イタリア人を見ていて思うのが、自分が生まれ育った土地を心から愛し、誇りに思っている人がとても多いこと。
これだけ土地ごとに色が違い歴史があれば納得できます。
アッシジを後にし、向かった先は、その歴史は紀元前にまで遡るという古都、スポレート。

この町も丘の上に聳え立ち、上の地図で分かるように、周りは丘の緑で囲まれた小さな町。

小道もかわいらしい。
ドゥオモ。

フレスコ画がとても美しかったのが印象深いです。

町を歩いていたらどこからともなくきれいな歌声が。

声がする方に行ってみると、夜のコンサートのためにリハーサルをしているコーラス隊がいました。
とても心地よい歌声だったのでしばらく聞き入って、気づいたら結構大勢の人が集まっていて歌が終わるごとに皆で拍手喝采。 (リハーサルですが・・・)
こんな温かい雰囲気がとってもリラックス♪
小さな町ですが、とても魅力溢れる町でした。
というか、基本的に小さな町の方が好みなのかもしれません。
その後向かったペルージャ。

ペルージャは坂道ばかりだよ、と聞いていたけれど、まさしくその通り!

とにかくこんな登り道がいたるところにあります。
確かにこれを登ったり降りたりする階段は大変だけど、丘の上から望む景色はそれだけの価値があります。

ペルージャが思っていた以上に素敵でまた訪れたい場所となりました。
お昼にはペルージャの人に聞いたお勧めレストランに行ってきました。
前菜にはまたまたハムの盛り合わせ。

これがどれも本当に美味しく、夫と二人で競い合って食べました。
プリモはウンブリアソースのパスタ(パスタの名前を忘れましたが、タリアテッレより少し厚めで幅は狭い)。

パスタの湯で加減もコシも完璧で、ソースもシンプルなのに深みがあって美味しい!
夫はペコリーノチーズのトマトソースパスタを頼んでいました。
そしてセコンドは夫のみ。
プロヴォローネとハムの一品。

一口もらい、かなり美味しかったのですが、すでにお腹が一杯だったのであとは夫がたいらげました。
レストランの名前は ’ Dalla Bianca ’
出口のところには日本の雑誌に紹介された記事が張られていたので、観光客の方も結構いらっしゃるのかもしれません。
食べ物も美味しいし果てしなく続く丘の景色もきれいだし、ウンブリアが大好きになりました。
ちなみに、私たちが泊まったところはペルージャ近くのB&Bだったのですが、お庭にはお花が溢れとてもきれいな場所でした。

朝食はこのキッチンで他の宿泊者たちと一緒に食べるのですが、色々な旅情報などをあれやこれやとおしゃべりしている時間も旅のいい思い出。

バカンスから帰ってきてからというものの頭がボーっとしてなかなかリズムが戻りませんが、楽しかった旅を思い出しつつ、忘れないうちに残りの旅の思い出を書き留めていきたいと思います。
2 件のコメント:
ほんと、イタリアって、
その土地、その土地で歴史や文化が違って、
訪れる場所で新しい感動があって素敵だよね。
私もゆっくり色んな街を見てみたいなぁ。
塩野さんの本片手にね。
そして食べ物!!!
いっつも釘付けになっちゃう、
今回1番惹かれたのは、プロヴォローネとハムの一品♪
美味しそう☆チーズだよね。
>かずみちゃん
塩野さんの本を読んで前知識があったら更に面白くなるよね。
イタリアは不便なところも沢山あるけど、それぞれの土地の歴史や文化の奥深さを垣間見るときの感動は大きいよね。
食べ物も土地ごとに全然違うから面白いよねー。
プロヴォローネはチーズで、オーブン料理とかに使うと美味しいのだけど、この一品はこんがりローストしてあって、そのカリッとしているのがまた美味しかったりする!
でも、日本でも美味しいイタリア料理店、たくさん増えてるよね~。
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