少し前の4連休を利用してほとんどの引越し作業を終えました。
といっても、いざ新しい家で箱を開けてしまうとなると大変!
引越しって大変だぁ。
4連休の間は座る暇もなく箱から出しては入れ、を繰り返し、毎日のように必要な物の買出しにいったりでかなりバタバタしていました。
新しい住居はトリノから車で30分の丘の上の田舎です。
通勤時間が少し長くなって大変だな~とも思うけど、でもいい面も沢山あります。
まずは空気がぜんぜん違うこと。
そのお陰なのか眠りがとても深い気がします。
そして星空がきれい!
夜空を見上げてみるとプラネタリウムにいるみたいにトリノの町中では見られなかった多くの星が見られます。
さすが田舎だけあります。
さらに、発見したこと。
甥っ子にクリスマスプレゼントを送るために家から徒歩1分の郵便局に行ったのですが、列もなくスキスキで、しかも郵便局の人がとても親切でいい人なのです。
荷物が届いたらちゃんと報告してね~と気さくなお姉さん。
トリノの郵便局ではあまりいい思いをしたことがないので、これはかなりのプラスポイントでした。
こちらは前回の帰国時に義理の姉がプレゼントしてくれたもの。
最初は真っ白なバラの花が、オイルにつけて一週間ほど経つと、
このようにきれいなローズ色になって、甘いバラの香りが漂い、引越しの疲れも癒されます。
気づけばもう明日はクリスマス。
あちこちでよいフェスタを~なんて声が飛び交っていますが、私も今日は仕事収めだったので、何人の人とバーチ(ほっぺたにキスの挨拶)をしたことか。
さらには今日は1年半勤めた会社の最後の日だったので、朝からなんだか少し切ない気持ちで出社しました。
イタリアに来てこんなに大好きと思える仕事と出会えたこと、そして大好きな同僚達と出会えたことに心から感謝した日でした。
こういう別れは本当に苦手で、いつもとても切ない気持ちになりますが、そんな風に思える場所、人たちがいることが本当に有難いと思います。
そして、仕事は一年半かけてパズルのように少しづつ少しづつ皆で協力して作り上げた作品とも言えるものがやっと完成し、その作品が本当にわが子のように愛しく思えます。
またいつか皆とコラボレーションできるときが来るのかな。
そして、一月からは今まで掛け持ちでしていた仕事がフルタイムになり、仕事も一本になるので少し時間的余裕もできそうです。
滞っている大学の最後の勉強の仕上げも年明けに始めなくてはいけません!
でも、まずは明後日はるばるアメリカからやってきてくれる高校時代の友達との時間を思いっきり楽しみたいと思います♪
2011年11月29日火曜日
オルゴールの音色。
もう11月も終わり。
そろそろ本格的な冬の気配がやってきました。
ここのところとてもショックなことがあり、とにかく寝ても覚めても気持ちがなかなか上がらず周りの皆に心配をかけている状態なのですが、そんな中、本当に心温まる出来事がありました。
私のこんな状態を気遣って、友達が忙しい中わざわざこんな素敵なプレゼントを持ってきてくれました。
超美味で元気が出るジャンドゥーヤクリーム。
甘いものは元気をくれますね。
そして、癒しのミニオルゴール。
ちょうど一年前に同じ状況になって、つらい思いをした彼女。
だからか、一言一言が胸に染みます。
このオルゴールの音を聞くと元気になるの、と。
本当に、大切な人たちが健康で幸せでいてくれたらそれが一番の幸せ、と改めて心から思います。
自分達が健康でないと、誰かを支えたいときに支えられないよね、と最近は食生活も見直し中。
以前友達が、野菜中心の生活に切り替えたら風邪も引かなくなり調子がよくなった!と言っていたので、私達も野菜中心生活です。
いかに色々な野菜をバランス良く、そして美味しく食べるか、が目標。
この出来事とは全く関係ないのですが、ずっと前から夫と二人でどうしようか、と悩んでいたこと、やっと決断しました。
田舎の家へと引っ越します。
最近車を運転するようになったことも大きいのかもしれませんが、色々な利点や不便な点も納得した上での決断です。
といってもトリノの町までは車で30分少々なのでそんなに遠くはないのですが、何せ環境が一気に変わるので少しドキドキ。
本当に納得できるときまで待っての決断だったので、今は、家の改造計画や、畑計画、犬を飼おう、など楽しみが大きいです。
毎週末ちびちびと荷物を運んでいますが、来月末までには引越しも完了するかな。 と願いたい・・・
そろそろ本格的な冬の気配がやってきました。
ここのところとてもショックなことがあり、とにかく寝ても覚めても気持ちがなかなか上がらず周りの皆に心配をかけている状態なのですが、そんな中、本当に心温まる出来事がありました。
私のこんな状態を気遣って、友達が忙しい中わざわざこんな素敵なプレゼントを持ってきてくれました。
超美味で元気が出るジャンドゥーヤクリーム。
甘いものは元気をくれますね。
そして、癒しのミニオルゴール。
ちょうど一年前に同じ状況になって、つらい思いをした彼女。
だからか、一言一言が胸に染みます。
このオルゴールの音を聞くと元気になるの、と。
本当に、大切な人たちが健康で幸せでいてくれたらそれが一番の幸せ、と改めて心から思います。
自分達が健康でないと、誰かを支えたいときに支えられないよね、と最近は食生活も見直し中。
以前友達が、野菜中心の生活に切り替えたら風邪も引かなくなり調子がよくなった!と言っていたので、私達も野菜中心生活です。
いかに色々な野菜をバランス良く、そして美味しく食べるか、が目標。
この出来事とは全く関係ないのですが、ずっと前から夫と二人でどうしようか、と悩んでいたこと、やっと決断しました。
田舎の家へと引っ越します。
最近車を運転するようになったことも大きいのかもしれませんが、色々な利点や不便な点も納得した上での決断です。
といってもトリノの町までは車で30分少々なのでそんなに遠くはないのですが、何せ環境が一気に変わるので少しドキドキ。
本当に納得できるときまで待っての決断だったので、今は、家の改造計画や、畑計画、犬を飼おう、など楽しみが大きいです。
毎週末ちびちびと荷物を運んでいますが、来月末までには引越しも完了するかな。 と願いたい・・・
2011年11月10日木曜日
よみがえったブーツ。
田舎景色も秋の装いとなりました。
赤緑黄色、色とりどり。
こんな時期は暖炉で栗でも焼いて食べるのが幸せなひと時。
(あっ ちなみに上の写真に写っているのは干しイチジクです。少し暖めたほうがふかっとして美味しい)
朝起きたらテーブルの上にこんなものが。
みかんの皮アート?
