2011年8月21日日曜日

中世の町 ペルージャから。

今回の旅では小さな町(というか、基本的にあまり大きな町がこの辺りにはない)をまわったのですが、どこもそれぞれの長い歴史があり、小道を歩いているだけでもその歴史をヒシヒシと感じられます。


イタリア人を見ていて思うのが、自分が生まれ育った土地を心から愛し、誇りに思っている人がとても多いこと。

これだけ土地ごとに色が違い歴史があれば納得できます。


アッシジを後にし、向かった先は、その歴史は紀元前にまで遡るという古都、スポレート。





















この町も丘の上に聳え立ち、上の地図で分かるように、周りは丘の緑で囲まれた小さな町。



























小道もかわいらしい。


ドゥオモ。




























フレスコ画がとても美しかったのが印象深いです。




























町を歩いていたらどこからともなくきれいな歌声が。





















声がする方に行ってみると、夜のコンサートのためにリハーサルをしているコーラス隊がいました。

とても心地よい歌声だったのでしばらく聞き入って、気づいたら結構大勢の人が集まっていて歌が終わるごとに皆で拍手喝采。 (リハーサルですが・・・)

こんな温かい雰囲気がとってもリラックス♪

小さな町ですが、とても魅力溢れる町でした。
というか、基本的に小さな町の方が好みなのかもしれません。


その後向かったペルージャ。



























ペルージャは坂道ばかりだよ、と聞いていたけれど、まさしくその通り!



























とにかくこんな登り道がいたるところにあります。


確かにこれを登ったり降りたりする階段は大変だけど、丘の上から望む景色はそれだけの価値があります。























ペルージャが思っていた以上に素敵でまた訪れたい場所となりました。

お昼にはペルージャの人に聞いたお勧めレストランに行ってきました。


前菜にはまたまたハムの盛り合わせ。





















これがどれも本当に美味しく、夫と二人で競い合って食べました。



プリモはウンブリアソースのパスタ(パスタの名前を忘れましたが、タリアテッレより少し厚めで幅は狭い)。





















パスタの湯で加減もコシも完璧で、ソースもシンプルなのに深みがあって美味しい!
夫はペコリーノチーズのトマトソースパスタを頼んでいました。


そしてセコンドは夫のみ。

プロヴォローネとハムの一品。






















一口もらい、かなり美味しかったのですが、すでにお腹が一杯だったのであとは夫がたいらげました。

レストランの名前は ’ Dalla Bianca ’ 

出口のところには日本の雑誌に紹介された記事が張られていたので、観光客の方も結構いらっしゃるのかもしれません。


食べ物も美味しいし果てしなく続く丘の景色もきれいだし、ウンブリアが大好きになりました。


ちなみに、私たちが泊まったところはペルージャ近くのB&Bだったのですが、お庭にはお花が溢れとてもきれいな場所でした。



























朝食はこのキッチンで他の宿泊者たちと一緒に食べるのですが、色々な旅情報などをあれやこれやとおしゃべりしている時間も旅のいい思い出。






















バカンスから帰ってきてからというものの頭がボーっとしてなかなかリズムが戻りませんが、楽しかった旅を思い出しつつ、忘れないうちに残りの旅の思い出を書き留めていきたいと思います。

2011年8月20日土曜日

オリーブの丘から。

普段バカンスらしいバカンスをしていなかった私たちですが、今年は夫も私も仕事や勉強で体を少しでも休ませたかったので、小旅行に行ってきました。

行き先はトスカーナ州から入りウンブリア州、そして締めはエミリアロマーニャ州。

もともと今年の夏はエミリアロマーニャ州のリミニに住んでいる夫のおばあちゃんを迎えにいってピエモンテの家まで連れて帰る、というミッションがあったので、それにくっつけてバカンスを組み込みました。




























まず最初に訪れたのがアレッツォ。





















アレッツォの予備知識としてはペトラルカの生地、くらいしか知らなかったのですが、この日の最終目的地のペルージャへ行く途中に位置していたのもありさらっと寄ってみました。


