2009年9月27日日曜日

家具職人な一日。

先日、小鰯を久しぶりに買ったので、フライにしようか? パスタにしようか? と考えた末、結局シンプルなオーブン料理になりました。

オリーブオイル、塩、ローズマリーをかけてジャガイモと玉ねぎと一緒にオーブンに入れるだけ。



























お野菜でもお魚でもこの方法で調理をすると大体美味しくなる気がします。
手の込んだ料理が苦手、ということもありますが・・・


なので、時間がないなあ、材料があまりないなあ、なんて時はこの調理法に逃げること多し。。





さて、昨日は田舎の家で、大役を任されました。


何かというと、椅子のお手入れ。(大して大役でもない?)





この椅子達は私達が使わせてもらう予定の椅子達なのですが、1800年代からこの家にあるとてもアンティークな椅子のようです。


オリーブの木で出来ているのでとても丈夫なようですが、それでもやはりこうやってたまにお手入れをしてあげないと色褪せてしまったりします。






今回私がしたのは、木の部分をアンモニアで磨くこと。

アンモニアの鼻にくる匂いに耐えながら、磨けば磨くほどアンモニア水がどんどん茶色になる!


アンモニアは色を取り除く作用があるので、磨いた後は木が白っぽい色になります。
その後はニスを塗って出来上がり。



昔の時代のものは丈夫で長持ちするものが多いですが、やっぱりその時々に、皆が自分達で手入れをしながら大切に使ってきたから、ということもあるのでしょうね。


この椅子達もまだまだ長生きしてくれると嬉しいなあ。




そして第二の大役(?)は、昨日が彼のご両親の結婚33周年記念日だったので、タルトを作ること。


しかも急遽任命され、カボチャを使って、という指定まで!

いやあ、カボチャのケーキは作ったことがないし、手元にレシピはないしネットで調べる時間もないし計りもない!


仕方なし、全て目分量、材料も何となく合いそうなものを入れて、かなり適当ですがかぼちゃのケーキを作ってみました。





























丸いケーキなので味見も出来ず、恐る恐る食後に出してみたら、彼のお父さんお母さんににとても好評でした。

あ~ 一安心。






























かぼちゃとかお野菜のケーキとかを全く好まない彼だけは一人、普通のケーキがいいなあとブツブツと文句を言っておりましたが(笑)


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2 件のコメント:

かずみ さんのコメント...

物を大切にする心、見習わないと♪
ヨーロッパの人たちの素晴らしいところだよね。
古きよきものを尊ぶ心。
ヨーロッパの魅力やね。

かぼちゃケーキすごいね☆
レシピなしでお菓子作れるなんて、上級者!!
チェスのご両親も、自慢のお嫁さんだね。

オーブン料理って、見た目も豪勢に見えるよね。
我が家もいつか欲しいな♪

hitto さんのコメント...

>かずみ
ね~、ほんと見習わないとな、と思うよ。
それに、家具一つにとっても買おうと思ったら高いしね!
一つ一つ、大切に使っていかないとね。

レシピなしで作ることはほとんどないんだけど、今回は必要に迫られて仕方なく・・・
お菓子となると、少しの量の差で生地の感じや味が変わってきてしまうからなかなか難しいね。

オーブンは確かに便利!
何でも入れちゃえ!って感じだもん(笑)
でもかずみには今は強い見方のタジンがあるからまら更にバリエーションが広がるかもね!