夫が遊びでみかんの皮で何かを書いていたらしい。
最初は逆から見ていたのでまったく気づかずだったけど、反対に回ってみてみたら、私の名前の漢字でした(笑)
さて、先日13年前にニューヨークに旅行に行ったときに購入したとても思い出深い大切なブーツを修理に出してきました。
13年間あまりに気に入りすぎて、これ以上気に入るブーツになかなか出会えなくて、それはもうボコボコになるまではき続けていました。
そのうちにソールが壊れ、裏の部分に穴が開き、と見かけどうこうではなく実質的に履けなくなってしまったので、しばらく眠っていました。
もうこれは履けないんだろうな、とずっとあきらめていたのですが、夫が修理に出せば大丈夫だよ、と何度も言うのでその言葉を信じ、とても腕のよさそうな靴職人に修理をお願いしました。
そしておととい、出来上がってきました!
あんなに壊れていたソールが新品同様きれ~に直ってる!
内側の破れていた部分もきれいに補強してあり、本当に歩きやすくきれいになっているではないですか!
かんど~!
職人さんの腕に圧巻。
皮の部分は合ったクリームを教えてもらったのでそれを買いにいき、磨く予定です。
これでまたこの大好きなブーツが履けるんだなあ。
10年以上も履いてもまだ履けるブーツ。
私が今までした買い物の中でもトップを争う ’ いい買い物 ’ だと改めて確信しております。
少しでもまだ長持ちさせられるように、これからはもっと大事に使わないとなあ。
赤緑黄色、色とりどり。
こんな時期は暖炉で栗でも焼いて食べるのが幸せなひと時。
(あっ ちなみに上の写真に写っているのは干しイチジクです。少し暖めたほうがふかっとして美味しい)
朝起きたらテーブルの上にこんなものが。
みかんの皮アート?
夫が遊びでみかんの皮で何かを書いていたらしい。
最初は逆から見ていたのでまったく気づかずだったけど、反対に回ってみてみたら、私の名前の漢字でした(笑)
さて、先日13年前にニューヨークに旅行に行ったときに購入したとても思い出深い大切なブーツを修理に出してきました。
13年間あまりに気に入りすぎて、これ以上気に入るブーツになかなか出会えなくて、それはもうボコボコになるまではき続けていました。
そのうちにソールが壊れ、裏の部分に穴が開き、と見かけどうこうではなく実質的に履けなくなってしまったので、しばらく眠っていました。
もうこれは履けないんだろうな、とずっとあきらめていたのですが、夫が修理に出せば大丈夫だよ、と何度も言うのでその言葉を信じ、とても腕のよさそうな靴職人に修理をお願いしました。
そしておととい、出来上がってきました!
あんなに壊れていたソールが新品同様きれ~に直ってる!
内側の破れていた部分もきれいに補強してあり、本当に歩きやすくきれいになっているではないですか!
かんど~!
職人さんの腕に圧巻。
皮の部分は合ったクリームを教えてもらったのでそれを買いにいき、磨く予定です。
これでまたこの大好きなブーツが履けるんだなあ。
10年以上も履いてもまだ履けるブーツ。
私が今までした買い物の中でもトップを争う ’ いい買い物 ’ だと改めて確信しております。
少しでもまだ長持ちさせられるように、これからはもっと大事に使わないとなあ。
2011年10月30日日曜日
ハロウィンきもだめし。
皆さんこんばんは。
次回は手抜きせずにがんばります。
今日からこちらは冬時間となり、日本との時差が8時間となりました。
毎回時間が変わるときに、進むんだっけ? 後れるんだっけ? と少しパニクリますが、今回は後れる方なので、1時間多く寝られて得した気分になれます。
秋も深くなりましたが、秋といえば食欲の秋。
秋の食べ物の中で特に好きなのが、マロンちゃん。
会社の同僚が毎年産地から買っているということなので、私も2袋お願いしました。
1袋2,5キロなので、2袋で5キロです!
ちょっと買いすぎたかなあ、と後で思いましたが、栗はお菓子にも使えるしそのまま食べられるので、ゆっくり味わいたいと思います。
今日は手始めに、マロングラッセに挑戦してみました。
大好物なマロングラッセですが、手作りは何度か挑戦しようと思ったもののあまりの道のりの長さに今までは断念しておりました。
今回はこんなにおいしい栗が沢山手に入ったので、今やらずにいつやる、と重い腰をあげてみました。
といっても、今日開始して、出来上がるのは1週間後。 早くたべた~い。
しかも、初日から失敗をいたしました。
いや、煮込むときに一つ一つをガーゼにくるんだほうが良いということは知っていたのだけれど、皮むきの時点ですでに力尽きていた私はこの大事な作業を怠け者精神から怠ったのです。
そしたらやっぱり。
煮込んだあと、煮汁と栗を分けてみると、ほとんどがばらばらになってしまっていた。。
まあ味は一緒なのでいいけれど、やっぱり一つ丸々きれいな形の方がマロン
グラッセ感がでますよね。
次回は手抜きせずにがんばります。
さて、昨日は友人のお母様が経営するB&Bで子供たちを相手にハロウィンパーティをするので手伝ってほしいといわれ、夫と二人で行ってきました。
子供たちはお昼過ぎに到着し、かぼちゃをくり貫いたり顔ペインティングしたり。
私たちの役割は何かというと、夜7時から始まる、それは恐ろし~い肝試しのお化け役です。
朝から森の中にいろいろな仕掛けを総勢8人の仲間で作ります。
みな、どうやったら子供を驚かせられるか、とかなり真剣です。
子供によっては、去年も来たから知ってるも~ん、と侮れない子もいるのです。
小道にはマネキンケチャップがけを置いたり、頭の上からクモが降ってくるしかけを作ったり(あっ 作り物です)。
準備が終わった後は、役割分担。
私は子供たちを一人づつ待合室から連れ出し、くら~い夜道を肝試しの入り口まで案内する魔女係。
なので、それはそれは恐ろしい魔女姿に変身しました。
いや、あれはかなり怖い。
顔は真っ白に塗られ目の周り真っ黒、口真っ赤、ほほに黒いものがたれている、という形相。
でも、子供たちは最初こそぎゃ~魔女だ~! なんて怖がったものの、入り口まで一緒に行く間は、逆になつかれてしまい、なんだかこの魔女効果はあったのか、と少し疑問ですが。
それにしても怖がる子供たちかわいかった~
僕怖くないよ、なんて最初は言っていた子も入り口が近づくと急に、魔女さんも一緒に来てくれるんだよね? と怖がりだしたり、次の子供たちを案内していたらいきなり猛ダッシュでさっき送り出したばかりの子供たちが逆走してきて、しかも、
’ 僕たちやったよ~!!! ’
と言いながら(笑)
そんな子供たちを見ていて、子供の頃のあの肝試しの時の恐怖感を思い出して、懐かしい気持ちになりました。
子供たちに楽しんでもらうためのフェスタですが、私たちも十分楽しめました。
2011年10月26日水曜日
2年記念日。
いよいよ本格的に寒くなってきて、朝晩はダウンが欠かせないここ数日です。
風邪を引きかけたものの、エキナセアを飲んだらひどくならずに引いてくれました。
エキナセアすごい!