町自体は清潔でかわいらしい印象。



























こちらはペトラルカの家。




















来るまで知らなかったのですが、ここは映画のライフ イズ ビューティフルの舞台となった町だったんですね。



さて、出発も朝早かったのでお昼ごはんは張り切って美味しそうなところを探しました。
レストランの写真を撮るのを忘れましたが、持っていたガイドブックにも載っていて、お店の雰囲気もとてもよさそうだったので入ってみました。



まずはハム、サラミの盛り合わせ。





















定番ですが、やっぱり美味しいなあ。


そして、プリモは飛ばし、セコンドへ。


私はタラのトマト煮。

























夫は牛のヒレ肉。


























そしてデザートはセミフレッド。




















これが絶品! 
もうすでに私はお腹が一杯だったのでデザートは夫だけ頼んだのですが、とても美味しかったので結局半分もらいました♪


こっちの方は料理が美味しいよ~と皆に聞いて楽しみにしていたのですが、全く期待を裏切られませんでした!


お腹も一杯になり、さて次の目的地に出発。



窓からはオリーブ畑の景色が広がります。






















トスカーナの魅力に魅せられて沢山の観光客が訪れたり外国人がこの土地に家を買って住み込む気持ちがとってもよく分かります。


あっ 見えてきた!




























丘の上に聳え立つ薄いピンク色の町は、全世界のカトリック教徒の巡礼の地であるアッシジです。
























歴史にはあまり詳しくない私だけれど、こうやって美しく威厳ある町を目の前にすると、いったいこの景色はいつから存在するのだろう、と知りたくなるもので、ガイドブックやネットなどで町を訪れた後に調べることがあるのですが(←遅い・・・)、ローマ帝国時代の古都なのですね~。























トスカーナやウンブリアを車で走っていると、そんな古い小さな都市が丘の上にあちこちに見られ、一人でかなり興奮していました。



今までは車のナビなしで頑張っていたのですが、今回の旅はさすがに必要だろう、ということでナビを購入したので、どんな道も迷わずスイスイと順調! なはずだったのですが・・・


ちょっとしたハプニング、美味しいもの、きれいな場所満載の旅便りの続きはまたぼちぼち書いていこうと思います。
























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2011年8月11日木曜日

香りのある暮らし。

数日前から日差しが急に強くなり、少し前までの湿気がうそのようにカラッと晴天な日になりました。



























こんな日は大学や仕事からの帰り道も気分が全然違います。






















さて、イタリアに来てからというもの、フレッシュなハーブを生活に取り入れることが何かと多くなり、その効果の素晴らしさを実感することがしばしばあるわけなのですが、精油に関しても同じです。

知れば知るほど面白いもので、毎晩ベッドの横にアロマやハーブの本を置いて寝そべりながら読んでいます。


ただ、アロマを炊く器具はアロマキャンドルしか持っておらず、電気のアロマライトや、日本でもたくさんの種類が売っている空気清浄機となっていてミストと共にアロマを放出するものなど気になってはいました。 

長いこと買おうか迷ったりもしていたのですが、ただどうしても電気や火を使用するのに何となく気が進まず踏み切れないでいました。

ところが、少し前に素敵すぎる製品を見つけました。

Lamp Berger ( ランプベルジェ ) というフランスで100年以上の歴史を持つアロマランプです。

空気中の嫌な臭いを焼きつくし、その上でアロマの香りを発散させる世界で唯一のオゾン・マイナスイオン発生燃焼型消臭器、らしいのです。

機能としては、

1 オゾン・アルコール生成機能
2 空気清浄機能
3 芳香機能
4 マイナス・イオン発生機能

が上げられています。


日本に帰ったときにもこの商品を見つけとても気になっていたので、トリノでこの商品を扱うお店を探し、2,3度足を運び、迷いまくったのち、買ってしまいました。


買い物の帰り道にこんなに気分がルンルンしていたのは久しぶりかもしれません。


家に帰って早速説明書の通りに使ってみました。



























最初の2分くらいだけ火をつけて火を消すと、特殊な特許工法で製造されているセラミック芯が内リングを60度の燃焼温度で保ち、無炎状態で燃焼させます。

なのでとても安全!

それに、香りが部屋中にとても自然な感じで広がり、ふわっと漂ってくるその香りにたいへん癒されます。

香りの種類もとても豊富なので、次に何を使おうか今からとても楽しみ。
ちなみに今はセットでついてきたホワイトムスクを使用しています。

普段落ち着きなくバタバタしている私にも、香りのある生活はふと心を安らかにしてくれる瞬間を作ってくれるのでうれしいです。



そしてやっと先日、本格的に石鹸作りを開始しました!

