ついてみたら、すでにすごい人。

劇場ができかけの時に一度見ていたので劇場が大きいのは知っていたけれど、こんなに大勢の人が集まるとは驚きでした。
確かに、このジェラート屋さんは田舎のどまんなかにあるのにいつも人で溢れ返っています。
私達もまずはジェラート。

ここは、彼らの土地で採れたフルーツや、飼っている牛からのミルクでジェラートを作るので素材がとても新鮮。
ジェラートを片手に完成したという劇場に向かうと、既に満席です。

この劇場は、古代ギリシャ円形劇場をイメージしたもののようです。
日が落ち始め(といっても夜9時過ぎ)、やっとイベントが開始。

私はあまりテレビを見ないので声を聞いても顔を見ても全くピンと来なかったのですが、テレビによく出ている有名な司会者がこの日の進行役をされていました。
そして、Arturo Brachetti(アルトゥーロ ブラケッティ)という着替え芸?で有名な方も来てトークをしていました。
そんなに有名ならショーを見てみたかった~!
でもトークだけでもかなり笑わせていただきましたが・・・

予想以上に大きなイベントで、とても楽しい夜となりました。
週末は夫のご両親が泊まりでお出かけのためお留守番を頼まれたので、田舎の家へとまた行ってきました。
朝食の準備をしていたら私の座る場所の横を陣取るミーチョ(笑)

クリッコのほうはというと、影に隠れて同じ場所で気持ちよさそうに二時間程ぐっすり。

朝食には、マンマお手製のバナナタルト。

このタルトの中には、お庭で採れたバラで作ったリキュールが少し入っているので口に入れるとふわっとバラの香りが漂います。
こちらは夫のおばあちゃんの家から少し前にやってきた葡萄の苗。

葉が全部落ちてしまって、あ~、だめかもね~、と言っていたのだけれど、よぉく見ると下の方から新しい葉っぱが出てきています。

これもいつか実をつけると思うと楽しみです。
そして、お留守番というからには動物、畑のお世話もしなくてはなりません。
夕方二人で一緒に畑へ水遣りに。

畑は家の前から少し離れたところまで歩いていかなくてはいけないので、水は小さなトラクターでもっていくのですが、そこで水を汲み水を遣るだけでも一苦労。
マンマやパパがいつもしているお仕事、この毎日の苦労があってこそ美味しいお野菜が食べられるのだなあ、と改めて実感します。
嬉しかったのがこちら。

以前も写真を載せましたが、ヘーゼルナッツの木がさらに育って、頼りなかった去年に比べると今年は実をたくさんつけてくれそうです。

夕食は牛肉のビール煮込みにしました。

え?! ワインでは? といった感じですが、ちょうど去年家で夫パパが作った黒ビールが残っていたので、ワイン代わりに使いました。
夕食後、お庭に夫と二人で座っていたら、夫が ’ カメラ カメラ!! ’ というので何かと思ったら、お庭にある木の枝にフクロウが留まっていたのを発見したらしいのです!

しかも下の枝に飛び移ったら体の重さで枝がグラッと傾いていた、と。。
大きなまん丸な目、ずんぐりな体がまたかわいかったとのこと。
私も見たい! 夫ももう一回見たい!! ということで、そこに座ったままバードウォッチング。
しかしやはり待てども待てども姿を現してくれません。
夫によると、子供のころからお庭からフクロウの声は聞こえていたけれど、実際見るのは初めてとのこと。

この木は樹齢約100年の木ですが、フクロウも人間と同じように家族で引き継いできてくれたのかもしれません。
私もいつか見られたらいいなあ。
おまけに、頭隠して尻隠さずの、クリッコでした。