秋の私たちはいろいろと行事が多く、10月頭の私の誕生日に始まり、結婚記念日、義母誕生日、夫誕生日、と二ヶ月間にたくさんのお祝い事があります。
誕生日といえば、先日日本の親友から届いたプレゼントと一緒に入っていたお手紙に、彼女の彼からも丁寧に一枚きっちりと書かれたお手紙が添えられていて感動!!
それにそこにはこんなにかわいらしいイラストが描かれていました。
左彼女作、右彼作。
右の子は漫画のキャラクターらしいですが、私はあまり漫画に詳しくないのでその正体は不明。
二人の温かい気持ちが伝わってきました。
日本帰国の際は本当に温かいおもてなしを何度もらったので、いつか二人がこちらに来ることなんかがあったら一緒にしたいこと、連れて行きたいところが満載です。
そして、今週月曜日だった私たちの結婚記念日。
数日前から何する何する~?? と二人で話し合っていたものの、日曜に私は体調を壊し何もできず、月曜日は仕事で帰りが20時ごろになり、全く何も計画できずに結局家の裏のお馴染みレストランで乾杯。
義理の両親も先日久しぶりに家に行った時、何気にバラの花が二本飾ってあったのできれいだね~と言うと、あなたたちの結婚記念日祝いよ~と、覚えてくれて いました♪
そして、お庭にはお花がたくさん植えられていました。
結婚式の日のためにせっせとたくさんの花を植えてくれた義父、記念日も結婚式の日を想って、たくさんの花を植えてくれていました。
でも、あの日から二年なのか~としみじみ。
夫といると毎日が楽しいので、出会えたことに心から感謝です。
さて、最近は必要に迫られて車の運転の練習をしています。
こちらは車線も運転位置も日本とは逆。
なので最初は慣れるのに大変で、隣で夫がわ~ぎゃ~あぶないとウルサイです。
どうやら右に寄りすぎてしまう癖があるらしい。。
でも、今週末に車を買って来週からは一人で運転しなくてはいけないので、ちょっぴり心配です。。
夫はしばらくは後からもう一台でついてくるなんて言っていましたが、それは嫌だなあ・・・
風邪を引きかけたものの、エキナセアを飲んだらひどくならずに引いてくれました。
エキナセアすごい!
秋の私たちはいろいろと行事が多く、10月頭の私の誕生日に始まり、結婚記念日、義母誕生日、夫誕生日、と二ヶ月間にたくさんのお祝い事があります。
誕生日といえば、先日日本の親友から届いたプレゼントと一緒に入っていたお手紙に、彼女の彼からも丁寧に一枚きっちりと書かれたお手紙が添えられていて感動!!
それにそこにはこんなにかわいらしいイラストが描かれていました。
左彼女作、右彼作。
右の子は漫画のキャラクターらしいですが、私はあまり漫画に詳しくないのでその正体は不明。
二人の温かい気持ちが伝わってきました。
日本帰国の際は本当に温かいおもてなしを何度もらったので、いつか二人がこちらに来ることなんかがあったら一緒にしたいこと、連れて行きたいところが満載です。
そして、今週月曜日だった私たちの結婚記念日。
数日前から何する何する~?? と二人で話し合っていたものの、日曜に私は体調を壊し何もできず、月曜日は仕事で帰りが20時ごろになり、全く何も計画できずに結局家の裏のお馴染みレストランで乾杯。
義理の両親も先日久しぶりに家に行った時、何気にバラの花が二本飾ってあったのできれいだね~と言うと、あなたたちの結婚記念日祝いよ~と、覚えてくれて いました♪
そして、お庭にはお花がたくさん植えられていました。
結婚式の日のためにせっせとたくさんの花を植えてくれた義父、記念日も結婚式の日を想って、たくさんの花を植えてくれていました。
でも、あの日から二年なのか~としみじみ。
夫といると毎日が楽しいので、出会えたことに心から感謝です。
さて、最近は必要に迫られて車の運転の練習をしています。
こちらは車線も運転位置も日本とは逆。
なので最初は慣れるのに大変で、隣で夫がわ~ぎゃ~あぶないとウルサイです。
どうやら右に寄りすぎてしまう癖があるらしい。。
でも、今週末に車を買って来週からは一人で運転しなくてはいけないので、ちょっぴり心配です。。
夫はしばらくは後からもう一台でついてくるなんて言っていましたが、それは嫌だなあ・・・
2011年10月16日日曜日
マトリーシュカ。
トリノはここ数日急に寒くなりました。
早朝に家を出ると車の窓が白くなっているくらいです。
また寒い冬がやってくるんだなあ。
でも、寒い時期のトリノもそれはそれでとてもきれいだったりします。
少し前、久しぶりに夜暗くなりかけの時間帯に町をフラッとして改めてそんなことを感じました。
ところで、少し前にVicolungoのアウトレットに夫と友達と行ってきました。
http://vicolungo.thestyleoutlets.it/
このアウトレットに行くのは初めてで、あまり期待はしていなかったのですが着いてびっくりすごい人!
有名なSeravalleのように、それ自体が小さな町のような作りでお店の数もかなり豊富。
しかし。。 一通り回ったけれどなかなか気に入るものが見つからず、買ったのはニット二枚くらいでした。
アウトレットって確かにいつも、なかなか気に入るものが見つからないくせにまた行きたくなってしまう。
買い物も終わり、お家に着いてシャワーも浴び、さて寝ようか、とベッドに行ってみると、なんだか大きめな小包が。
どうやら夫のサプライズらしい。
何だろう?と思い開けてみると
じゃん
こ、こんにちは、 マトリーシュカさん。。
といってもただのマトリーシュカではなく、開けてみると
こんなだったり
さらにこんなだったり。。
中には何十種類ものアイシャドーや口紅がいたるところに!