少し前から洗髪も石鹸、体を洗うのも石鹸で、その効果とエコノミーさ、エコロジーさの虜となり、ずっと作りたいけどなかなか時間が見つけられず後回しになっていたのですが、友達が最近作り始め、それに背中を押されやっとはじめたのです。

帰国のときに買っておいた、石鹸作りに詳しい友達お勧めの ’ お風呂の愉しみ ’ という本を参考に、まずはオリーブ石鹸を作ってみました。

材料はオリーブオイルに精製水、苛性ソーダ、ととてもシンプル。




























ただ苛性ソーダは取り扱いに充分な注意が必要なので、お友達から譲りうけたとっても大きなゴーグルとマスクをつけて、、暑い中かなり怪しい姿で頑張りました。

寝かす時間が長いので、出来上がるのはまだ2ヶ月程先です。
時間を追うごとに、あんなに緑だった液が美しい白色のクリーム状に変化していくのを見るのはとても楽しいです。





















純なオリーブオイルから作った石鹸はこんなにきれいな色になるんだなあと、今まで知っていたオリーブ石鹸との違いに驚きました。

イチから作った石鹸。
今はまだ型に入ったままの状態で、これを数日後に出し、それを切ってからは最低6週間寝かせます。

出来上がって使うのが楽しみだなあ。



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2011年8月7日日曜日

スギナ茶作り。

いったい夏はいつ来たのか。





















首に巻くアイスノンだってたくさんあるのにあまり出番がなく、たまに暑い~!なんていう日があってもすぐに終わりまた涼しい日が続いたり。





















今年は日本の夏を久しぶりに体験したからこちらの夏が物足りなく感じるのか? いや、でもそれにしても暑くない。。 なんてことを一人で考えているこの頃です。


























夏場は毎週末田舎の家に行き、フルーツや草木の観察が日課。


いつもあまり歩かない庭の片隅をフラフラとしてみたら大好きなブラックベリー発見!


























まだ熟していませんね~。



これは毎年沢山の実をつける野生のスモモで、本来の目的はもう一種のスモモと交雑させてアプリコットを作ることだったらしいのですが、どうやら草を刈っているときに誤ってその木を切ってしまい、この木だけ残ったらしい。






















皮はすっぱいけど中はジューシーでと~っても甘いんです。


他フルーツも毎回収穫しないと追いつかないので熟しているものから収穫します。



























いつもは草刈や他のことをやっている夫も今回は収穫に連れ出し一緒に収穫。 仕事が早い!

ふと桃の木の近くに行ってみるとこんなものをごろんと発見。


























前日の大雨でなんと大きな枝が一本折れている!

まだ熟していないものもあったので、枝ごと家まで運びました。(夫が)



そして、そろそろかな~と思い見に行ったヘーゼルナッツの木はまだ実が青かったのですが、雨で下に落ちてしまっていた分だけ拾ってきました。



























今回の一番の目的が、スギナ収穫。



























スギナがツクシが成長したものだったなんて、今の今まで知りませんでした。。
考えてみると子供の頃、近所のおばちゃんとツクシを採りにいったりしていたけれど、ツクシが大きくなったらどうなるかなんて考えたことなかったなあ。

なぜではスギナを収穫しようとなんか思ったかと言うと、植物博士の義父が、今はスギナが収穫時期で、これはハーブティーにするとミネラルが豊富でとても健康にいいんだよ、とある時教えてくれたからです。

そうなんです。 このスギナ、調べてみると、ミネラルの宝庫と言われ、ほうれんそうと比較するとリン、カリウムは5倍、カルシウムは155倍、マグネシウムは3倍だそうです。


探しに行ってみるとわさわさ生えていたので収穫し、軽く洗ってスギナ茶を作るためにつるしました。


























お味はどうかな。
ちょっと草くさそうな予感もしますが・・・(笑)


