心も体も癒され満たされ、素敵な出会いも沢山あった思い出たっぷりのバカンスでした。
前にも書いた通り、行き先はフランス、コート・ダジュールのマントンという町。
レモン祭で有名でもありますが、何よりその海沿いに面したかわいらしい町並み、日常とバカンスが混在するような雰囲気、町の人たちの温かい人柄にうっとり。
海岸は日光浴、海水浴を楽しむ人で溢れています。
どれだけ眺めていても飽きない海。
出発前、トリノでは少し涼しくなっていたので、海、大丈夫かなあ、と心配していましたが、全く無駄な心配でした。
毎日毎日海に行き、泳ぎ疲れては砂浜に寝転んで、日に日にジリジリ焼けていく肌。
今、本当に真っ黒です。(笑)
小学生くらいぶりにこんなに黒い気が・・・
街中にはさすがレモン祭があるだけあり、レモンの木を見かけることが多く、建物も明るい黄色っぽい
ものが多かった気がします。

かわいらしいお菓子屋さん。

メインストリートにはお土産屋さん、カフェ、レストラン、雑貨屋さんが並びます。
カフェで食べたジェラート。
味はピスタチオ、バニラ、レモン。
レモン味の食べ物、とても多いような。
海岸、町共にニース等の大きな町に比べて落ち着いていて、安全な印象を受けました。
そして、私達が滞在したのは町を少し上った所にあるキャンプ場。
オリーブ林の中にあります。
日本にいたときはキャンプをする、という意識があまりなく、前にしたのはきっと中学生くらいの頃かなあ、といった感じでしたが、ヨーロッパではみんなキャンプをもっと気軽にするのですね。
最初はトイレとか大丈夫かなあ、と心配していたのですが、きちんとトイレもシャワーも一日に何度か清掃され、とても居心地が良いキャンプ場でした。
これがキャンプ場からの眺め。
毎日毎日期待を裏切らない青い空、青い海、澄んだ空気。
朝起きて、テントから出てこの景色を見るのが大好きでした。
そしてこれが我が家(笑)
テントも色々な形があるのですね。
本当に小さな寝るだけのテントや(左奥に小さく見える)、きちんと生活空間が整った巨大テント。
私達のテントは4人用の結構大きなものでした。
空気ベッドも意外に寝心地が良く(というか私はどこでも眠れるので。。)、快適な空間でした。
ただ、写真でお分かりの通り、高い場所にあるので毎日とんでもない階段を登り下り、海岸まで徒歩15分。
登り終わる頃にはゼィハ~ゼィハ~。

でもやっぱり後ろを振り向いて、美しい景色を見ると、少し疲れも癒された気がします。

そして予想外に楽しむことができたのが食事。
キャンプの醍醐味と言うのか、その土地の食材を新鮮なうちに調理して自然の中で美味しく頂くことができる、それがこの上なく幸せでした。
もちろんご飯も炊き、

おにぎりも作り。
サーモンやソーセージも。


キャンプ、あまりに楽しくて癖になりそうです。
そして、キャンプ場での出会い、それもまた一つの喜び。
とても嬉しくかわいい出会いがありました。 それはまた後ほど。
旅の話、つづく。