サイズもかなりビッグ。
これを見てすぐにあの時を思い出しました。
あの時とは、二年前にSeravalleのアウトレットに行ったとき、同じ商品を見つけたんです。
そのときの会話。
夫 これ買いなよ。 かわいいよ。
私 え~、 あまり趣味じゃないし、こんなにコスメがあっても使わないからいらない。
この会話が夫の頭のなかではどうやら、
夫 これ買いなよ。 かわいいよ。
私 本当! すごくかわい~! でもまた今度にするわ。
という風に七変化してしまっていたらしい。
欲しいって言ってたよね?! ってすごい笑顔の夫。
確かに、この大きな包みをベッドの上に見た瞬間、なんだかそんな予感はしたのです。。
だいぶ大きな勘違いとはいえせっかく心をこめて贈ってくれたプレゼントなので、大事に使わせていただきます。
この先しばらく、いやもうず~っとメイク道具なんて買わなくてよさそうだなあ・・・
早朝に家を出ると車の窓が白くなっているくらいです。
また寒い冬がやってくるんだなあ。
でも、寒い時期のトリノもそれはそれでとてもきれいだったりします。
少し前、久しぶりに夜暗くなりかけの時間帯に町をフラッとして改めてそんなことを感じました。
ところで、少し前にVicolungoのアウトレットに夫と友達と行ってきました。
http://vicolungo.thestyleoutlets.it/
このアウトレットに行くのは初めてで、あまり期待はしていなかったのですが着いてびっくりすごい人!
有名なSeravalleのように、それ自体が小さな町のような作りでお店の数もかなり豊富。
しかし。。 一通り回ったけれどなかなか気に入るものが見つからず、買ったのはニット二枚くらいでした。
アウトレットって確かにいつも、なかなか気に入るものが見つからないくせにまた行きたくなってしまう。
買い物も終わり、お家に着いてシャワーも浴び、さて寝ようか、とベッドに行ってみると、なんだか大きめな小包が。
どうやら夫のサプライズらしい。
何だろう?と思い開けてみると
じゃん
こ、こんにちは、 マトリーシュカさん。。
といってもただのマトリーシュカではなく、開けてみると
こんなだったり
さらにこんなだったり。。
中には何十種類ものアイシャドーや口紅がいたるところに!
サイズもかなりビッグ。
これを見てすぐにあの時を思い出しました。
あの時とは、二年前にSeravalleのアウトレットに行ったとき、同じ商品を見つけたんです。
そのときの会話。
夫 これ買いなよ。 かわいいよ。
私 え~、 あまり趣味じゃないし、こんなにコスメがあっても使わないからいらない。
この会話が夫の頭のなかではどうやら、
夫 これ買いなよ。 かわいいよ。
私 本当! すごくかわい~! でもまた今度にするわ。
という風に七変化してしまっていたらしい。
欲しいって言ってたよね?! ってすごい笑顔の夫。
確かに、この大きな包みをベッドの上に見た瞬間、なんだかそんな予感はしたのです。。
だいぶ大きな勘違いとはいえせっかく心をこめて贈ってくれたプレゼントなので、大事に使わせていただきます。
この先しばらく、いやもうず~っとメイク道具なんて買わなくてよさそうだなあ・・・
2011年10月2日日曜日
初めての・・・
気づけばもう10月。
本当に、なんて時間が経つのが早いんでしょう!
ここのところは仕事の変化も色々あったり、論文にやっと着手し始めたり、と何かとバタバタした日々をすごしていたのですが、つい昨日、やられました・・・ 初!
ちょうど一年前に購入した携帯を盗まれたーー!!! のです。。 ショボン
土曜日、自習室に朝早く到着し、夫は車を駐車しに行き、私は一人で先に入り自習室で勉強を開始していました。
すると、町でよくお金をください、と歩いている人に聞いたり、この自習室にもたまに入ってくる男の人(同じ人とは限らない)がこの日も入ってきて、私の横に来たのですが、しばらくしたら出て行きました。
その約10分後くらいに携帯が必要だったので取り出そうとすると・・・
な、ない。。
どこにもない!!
いや、でも多分見落としているだけかも、と思い、何度も探すもやっぱりない。
一瞬さっき来た男のことが頭をよぎるも、いやいや、夫が多分持っていったのかもしれない、と思い直し、夫が来るのを待つ。
夫参上。
’ 私の携帯もって行った? ’
’ ううん。 ’ ・・・・
ガーン・・・
イタリアに来たばかりのころは色々な人からスリに気をつけて、と言われてかなり気をつけており、今までスリにあったことは一度もなかったのですが、5年目にしておハツ・・・
大事なデータもたくさん入っているのでこれはかなりショックでした。
確か、この男が来たとき、僕は話せません。 というような(よく読んでいないけれど)ことが書いた紙を私の目の前に差し出してきたのですが、その時間が少し長かったんです。
きっと、その紙で手元を隠して携帯を奪ったのでしょう。
盗まれたと分かってからすぐに自分の携帯番号に電話をしてみたのですが、思ったとおり、電源は切られていました。
さすがに昨日は怒りまくっていたのですが、まあ一日たってみると気持ちも落ち着いて、今となってはどうしようもならないことを嘆いても仕方ない、これからは気をつけよう、とやっと思えるようになりました。
それに、つい先ほど友人から出産報告のメールが来て、携帯のことなんてどうでもよくなりほわ~っと幸せになれました。
ママになっていく友人、ママになった友人はみな、さらに愛情深く、そして強くなっていっているので、心から尊敬します。
Uちゃんおめでと~。
本当に、なんて時間が経つのが早いんでしょう!
ここのところは仕事の変化も色々あったり、論文にやっと着手し始めたり、と何かとバタバタした日々をすごしていたのですが、つい昨日、やられました・・・ 初!
ちょうど一年前に購入した携帯を盗まれたーー!!! のです。。 ショボン
土曜日、自習室に朝早く到着し、夫は車を駐車しに行き、私は一人で先に入り自習室で勉強を開始していました。
すると、町でよくお金をください、と歩いている人に聞いたり、この自習室にもたまに入ってくる男の人(同じ人とは限らない)がこの日も入ってきて、私の横に来たのですが、しばらくしたら出て行きました。
その約10分後くらいに携帯が必要だったので取り出そうとすると・・・
な、ない。。
どこにもない!!