さて、また今日の夜もジャムにまみれそうです。。



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2011年8月3日水曜日

ジャムの季節。

毎年この時期から9月ごろまでは私にとってはジャムの季節です。

フルーツも生で食べられる量は限られるしすぐに悪くなってしまうので、フルーツ煮をしたりコンポートにしたり。

でもやっぱりジャムを作る量が一番多いです。


今年は義母の薦めでリンゴやレモンから採れたペクチンを使ってジャム作りをしたところ、ほんの少し煮込んだだけでジャム状になってくれたので、色も鮮やかなまま最小限の煮込みで美味しいジャムが出来ました。


























今はプルーンジャムばかり作っています。
プルーンだけのジャム作りは今年がはじめてなのだけど、こんなに美味しかったとは!
甘いだけでなく甘酸っぱさも残るのでとても好みな感じです。



























ただ、瓶によってはペクチンが多すぎた?のか、瓶詰めして空気を抜くために逆さまにしておいて、冷めてからひっくり返してみたら中のジャムが全く下に下りてこない宙吊りジャムの状態になっていました。(笑)

上の写真の瓶たちは頑張って振ったら何とか下に下りてきてくれた子たちです。。


いつもは瓶ごと煮て空気を抜いていたので、逆さまにしてこんな状態になるとは全く想像もしませんでした・・・



こちらは友達が最近行ったアグリツーリズモで食べて美味しかったから、と頂いたオレンジのジャム。



























これは冷蔵庫に開いてる他のジャムがあったにも関わらずどうしても我慢ができずに食べてしまいましたが、美味しかった~。





















やっぱり新鮮なフルーツたっぷりのジャムは市販のものとは比べ物にならない味ですね。

朝、焼きたてのパンにたっぷりつけて食べる瞬間が至福の時♪


来週くらいからはイチジクや桃もそろそろ収穫時になってきて更にジャム作りに忙しくなりそうです!



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2011年7月31日日曜日

久しぶりの田舎。

日本にいる間、イタリアの田舎の家の花やフルーツのことがちらちらと気になっていました。

そろそろ桃の収穫かなあ、あの花は咲いたかなあ、とか・・・


























戻ってきてみたら、私がいなかった間にかなり激しい雨が降ったようで、強雨にやられてしまった花やフルーツが少しありました。


今年植えたグラジオラスもその一つで、花が咲くのを楽しみに待っていたのですが雨で花が落ちてしまっていました。
でも、4輪だけ、頑張って帰りを待ってくれていました。


























きれいだなあ。


そして星の形がきれいなボリジの花が咲き始めていたので少し摘みました。



























砂糖漬けにしたり、氷にそのまま入れてお花の氷を作ったり楽しみです。



今ちょうど時期だったのがプルーン。


























日本行きの前に見たときはまだ青々としていたのですが、今回はどの木もいい色に熟していて、ジャム用に収穫しました。



テラスに出てみたら、カートの下の部分に何か入り込んでる??



























近づいてみると・・・




























ミーチョでした!

他にスペースはいくらでもあるのに、狭いところが落ち着くのかなあ(笑)




今回の帰国で持ってきたものの中に、田舎の家に飾るのを楽しみにしていたものがいくつかあるのですが、そのうちの一つがこれ。



鉄風鈴。

























早速窓辺に飾りました。

いつもとてもセンスの良い、日本のお友達から頂きました。
ママになったばかりでお出かけもままならないはずなのに、わざわざ会うときに渡せるようにと子育ての合間をぬって買いに行ってくれたのかな、と思うととても感動しました。

鉄の音がとても心地よく、イタリアでこの音を聞けたら嬉しいなあ、と思っていたのでとても嬉しかったです。


そしてもう一つが、母の作品、紫陽花。



























季節はもう終わってしまったけれど、しばらく飾っておきます。

かれこれ10年近く母が続けているアメリカンフラワーの教室でこの作品を作ったときに先生が、私が作ったものをあなたにプレゼントするので、あなたが作ったものは娘さんにあげなさい、と言って下さったそうなのです。

私が作ったものじゃなく、あなたが作ったものを娘さんにあげてくださいね。 と念押ししながら。


なんだか嬉しかったなあ。



さて、前回の記事で紹介した、友達に教えてもらった木枠を使った織物ですが、今回はこんな黄色を使ってみましたよ。




















でも、前のに比べて糸が細いから結構時間がかかるなあ・・・



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