をしていたのに感動でした。
ダンスは本当に、なかなか落ち着いて座らせてくれなくて大変だったよ(笑)