いや、でも多分見落としているだけかも、と思い、何度も探すもやっぱりない。
一瞬さっき来た男のことが頭をよぎるも、いやいや、夫が多分持っていったのかもしれない、と思い直し、夫が来るのを待つ。
夫参上。
’ 私の携帯もって行った? ’
’ ううん。 ’ ・・・・
ガーン・・・
イタリアに来たばかりのころは色々な人からスリに気をつけて、と言われてかなり気をつけており、今までスリにあったことは一度もなかったのですが、5年目にしておハツ・・・
大事なデータもたくさん入っているのでこれはかなりショックでした。
確か、この男が来たとき、僕は話せません。 というような(よく読んでいないけれど)ことが書いた紙を私の目の前に差し出してきたのですが、その時間が少し長かったんです。
きっと、その紙で手元を隠して携帯を奪ったのでしょう。
盗まれたと分かってからすぐに自分の携帯番号に電話をしてみたのですが、思ったとおり、電源は切られていました。
さすがに昨日は怒りまくっていたのですが、まあ一日たってみると気持ちも落ち着いて、今となってはどうしようもならないことを嘆いても仕方ない、これからは気をつけよう、とやっと思えるようになりました。
それに、つい先ほど友人から出産報告のメールが来て、携帯のことなんてどうでもよくなりほわ~っと幸せになれました。
ママになっていく友人、ママになった友人はみな、さらに愛情深く、そして強くなっていっているので、心から尊敬します。
Uちゃんおめでと~。
2011年9月21日水曜日
フランス語 結果発表。
とても久しぶりの更新となってしまいました。
普通に毎日夕方17時か18時頃には家にいるのですが、ここ最近は何かとバタバタしていました。
トリノはすっかり秋模様。
朝8時前頃に家を出るとブルブルと結構冷えています。
少し前の記事に書いた枝豆、やっと食べられそうな大きさになったので少しだけ摘んで、朝からほっくほくの枝豆を食べて幸せ~♪
日本にいたときは枝豆なんて普通だったのに、こちらにいるととても貴重なものに思えます。
今日は、9月頭に受けた大学のフランス語最終年の試験結果の発表日でした。
ここのところ、その他のことに色々と集中をしていて試験結果のことはあまり考えていなかった、いや、あえて考えないようにしていたのですが、今日はさすがにお昼頃からドキドキドキドキ(結果は夕方に出るといわれていた)。
仕事の後、所要を済ませて大学までバスで移動。
ドキドキドキドキ。
それが、結果が張り出されている建物に入るなり、ドキドキがなんだかずっしりと重いものに変わり、張り出してある5階までの階段の道のりはとても重い足取りでよろよろと上っていきました。
すでに落とされている経験があるだけにそのショックは見覚えがあるので、今回もだめだろう・・・ と前のショックを思い出し、またあれを味わうのか、と思うとさらに気が重くなり、落ちていたらどうやって自分を励まそう、と階段を上りながら真剣に考えてみたり。
ちなみに今日に限って夫は出張でローマに行っているので愚痴も聞いてもらえない! なんて思いながら。
そんなことをぐるぐる頭の中で考えながら、気づけば5階に着き、着いたからには見ねばならぬ。
恐る恐る掲示板に近づいて、三年生結果表を探して見てみると・・・
・・・・・・
う、 うかってた~!!! (涙)
それに、前よりも(一点足りずに不合格)それぞれの教科が点数も上がっていた!
嬉しすぎて、まだ全く実感がわきません。
絶対後で本当に受かっていたか不安になると思い、きちんと掲示板の点数部分の写真も撮ってきました(笑)
思えば、元々フランス語が好きで、短期留学経験があったからこちらの大学入学時に選んだフランス語。
フランス語を大学で勉強できるなんて嬉しいな、なんて思っていたけどフタをあけてみれば、それはタイヘン。
求められるレベルに満たなければバシバシと半分以上の受験者が落とされるような試験が三年間続きました。
二年生のときになかなか書き取りの試験に受からず涙し、本気で言語を変えようかと考えたときもありました。
クラスの中にはいつもアジア人は私のみなので、言語が似ているイタリア人と比べるとやはりスタート地点が全く異なり、自分は母国語が全然違う言語なんだからしょうがない、と言い聞かせてみても、やっぱり悔しい、悲しい思いは沢山しました。
でも、クラスで勉強を一緒に頑張れる同士に出会え、そしてこの人についていけば大丈夫、と思える先生にも出会え、皆さんのお陰で途中で放りださずにここまで来ることができました。
普通に考えれば大学のただの1試験なのかもしれませんが、私にとっては少し遅れて長い時間をかけてでも乗り越えられたことが何よりも嬉しく、やっと、終わった・・・ といった感じです。
長い長いトンネルからやっと抜け出せました。
大学卒業まであと1試験!
仕事がしばらく忙しくなりそうなので11月のセッションで受けられるかどうか、といった感じですが、最後の試験はフランス文学で好きな分野なので、楽しみながらできる範囲で頑張ってみようと思います。
ちなみに、ローマにいる夫に電話で報告をしたら、ちょっと涙声になって喜んでくれていました。
いつも勉強を助けてくれていた夫に心から感謝です♪
普通に毎日夕方17時か18時頃には家にいるのですが、ここ最近は何かとバタバタしていました。
トリノはすっかり秋模様。
朝8時前頃に家を出るとブルブルと結構冷えています。
少し前の記事に書いた枝豆、やっと食べられそうな大きさになったので少しだけ摘んで、朝からほっくほくの枝豆を食べて幸せ~♪
日本にいたときは枝豆なんて普通だったのに、こちらにいるととても貴重なものに思えます。
今日は、9月頭に受けた大学のフランス語最終年の試験結果の発表日でした。
ここのところ、その他のことに色々と集中をしていて試験結果のことはあまり考えていなかった、いや、あえて考えないようにしていたのですが、今日はさすがにお昼頃からドキドキドキドキ(結果は夕方に出るといわれていた)。
仕事の後、所要を済ませて大学までバスで移動。
ドキドキドキドキ。
それが、結果が張り出されている建物に入るなり、ドキドキがなんだかずっしりと重いものに変わり、張り出してある5階までの階段の道のりはとても重い足取りでよろよろと上っていきました。
すでに落とされている経験があるだけにそのショックは見覚えがあるので、今回もだめだろう・・・ と前のショックを思い出し、またあれを味わうのか、と思うとさらに気が重くなり、落ちていたらどうやって自分を励まそう、と階段を上りながら真剣に考えてみたり。
ちなみに今日に限って夫は出張でローマに行っているので愚痴も聞いてもらえない! なんて思いながら。
そんなことをぐるぐる頭の中で考えながら、気づけば5階に着き、着いたからには見ねばならぬ。
恐る恐る掲示板に近づいて、三年生結果表を探して見てみると・・・
・・・・・・
う、 うかってた~!!! (涙)
それに、前よりも(一点足りずに不合格)それぞれの教科が点数も上がっていた!
