咲いた♪

先日彼が買ってきてくれたスイセンの花が咲きました！
























寒さにも強く、お水もあまりあげすぎない方がいい花のようなので、ズボラな私にも育てられそうです。

春も近づいて、市場にお花も増えてきています。

今年もバジルはもちろん育てたいのですが、加えて西洋パセリも今年は植えたいものです。
というのも、両方ともかなり料理に重宝してくれるので、必要な時に手元にあってくれると大助かりなのです。


またまたお菓子話続きますが、南イタリアのお菓子で、タラッリというものがあります。
お菓子というよりは乾パンのような感じかな。


この辺りの北イタリアではグリッシーニを主に食べるけれど、南の方ではこのタラッリをよく食べるようです。

これは、色々な味があるのですが、その中でもお気に入りなのが、定番のフェンネルが入っているもの。

フェンネルのいい風味がして、そのサックサクな食感が大好きで、食べだすと止まらなくなってしまう最近のお気に入りです。


今日も、今日から始まる授業に行ってみたはいいものの、先生が来ない、といいう幕開けでした。
３０分待っても来なかったので帰って来ましたが、まだまだ大勢の生徒が教室の前で待っていました。
外で友達と１０分程立ち話をしていると、さっき待っていた生徒達がどんどん出てくる出てくる。。。

あ～　やっぱり来なかったのね、　先生。。
こんな調子なので、待ちぼうけにも慣れっこになりつつある私です。

今日も青空で、モーレ・アントネッリアーナがきれいだったなあ。

美味しい ’クリクリ’ 。

ピエモンテ名物に、’　クリクリ　’　というものがあります。

何だか名前からして少しおちょくっているような、愛想がある名前ですが、これは中にアーモンドが入っていたり、外側にツブツブがついていたりする球状のチョコレートです。
























確かにじっと見ていると、くりくり　な感じもしてくるかも・・・

これが、とっても美味しくて、初めて食べた時から虜になっています。
そんなクリクリをまさかの家のまん前の市場で発見し、ちょっぴり嬉しかった瞬間でした。

今まで、どこで買えるのかなあ？？　と、家のまん前で買えるとは全く知らず・・・
これから更に通ってしまいそうだなあ。


青空の日が続くトリノですが、昨日からついに大学の後期の授業が始まりました。


と言っても、初日から先生が現れず、といういかにもイタリアな感じにちょっと笑ってしまいましたが。
（先生のサイトには書いてあったらしいけれど、普段そこは生徒はあまり見ず、学部全体のニュースしか見ないので気づきませんでした。）

こんな状況に、　’　だから私は時間にいつも正確な日本に住みたいのよ～！！　’

となげいているイタリア人の女の子もいました。

そして今日も何故か教室が他の授業と重なる、というようなハプニングと共に今期初の授業の幕開け。


今期受ける授業で興味深いものが、日本文学と人類学。

日本文学は、去年も受けていたのだけれど今期は江戸時代以降の文学を学びます。

各母国語の文学が必須科目なので、私には日本文学が必須となってくるのですが、去年も書いたけれど、やっぱり自国の文学を改めて見直すのはとても面白いものです。

昔あんなに勉強した（はず）なのに、何だかすっかり忘れてしまっていることばかりで。。。

しかも、本を読んでいると知らないこともかなりある　ぅぅ。。

これは勉強のしがいがありそうです。


彼の家のお庭の手入れのお手伝いをしてきました。























春に向けて、薔薇の木の手入れをしたり、苗を植えたり。
お花一杯になるのかな～と思うと少しくらい体力使おうが頑張れちゃいますね。

届かなかった手紙。

しばらく調子が悪く、私がイタリアに帰国してからすぐまた調子が悪化していた祖父が、天国に行ってしまいました。

またすぐに日本に帰ろうか迷っていたけれど、呼吸器も外せて調子が良くなりかけているようだったので安心していた矢先のことでした。

そんな調子を聞いていたので、’　次会えるのを楽しみにしているよ　’　という手紙を送ったのですが、この悲しい知らせは手紙を送った次の日の朝に届きました。


行く度に美味しい魚をさばいてくれて、小さい頃はよく船に一緒に乗せてくれて、いつも笑顔で、いつも優しくて、そして海が大好きだったおじいちゃん。

手紙に書いたことが届いてくれているといいなあ。


覚悟はしていたけれど、やっぱり遠く離れて、お葬式に出られず最期を見て上げられないとうのはとても辛く、しばらく思考回路が止まってしまっている日々です。

しっかりしないといけないな、とは分かっていながらも、こういう時、自分の弱さを痛感します。


暗い話題になってしまうので書くのをためらいましたが、やっぱり何もなかったように違う話題を書くことがどうしてもできず、すみません。。




















おじいちゃんが大好きだった海。

バールにて。

昨日、今年初のジェラートを口にしました。

去年は確か１月２日くらいから既に食べていたけれど、今年はやっぱりさすがに寒く、２月頭に一時帰国から帰ってきてからも寒くてあまり食べる気にはなりませんでした。

ところが最近の青空の下過ごしていると少しくらい寒くても自然に食べたくなるもので・・・

今年初のＧＲＯＭ。（最近東京にも進出したとても美味しいジェラート屋さん）


このお店は毎月、その月の味、というのがあるのですが、今月の味はオレンジチョコレートでした。

チョコレートは大好きなくせにチョコレートアイスは苦手な私も、大好きな組み合わせ、オレンジとチョコレートとあっては試さないわけがありません。

口に運ぶとオレンジの香がふわっとしてとても美味しい！
ただ、やっぱりチョコなだけにそれだけをずっと食べ続けてしまうと結構くどくなってしまうので、他の味と混ぜ混ぜしながら食べていました。

