2009年11月8日日曜日

母との旅行 花の都フィレンツェ。

さて三日目は、仕事の為に帰っていったフランチェスコを見送り、フィレンツェ観光♪



なのですが。。 

結婚式と連日の観光もあり私たち母娘は少し疲れ気味。

ということで、レンタサイクルをして少しのんびり目な観光をすることにしました。



フィレンツェって初めて来るのに、今まで色々な本で見たり、フィレンツェに留学していた友達の話を聞いたり、フィレンツェにてメデタクお付き合いを始め今年8年越しに結婚した子の話を聞いていたりで、あまり初めてな気がしませんでした。




























ドゥオモを見たときは、これがあのドゥオモなんだ~、と感動。







そこだけ見ると絵画を切り抜いたかの様に美しい。




そしてフィレンツェの町、想像はしていたけれど、観光客の多さにもびっくりしました。
観光客は春・夏にはちょこちょこ見るな、という程度のトリノから来たわたくしにはオドロキです。
さすが世界から人々が集まる場所ですね。


母娘で少しふらふら~っとしながらも自転車をこいで、念願のウフィツィ美術館に行ってきました。

前日に予約をしておいたので私たちは列に並ばなくても良かったのですが、予約をしていないとかなり待たされるようですね。


美術館の中はとにかく広い。

どこから来たっけ?? と迷子になってしまうほど。

あまり時間のなかった私たちは足早に目当ての絵画を主に観て回りましたが、今度時間があるときはもっとじっくりゆっくり見たいものです。


美術館内には軽食をとれるカフェもあり、そこからはスカッとした青空の下ドゥオモのク-ポラ部分が見えました。




























美術館の後は一度は見てみたかったヴェッキオ橋。





























一瞬トリノのポー川を思い出しましたが、橋を通ってみるとその煌びやかさに驚きます。

橋に添ってジュエリー店が並ぶのですが、どのお店を見ても美しい品物ばかりでうっとり。。
そしてお店の中の窓から見える川の眺めもとても素敵でした。

母もやはりとても嬉しかったようで、せっかくだし記念だから、ということで以前から欲しかったカメオを二人でお揃いで購入しました。

ジュエリー、普段はあまり買わないのですが眺めるのは大好きなので、あの美しいジュエリー店の光景が忘れられません。



今回はとてものんびりと観光をしていたので、フィレンツェのほんの一部しか見ることができませんでしたが、私にとっては久しぶりの母との旅行、イタリアでは初めての母との旅行、ということで、とても大切な思い出となりました。




今回少しだけ長く滞在してくれた母。

出発の日はあっという間に来てしまいました。


空港のカフェで、一生懸命何かを日本語で伝えようとしているフランチェスコに耳を傾けている母の姿を見ながら涙をこらえるのが大変でした。


私の相変わらずの掃除下手や、フランチェスコの実家でもお手伝いそこそこにのんびりしている様子を見て呆れていましたが(笑)、それでもこちらでの暮らしぶりを見て安心して帰っていってくれたようでした。

母のことを色々と心配して毎日のように電話をかけてくる祖母のことを、



’ 私がこの年になってもお祖母ちゃんにとっては私は子供で、
 いつまでたっても心配なんだろうね。 ’



と言っていましたが、きっとそれはいつも私を心配してくれている母にも同じことなのかな、と思います。


空港でのお別れは声を出すと涙が溢れてきてしまいそうで、早口に ’ ありがとう ’ というのが精一杯でした。

渡した手紙を大事そうに、後で読むね、と言っていた母。



以前、父とちょっとしたけんかをし、私って親不孝な子供だよね、と落ち込んで少しだけ母に愚痴をもらしたときに言ってくれた言葉、


 ’ 大丈夫、お父さんにとってもお母さんにとってもあなたは自慢の娘だからね。 ’


物よりも何よりも嬉しい言葉だった。
一生大切にしたい言葉です。



母の愛情には感謝しきれません。




母が帰った今は、大量に持ってきてくれた和食材を使って連日和食が続いています。
和食って胃にもやさしいけど心にも優しい気がします♪


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6 件のコメント:

europe-trip さんのコメント...

もう1年前になりますか、夫婦で旅した街フェレンツェ、シエナ懐かしいです。フェレンツェは旧市街は全てが美術館といってもいい街ですね。冬で美術館にも並ぶことなくゆっくり見て回りました。
親子での観光はいかがでしたか。結婚式後の幸せな中での親子旅、思い出深い旅になったのことでしょうね。

かずみ さんのコメント...

‘自慢の娘’って最高の褒め言葉だね。
母親の愛って、本当に大きいね。
光景が目に浮かんで、感動したよ。

ほんとお母さんは、1番の理解者で味方でいてくれるね。
偉大な母に感謝だね。

ほんと、親子ふたりの時間、楽しそう☆
素敵な時間を過ごせて、何よりの親孝行だよ。
よかったね。

フィレンツェ!!!もう随分月日が流れたけど、私達の始まりの場所だぁ。
いつかまた、訪れたいなぁ。

かな さんのコメント...

なんだか、読んでるだけでこっちまで泣きそうになってきたよーー。
本当に素敵な時間を過ごせたみたいで、よかったね。
きっとお母さんもすごく喜んでくれただろうな。離れてて、不安だったりさみしいこともたくさんあるだろうけど、見えない絆でしっかり結ばれてると思うよ。お母さんはじめ、家族とか、お友達とか…、あと私とか(笑)
きっと、いろんな行事が続いて体も疲れてるかもしれないし、ゆっくり休んでね♪

hitto さんのコメント...

>europe-tripeさん
一年前にフィレンツェにいらしたんですね。
ヨーロッパ、色々なところをご旅行されているのですね。
本当にその通りですね。
街自体が美術館。
とても美しい街ですね。
でも、シエナの落ち着いた、そして独特な街の雰囲気もとても好きでした。
親子での観光、今回は出来るだけのことをしてあげたいな、と思っていたのですが、最後はやっぱりいつも通り甘えてしまう娘に戻っていた気がします。
でも、とても思い出深い旅行になりました。

hitto さんのコメント...

>かずみ
うん、そのメールをもらったときは涙がとまらなかったよ。
嬉しくって切なくって。

母親の無償の愛ってどこから沸いてくるんだろうね。
きっと自分もいつか母親になったときにわかるんだろうね。

フランチェスコと母が一生懸命コミュニケーションをとろうとしている姿を眺めているのもほほえましかったけれど、親子二人の時間はやっぱり特別だね。
昔から二人になったときに流れる空気感が変わらない。
それがとても愛しいよ。

フィレンツェ、かずみとようちゃんの町だなあ、と思いながら自転車をフラフラこいでたよ。

けいくんとまた訪れることができるといいね♪
そのときは私もお邪魔しにいきたいけどっ

hitto さんのコメント...

>かなちゃん
ありがと~。
うん、かなちゃんとはしっかり見えない絆で結ばれてると思ってるよ。

いつこちらに戻ってきても、しばらく会っていないなんて嘘のように普通に話ができちゃいそう。
そんな日が早く来るといいな。

うん、ありがとう。
なかなか休む暇がないのだけど、体調にだけは気をつけないとね。
かなちゃんも寒くなるけど健康第一にね。
(京都より東京はまだ寒くないか。。)

そういえば、みんなでの箱根旅行どうだったかな?
(あれ?箱根だったよね?)