嬉しすぎて、まだ全く実感がわきません。
絶対後で本当に受かっていたか不安になると思い、きちんと掲示板の点数部分の写真も撮ってきました(笑)
思えば、元々フランス語が好きで、短期留学経験があったからこちらの大学入学時に選んだフランス語。
フランス語を大学で勉強できるなんて嬉しいな、なんて思っていたけどフタをあけてみれば、それはタイヘン。
求められるレベルに満たなければバシバシと半分以上の受験者が落とされるような試験が三年間続きました。
二年生のときになかなか書き取りの試験に受からず涙し、本気で言語を変えようかと考えたときもありました。
クラスの中にはいつもアジア人は私のみなので、言語が似ているイタリア人と比べるとやはりスタート地点が全く異なり、自分は母国語が全然違う言語なんだからしょうがない、と言い聞かせてみても、やっぱり悔しい、悲しい思いは沢山しました。
でも、クラスで勉強を一緒に頑張れる同士に出会え、そしてこの人についていけば大丈夫、と思える先生にも出会え、皆さんのお陰で途中で放りださずにここまで来ることができました。
普通に考えれば大学のただの1試験なのかもしれませんが、私にとっては少し遅れて長い時間をかけてでも乗り越えられたことが何よりも嬉しく、やっと、終わった・・・ といった感じです。
長い長いトンネルからやっと抜け出せました。
大学卒業まであと1試験!
仕事がしばらく忙しくなりそうなので11月のセッションで受けられるかどうか、といった感じですが、最後の試験はフランス文学で好きな分野なので、楽しみながらできる範囲で頑張ってみようと思います。
ちなみに、ローマにいる夫に電話で報告をしたら、ちょっと涙声になって喜んでくれていました。
いつも勉強を助けてくれていた夫に心から感謝です♪
2011年9月2日金曜日
秋の香り。
少し前まであんなに暑くて大変だったのに何だかここのところ急に涼しくなり、アレ? もう秋? と少し拍子抜けな感じです。
今年もあっという間の夏だったな。
ところで、実は今私が働いている会社が、親会社によってアメリカのライバル企業に買収されることになったのですが、今社内は社員の心配と不安の渦。
話が持ち上がってからというもの、社員達は何度かデモをしたりしていたのですが、やはり親会社の決断は変わらずこういった結果となってしまいました。
何が悲しいって、元々は小さな研究所から始まった今の会社が研究を重ね社員のお陰で当分野では頂点にまで上りつめたのにも関わらず、親会社の経済的理由によりあっけなくライバル企業に売られ、社員たちの今後は全く保障されていない。
まあ、今の不景気、こういった話は珍しくないとは思うのですが、会社の歴史や社員たちの結束力を知っているだけに胸が痛みます。
私自身は他会社から当会社に派遣されて働いており、12月で当会社での仕事に目処がつきそうだと思っていた矢先のこと。
今日会社で、この一年ちょっとほぼ毎日のように顔を突き合わせて働いてきた私の責任者でもある同僚が私に向かって言いました。
’ 今こういった情況だから先のことは何とも言えないけど、少したって会社の構成や仕事内容が
一気に変わり、君の今までの仕事を評価する材料さえなくなってしまう可能性もあるから
今言っておくね。
君の仕事には僕も、他の皆もとても満足しているよ。 よくやってくれた 本当にありがとう。 ’
と。
泣けました。
入ったばかりの頃は本当にやっていけるか不安で、でも皆の助けと、何とか少しでも良い結果を出したい、という気持ちでがむしゃらに頑張ってきたこの一年ちょっと。
自分達のことも先はわからないのに、こんなねぎらいの言葉をもらえたことが本当に嬉しかった。
昨日はアメリカから大ボスが来て、会議をしていったらしい。
社員のみんなは、悔しいけどアメリカ人はピシッとしてて、スーツをちゃんと着ていて(イタリア人は結構ラフな格好)格好良くて若かった! なんて冗談を言って笑っていたけど、本当はすごく不安なんだろうな。
さて、話は変わり、石鹸作りのその後について。
以前こちらにも書いた第一弾のオリーブ石鹸の後、再度第二段オリーブ石鹸を作り、そして少し前に第三弾、マルセイユ石鹸を作りました。
第一弾のオリーブ石鹸は型入れ前の混ぜが足りなかったのか型だしに失敗し、何だかぐにゃぐにゃな形に!