やっぱりジェラートはいいなあ。


ところで、今、今週だけ知り合いに頼まれてバール（日本でいうカフェ）でバイトをしています。
大きなバールでもないので、オーダーや接客は主に店長がするのですが、それでも毎日来るお客さんが顔を覚えてくれて声をかけてくれるのが嬉しいものです。

でも、そんなこんなしているうちに来週から大学の後期の授業が始まります。
後期は前期よりもかなり重いので、覚悟してかからないといけません・・・

後期は魔のフランス語も入ってくるし苦しくなりそうなのが目に見えているのですが、去年まで日本から交換留学生として来ていた子の日本での活躍や頑張りを聞くと、怠け気味な私にも少し勝が入ります。



















またまたレモンタルト。
でも、今度は生クリームを加えてフワッとしたレモンクリームにしてみましたが、断然こちらの方が美味しい！

春よ来い♪

ここのところ、ずぅ～っと晴天の日々が続くトリノ。



















この時期は、まだまだ寒いのだけど、太陽が真冬に比べて大分出るようになり空も青くなっているので、アルプスの山々が一番きれいに見られる時期な気がします。
まだ少し寒いというのにさすがお日様好きなイタリア人、もう外で食事をしている人達をちらほら見ます。
























さて、昨日はバレンタインでしたね。

イタリアでは女性から男性、ではなく男性から女性へプレゼントを贈るのが普通なので、郷に入れば郷に従え、という言い訳を元に、簡単なビスケットやレモンタルトを焼いただけの少しばかり手抜きなバレンタインでした。
























最近、クロスステッチを始めてみました。

前からやってみたかったな、と思っていながら中々手を出せなかったのですが、ちょっとしたきっかけがあり始めてみたら、これが楽しくて作業を始めてしまうと辞められないのです。

最初はただの点や線だったのが気づけば人や車の形になっている！




















大体昔から、細かい作業があると、エイや～！　と投げ出してしまう私ですが、そんな私でもかなり楽しんでできるものです。

でもやっぱり糸が絡まったり数え間違えたりすると、エイや～！　という気持ちにもなりますが、また新たな何かの姿が見えてくるんだろうなあと想像すると、そこも忍耐忍耐。

活動開始♪

しばらく続いていた時差ぼけからも復活し、やっと少しづつ外に出始めています。

それに昨日今日と青空の日が続いているので、そういう日は外に出たくて仕方なくなってしまう。

こんな晴れた日は、木々がざわざわとそろそろ春だな～と感じ始めているように見えるのは気のせいかしら？？



















それでも、私が帰国した日の前日に降った雪は田舎の方に行くとまだまだ残っている。




















１月はかなり寒くて雪も大分積もっていた、という話を聞いて、寒がりの私にとってはいい時期に帰国したな～とホッと安心。
それでも日本もやっぱり寒かったけれど・・・

日本ではあまりやる気が起きなかったお菓子作りもせっせとこちらではやっています。

これは、前に友達の家で食べさせてもらい、あまりに美味しくて感動し、レシピを聞いて作った焼きリコッタチーズケーキ♪


あま～い物をパクパク食べながら、お茶をホッと頂きながら、友達と何気ない話をしている時間、そんな時間を幸せに感じるのは日本でもイタリアでも変わりませんね。

トリノに戻ってきました。

約１ヶ月と１週間の日本滞在を終え、トリノに戻ってきました。

今回は時差ボケがかなりひどかったのか、トリノに戻ってきてから、１２時間以上ぶっ続けで寝てしまったりと体がず～っと日本時間。

今やっと少しトリノに心も体も戻ってきたかな、といった感じです。

それにしても、今回の帰国は渡伊してからの初帰国ということだったので盛りだくさん。

毎日お風呂に入って、美味しいお米と納豆を食べて、大好きな友達にも会えて、おめでたい話も沢山あったり、家族との時間もゆったり持つことができて、　あ～　幸せだな～、と毎日の様に幸せをかみ締めていました。

最後、日本を飛び立つ時はやっぱり寂しいものでした。

帰国して、大切な人達に会えて、その大切さを改めて感じて、感謝一杯の気持ちになった時にまたイタリアへ帰国。

だからこそ日本を離れる時は言いようの無い気持ちになりましたが、飛行機という特殊な空間は気持ちを整理するのにとても役立ってくれました。

そしてトリノに戻ったら、こちらで待ってくれていた人達もいて。

隣のおばあちゃんなんかは、帰国してすぐお土産を持って顔を見せにいったら、溢れんばかりの笑顔で帰国を喜んでくれて、よかったよかった～、と何度も一人で頷いていました。

トリノに今回戻ってきてここで初めて、自分には今、居場所が二つあるんだな、というのを実感しました。


さて、トリノでの生活は時差ぼけを言い訳にかなりだらだらしているわけですが、急に舞い込んだアルバイトに行ったりもしています。

イタリアに戻ってみると、日本ではあまり感じなかったけれどやっぱりパスタが食べたくなって、パスタ三昧な日々です。



















ドルチェももちろん忘れません。



大学が始まるまでもう少しあるので久しぶりのトリノを満喫しつつ、しばらくはちょっとゆっくりと過ごしたいと思います。

日本で時間を作ってくださった皆様、本当にありがとうございました。