
田舎の私の散歩道。

朝起きるとすぐに外に出て、この坂道を登って降りるだけ。
距離にしてみるとほんのちょっとだけれど、その間に町の景色や色々な草花を見ることができ、頭も体もスッキリする気がするのです。
田舎の家ではマリーゴールドが満開♪

フルーツもこの時期は一日太陽が出るだけで一気に色も変わり熟してしまうので、熟しているものはできるだけ収穫して、ジャム作りをします。

今回は桃とイチジク。

大なべに入れてひたすら火にかけますが、焦げ付かないようにこまめに混ぜないといけません。

これが量も多いので結構体力を要します。

出来上がったものはすぐに瓶詰めし、箱に入れ上から毛布を何枚かかけて、そのまま一日かけて自然にゆっくりと冷まします。
そうすることで中の空気も抜け、フタもきちんと閉まるので長期保存が可能となります。
空気が抜けフタがきちんとしまっているかどうかは、フタ中央を押し、空気が抜けていればペコペコしない、抜けていなければペコペコしてしまいます。
これで一年分のジャムの出来上がり!
ジャム作りは時間も労力も必要だけれど、一年の間夏の新鮮なフルーツでできたジャムが食べられると思うとがんばれるものです。
市販のジャム、おいしいものもあるけれど、ゼラチンとお砂糖の量が気になることが多々あるので、やっぱり手作りは安心です。
夫と夫パパは、夏の間伸び放題だった草の干草作り。
これが見ていてとても面白いのですが、機械が草を吸い込んでいき、ギュウギュウっとつめこんで、最後に真四角となってボトンっと落ちる、の繰り返し。

夫は二日間ずっと外で働いていたので首が焼けて真っ赤になっていました。
その間私は、初めて収穫されたハチミツの瓶詰めです。

去年から始めた養蜂。
今年の厳しい冬を残念ながら二家族が乗り越えられなかったのですが、残ったハチさん達からだけでもたくさんのハチミツがとれました。
まずは、フレームをこの遠心分離機に入れ、フレームからハチミツを取り出します。

取っ手をぐるぐると回すと中が周り、その勢いでハチミツがフレームから離れ、下の出口からハチミツだけが出てくるといった仕組み。
出てきた蜂蜜。

上の白い部分は蜜蝋の残りで、瓶詰めの時に上の部分だけ他の瓶にいれるようにします。
取れた蜜蝋は全部一緒に一度溶かして固めるとこの通り。

蜜蝋はキャンドルや化粧品など、色々なものの原料になっていますが、ハンドクリームや練り香水が作れるということなので一度挑戦してみたいです。
お玉ですくって少しづつ入れていくという地道な作業。

何だかとっても感動。

これは全部花から取れた蜜で、全部ハチさん達が集めてくれたもの。

普通に瓶で買ってパンに塗って食べているとそんな風には感じなかったのですが、こんなに美味しいものが自然の中にあり、そしてそれをハチさん達が一生懸命集めて、最後にはこんなに大量の花の蜜が目の前に集まっている。
何だか不思議~ と思わずにはいられなくて。
大事に大事にいただきます。
今年は夫パパが新女王蜂を入れて新たな家族を増やしてくれていたので、また今後が楽しみです。
今はまだ私達は全てのことはできませんが、これからまだまだ夫パパに色々なことを教えてもらってできることを増やしていきたいものです。
夫パパといえば、とっても嬉しいことをしてくれました。
私が少し前からウスベニアオイの花を探していたのを知り、お庭かどこかで見つけて根っこからきれいに抜いて、水にさしておいてくれたのです。
こうすると根が出てきて、鉢植えすることができるとのこと。
こういった優しい心遣いにいつも温かい気持ちになります。
みーちょは相変わらずのみーちょ踊りを披露してくれ、

ニワトリさんたちはあっちに行ったりこっちに行ったりといつも忙しそう。。

この子達、本気を出して走るとスタスタスタターーとすごくスーパー早いんですよ!
鶏さんやヤギさん達のお世話や畑、フルーツの手入れなど田舎はすることがたくさんあってキリがありませんが、やっぱり楽しい!