でもまあ固まれば石鹸には変わりないか。
まだまだ使えるまでは一ヶ月近く寝かせないといけません。
第二段のオリーブ石鹸も寝かし中。
そして第三弾のマルセイユ石鹸。
これは少し変化をつけてみようと、精油を入れてみました。
入れた精油はラベンダーとゼラニウム。
これもまだあと三週間くらい寝かせないと使えませんが、こうして置いておくだけでもすごくいい香りが漂います。
使う日が楽しみだなあ。
最近のお気に入りの景色。
週末に行く田舎の家のキッチンからの眺めで、遠くにち~さ~くある白い点々。
牛さんたちなのです。
遠いので動きも全く見えずみんな止まっているようにしか見えないのですが、朝出てきてお昼引っ込んで夕方また出てくる、というサイクルらしく、なんとなく遠くから彼らを眺めていると癒されるのです。
今年もあっという間の夏だったな。
ところで、実は今私が働いている会社が、親会社によってアメリカのライバル企業に買収されることになったのですが、今社内は社員の心配と不安の渦。
話が持ち上がってからというもの、社員達は何度かデモをしたりしていたのですが、やはり親会社の決断は変わらずこういった結果となってしまいました。
何が悲しいって、元々は小さな研究所から始まった今の会社が研究を重ね社員のお陰で当分野では頂点にまで上りつめたのにも関わらず、親会社の経済的理由によりあっけなくライバル企業に売られ、社員たちの今後は全く保障されていない。
まあ、今の不景気、こういった話は珍しくないとは思うのですが、会社の歴史や社員たちの結束力を知っているだけに胸が痛みます。
私自身は他会社から当会社に派遣されて働いており、12月で当会社での仕事に目処がつきそうだと思っていた矢先のこと。
今日会社で、この一年ちょっとほぼ毎日のように顔を突き合わせて働いてきた私の責任者でもある同僚が私に向かって言いました。
’ 今こういった情況だから先のことは何とも言えないけど、少したって会社の構成や仕事内容が
一気に変わり、君の今までの仕事を評価する材料さえなくなってしまう可能性もあるから
今言っておくね。
君の仕事には僕も、他の皆もとても満足しているよ。 よくやってくれた 本当にありがとう。 ’
と。
泣けました。
入ったばかりの頃は本当にやっていけるか不安で、でも皆の助けと、何とか少しでも良い結果を出したい、という気持ちでがむしゃらに頑張ってきたこの一年ちょっと。
自分達のことも先はわからないのに、こんなねぎらいの言葉をもらえたことが本当に嬉しかった。
昨日はアメリカから大ボスが来て、会議をしていったらしい。
社員のみんなは、悔しいけどアメリカ人はピシッとしてて、スーツをちゃんと着ていて(イタリア人は結構ラフな格好)格好良くて若かった! なんて冗談を言って笑っていたけど、本当はすごく不安なんだろうな。
さて、話は変わり、石鹸作りのその後について。
以前こちらにも書いた第一弾のオリーブ石鹸の後、再度第二段オリーブ石鹸を作り、そして少し前に第三弾、マルセイユ石鹸を作りました。
第一弾のオリーブ石鹸は型入れ前の混ぜが足りなかったのか型だしに失敗し、何だかぐにゃぐにゃな形に!
でもまあ固まれば石鹸には変わりないか。
まだまだ使えるまでは一ヶ月近く寝かせないといけません。
第二段のオリーブ石鹸も寝かし中。
そして第三弾のマルセイユ石鹸。
これは少し変化をつけてみようと、精油を入れてみました。
入れた精油はラベンダーとゼラニウム。
これもまだあと三週間くらい寝かせないと使えませんが、こうして置いておくだけでもすごくいい香りが漂います。
使う日が楽しみだなあ。
最近のお気に入りの景色。
週末に行く田舎の家のキッチンからの眺めで、遠くにち~さ~くある白い点々。
牛さんたちなのです。
遠いので動きも全く見えずみんな止まっているようにしか見えないのですが、朝出てきてお昼引っ込んで夕方また出てくる、というサイクルらしく、なんとなく遠くから彼らを眺めていると癒されるのです。
2011年8月25日木曜日
いつもの風景。
ここ数日、本当に暑すぎる日が続きます。。
暑すぎて日向になんていられない。
日陰がないところに数分なんていたら肌がすでにじりじりいい始めます。
旅行から帰ってそのまま田舎の家にむかいました。
みーちょもこんな感じで。。
暑さにやられて。
最近お気に入りのこのテラスのテーブルの上や下で涼しいところを探してビョエ~っと寝そべっています。
大あくび。
いつものようにニワトリや七面鳥さんたちもお出迎えしてくれました。
このいつもの風景がなんだか落ち着きます。
今の田舎はやること満載で大変!
行く度に次々とフルーツが熟しているので早いうちに収穫してジャムやフルーツ煮にしないといけません。
今回はいちじく。
まだまだ青いものも多かったのでほんの少ししか収穫していませんが、それでも10キロはあったのでは。。
今回はレモン汁と洋ナシの皮を入れて自然のペクチンを使って、じっくりじっくり煮込みました。
2~3日がかりでした~。 疲れた!
これだけあるとなかなかジャム状になってくれず、かといって焦げ付くので混ぜ続けないといけません。
全くジャム職人にでもなった気分。
でも夫も混ぜるのを手伝ってくれたので何とか終わりました。
ジャムになる途中のまだソース状のものを冷やしてヨーグルトと混ぜて朝食に食べたら最高に美味しかったです!
着々と増えている今年の保存食を棚の中に見つけるのはなんだか嬉しいもので。
そういえば、ずーっと前から気になっていたここ。
夫の両親が使っていない土地で農家の方に耕してもらっており、例年はトウモロコシがなっているのですが今年は何か大豆っぽいなあ、なんて前から思っていたのです。
でもこれだけわさわさ生えているので大豆ではないのかなあ、とも思い、あまりここ最近は気にしていなかったのですが、つい先日よーく見てみたら・・・
まだ小さいけど・・・ なってる!
枝豆くんです!
前に一度育てようとしてあまりうまくいかなかったので、ここでも育つのだとわかってうれしかったです。
夜の8時くらいに夫と食後のフルーツを食べにフルーツ畑に散歩に行って、あまりにも気持ちよい空気だったので、草むらに寝転んでポカーンと空を眺めて。
なんだか何でもないこのいつもの景色が幸せだなあ。
仕事も勉強も再開し、少しづつバカンスモードから切り替えつつあります。
まだまだ暑い日が続くと思いますが、皆さんも夏ばてにはお気をつけてお過ごしください。
暑すぎて日向になんていられない。
日陰がないところに数分なんていたら肌がすでにじりじりいい始めます。
旅行から帰ってそのまま田舎の家にむかいました。
みーちょもこんな感じで。。
暑さにやられて。
最近お気に入りのこのテラスのテーブルの上や下で涼しいところを探してビョエ~っと寝そべっています。
大あくび。
いつものようにニワトリや七面鳥さんたちもお出迎えしてくれました。
このいつもの風景がなんだか落ち着きます。
今の田舎はやること満載で大変!
行く度に次々とフルーツが熟しているので早いうちに収穫してジャムやフルーツ煮にしないといけません。
今回はいちじく。
まだまだ青いものも多かったのでほんの少ししか収穫していませんが、それでも10キロはあったのでは。。
今回はレモン汁と洋ナシの皮を入れて自然のペクチンを使って、じっくりじっくり煮込みました。
2~3日がかりでした~。 疲れた!
これだけあるとなかなかジャム状になってくれず、かといって焦げ付くので混ぜ続けないといけません。
全くジャム職人にでもなった気分。
でも夫も混ぜるのを手伝ってくれたので何とか終わりました。
ジャムになる途中のまだソース状のものを冷やしてヨーグルトと混ぜて朝食に食べたら最高に美味しかったです!
