イタリアの美容院とは毎回行く度に自分から入っておきながら逃げ出したくなります。
いや、別に今まですごく変な風にされた経験があるわけではないのですが、でもやっぱり日本のそれとは全く違うので。。
何が違うってまずはシャンプーの仕方。
そこ ’ おでこ ’ 大分入ってますよ、 ってとこまでシャンプーをつけた美容師さんの手が侵入してきたり、
人の頭を洗ったり切ったりしながら他の美容師さん達とかなり熱の入った話をしていたり、
この間行ったときなんて、お店に入ったら普段切ってもらうダンテが見当たらず、他の男の人が出てきて今日はダンテが病気だから僕が切らせていただきますね、と・・・
この時点で既に逃げ出したい。
だって、ダンテには初めて行った時に、私は日本人で、あなたたちイタリア人の髪質と違うのでパツンッと切られても重くなるだけ、とか色々とかなり熱心に説明したので恐らく少しは分かってくれていて、まあ行ってもいつもとりあえず変にはされない、はず。。
この知らない人、一応説明したけど大丈夫かなあ。。 と思ってみていると、なんと! 最初から最後までハサミを一度も、たった一度も手に取らず仕事を終えたではないですか!
それまで美容師さんでカットをお願いしているのにハサミを一度も持たなかった人なんていなかったので、私は最後の最後までハサミが出てくるのを待っていたのですが、結局出てこず・・・
では何が出てきたかというと、あの男性の髪を切るバリカン?
あれで私の髪をジ~ンと音をたてながらそろえていっていた。。。 (髪はロング)
そして次はカミソリ。。
おしまい。。。
びっくりーーー。
という経験もあったので、今回久しぶりに美容院に行った時も、入ってすぐに逃げ出したい衝動にかられました。
なんといっても今回は大仕事をお願いしましたので。
かれこれイタリアに来てから約二年半、いやその前日本にいた数年も、私の髪はロングでした。
本来はボブなどの短めのスタイルが好みではあるのだけど、イタリアに来てからというもののボブ→美容院に行く頻度が高くなる、という変な理由でロングを維持していたのです。
しかし、とにかく不便で手入れも面倒。
こちらの硬水のせいですぐに枝毛はできる、料理の最中奥のコンロのお鍋の中をのぞこうと思ったら手前についていた火で長い髪の先をかなり燃やす、寝る時に毛先が腰上まで来るためひっかかって寝にくい、などなど・・・
こんな思いをするなら、えい 切ってしまえ! と衝動的に思い立ち、例の美容院に駆け込んだのです。
幸い今回はダンテがおり、私が髪をここまで切る! と言ったら、目を丸くして、
’ ほんとに!? ’
とかなり驚いていたので、その瞬間私の中でも迷いが出始めた。。
でもここで後には引けない、と思い、はい、と答えたところ、目にも留まらぬ速さで髪を後ろに一つにまとめてハサミでパツンッと。
ダンテ、ほんとに?! なんて言っておきながらなんともまああっけない。
でもまあいいんです。
今は髪もかなり短くなりとても楽チン!
でもやっぱりたまに、日本のあの技術を駆使して日々のセットをいかに楽にするかまでを考えてくれるカットが懐かしくなります。
4 件のコメント:
切ったんだね♪
見たい~うるるんに写真UPしてね☆
ほんと、勇気いるね!!!
でもダンテなら信頼できる気がする(笑)
美容院だけとっても、
日本とイタリア、そんなに違うんだね。
カルチャーショックだわ。
>かずみ
ばっさり切ったよ~。
そういえばかずみと出会った頃から髪は結構伸ばしている時期が多かったからかずみが知っている私はほぼロングかなあ?
うん、ダンテ、それでも毎回ドキドキするけど変にされないだけでもまだいいです。
うん、日本の美容院はあのテこのテで髪型を美しくしてくれるけれどイタリアの美容院は何だか技術もあっさり。
だから毎回日本帰国の時は必ず美容院に行ってるんだけどね♪
え〜、切っちゃったの⁈
でも、hittoさんは短かいのも可愛らしいでしょうね。
今度会うのが楽しみです。
美容院、毎回行こうと予定すると前日に息子が体調を崩すので、
ず〜っと行けずじまいです。
近いうち行けるといいなぁ。もちろん、バッサリ切る勇気はありませんが。
>こぶーたさん
切っちゃいました~。
ずっと切りたかったのだけど式があったりでのびのびになっていて。
しばらくはボブを楽しみます。
私はこぶーたさん、短いの似合いそうだな~なんて思っていましたよ♪
バッサリ一緒にしませんか?(笑)
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