着々と増えている今年の保存食を棚の中に見つけるのはなんだか嬉しいもので。
そういえば、ずーっと前から気になっていたここ。
夫の両親が使っていない土地で農家の方に耕してもらっており、例年はトウモロコシがなっているのですが今年は何か大豆っぽいなあ、なんて前から思っていたのです。
でもこれだけわさわさ生えているので大豆ではないのかなあ、とも思い、あまりここ最近は気にしていなかったのですが、つい先日よーく見てみたら・・・
まだ小さいけど・・・ なってる!
枝豆くんです!
前に一度育てようとしてあまりうまくいかなかったので、ここでも育つのだとわかってうれしかったです。
夜の8時くらいに夫と食後のフルーツを食べにフルーツ畑に散歩に行って、あまりにも気持ちよい空気だったので、草むらに寝転んでポカーンと空を眺めて。
なんだか何でもないこのいつもの景色が幸せだなあ。
仕事も勉強も再開し、少しづつバカンスモードから切り替えつつあります。
まだまだ暑い日が続くと思いますが、皆さんも夏ばてにはお気をつけてお過ごしください。
2011年8月21日日曜日
カリオストロの城など。
その後もウンブリアの小さな町を色々周る度にその美しさに感動していたのですが、中でも心に強く残っている町が、グッビオという町。
たまたまこの日が祭日だったからかなんだかすごい人が教会の前に集っています。
何かみんな上を見上げているので私も見上げてみる。
すると音楽のような素晴らしい鐘が響きだす。
あれ? でもなんだか様子がおかしいぞ。 人が鐘の下にいる!
よーく見てみると、人が足を使って鐘を揺り動かして鳴らしている!
この鐘の音が本当に素敵で、古い町並みの中でこの音を聞いているとまるで映画のワンシーンの中にいる感覚でちょっと身震い。
久しぶりに、イタリアいいなあ、と感じた一瞬でした。
その後はラヴェンナに向かい、バジリカの煌びやかさにひどく感動してみたり、
すごーく昔の人が作ったモザイクに心を奪われてみたり、
またしつこく気に入ったレストランに通って
食べて
海で寝そべって
みんなが帰った後の海を眺めてぽかーんとしてみたり。
ラヴェンナの後はついに旅の終息地、夫のおばあちゃんが住むリミニに向かいつつ、かの有名な(というか実在するとは知らなかった!)ルパンのカリオストロの城のモデルになったところを見学。
カリオストロという人は実在し、リッチな人たちをたぶらかしお金を巻き上げ、貧しい人たちを助けていたが、死刑を免れ終身刑となり、この城で余生を過ごしたという。
ルパンが映画の最後だったかな? 車で城の前を走り抜けていくシーンが頭をよぎった!
目を見張る景色とはこのことだと思った場所サンマリーノ。
あの景色は本当に素晴らしく忘れられない。
無事おばあちゃんの住む夫の叔母の家に着き、次の日の早朝、おばあちゃんを車に乗せて、まだ夜明け前に帰途についたのでした。
帰りの夫の運転中、居眠り運転を夫がしないか心配していたのですが全く心配無用!
だって、なんたっておばあちゃん、5時間ぶっ通しで話し続けていましたから。
おばあちゃんありがとう!
旅が終わってから思い出にふけっていたりしたのですが、旅の途中、いつも通りなんだかんだと夫とちょくちょく言い合いなんかしていたはずなのですが、何で言い合いをしていたのかなんて全く今となっては覚えていないもので。。
よ~くよ~く思い出してみると、確か、行き先は先にペルージャがいいだの、ご飯はこっちがいいだの、まったくたわいのないことで。。
まあ夫婦喧嘩なんていつもそんなものなのかもしれませんが。
でも、久しぶりに二人でリラックスした時間を過ごすことができ、いつも日々の生活に追われて伝えそびれていた ’ ありがとう ’ を伝えて、旅の締めとなりました。
たまたまこの日が祭日だったからかなんだかすごい人が教会の前に集っています。
何かみんな上を見上げているので私も見上げてみる。
すると音楽のような素晴らしい鐘が響きだす。
あれ? でもなんだか様子がおかしいぞ。 人が鐘の下にいる!
よーく見てみると、人が足を使って鐘を揺り動かして鳴らしている!
この鐘の音が本当に素敵で、古い町並みの中でこの音を聞いているとまるで映画のワンシーンの中にいる感覚でちょっと身震い。
久しぶりに、イタリアいいなあ、と感じた一瞬でした。
その後はラヴェンナに向かい、バジリカの煌びやかさにひどく感動してみたり、
すごーく昔の人が作ったモザイクに心を奪われてみたり、
またしつこく気に入ったレストランに通って
食べて
海で寝そべって
みんなが帰った後の海を眺めてぽかーんとしてみたり。
ラヴェンナの後はついに旅の終息地、夫のおばあちゃんが住むリミニに向かいつつ、かの有名な(というか実在するとは知らなかった!)ルパンのカリオストロの城のモデルになったところを見学。
カリオストロという人は実在し、リッチな人たちをたぶらかしお金を巻き上げ、貧しい人たちを助けていたが、死刑を免れ終身刑となり、この城で余生を過ごしたという。
ルパンが映画の最後だったかな? 車で城の前を走り抜けていくシーンが頭をよぎった!
目を見張る景色とはこのことだと思った場所サンマリーノ。
あの景色は本当に素晴らしく忘れられない。
無事おばあちゃんの住む夫の叔母の家に着き、次の日の早朝、おばあちゃんを車に乗せて、まだ夜明け前に帰途についたのでした。
帰りの夫の運転中、居眠り運転を夫がしないか心配していたのですが全く心配無用!
だって、なんたっておばあちゃん、5時間ぶっ通しで話し続けていましたから。
おばあちゃんありがとう!
旅が終わってから思い出にふけっていたりしたのですが、旅の途中、いつも通りなんだかんだと夫とちょくちょく言い合いなんかしていたはずなのですが、何で言い合いをしていたのかなんて全く今となっては覚えていないもので。。
よ~くよ~く思い出してみると、確か、行き先は先にペルージャがいいだの、ご飯はこっちがいいだの、まったくたわいのないことで。。
まあ夫婦喧嘩なんていつもそんなものなのかもしれませんが。
でも、久しぶりに二人でリラックスした時間を過ごすことができ、いつも日々の生活に追われて伝えそびれていた ’ ありがとう ’ を伝えて、旅の締めとなりました。
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