朝からスコーンを作り、気分を少し盛り立てたのだけど、何だか今日はどうも調子が良くなくて。
というのか、気分が暗い・・・

こういう時、家にずっといたのではどんどん暗くなってしまうと思い、急遽、彼と湖に行くことに。
といっても、トリノから55キロ程の場所にある小さな湖(Lago sirio)です。
この予定が決まった途端、急にテンションも上がり、泳ぐ気も満々で服の下に水着もつけて。
ところが、湖に着いてみると、雲がかっていて何だか肌寒いのです。
泳いでいる人を見ると、本格的に水泳をしていそうな筋肉おじ様ばかり。

泣く泣く泳ぎは断念し、水辺で涼むことに。
寝転んで、本を読んで、空を見上げて。
寝転ぶ場所も、ガタゴトとしていて背中がいたい・・・
それでも、静かに動かない木々、小さな水のさざなみを見ていると、ちょっと曇っていた心も自然と落ち着きます。
そして、じ~っと曇った空の下、涼むこと小一時間。
分厚い雲がちょっとづつ ちょっとづつ動き、やっと晴れ間が見えました。
水もキラキラ、雲を映す鏡となります。
一時間かけてここまで来て、泳ぐこともできず、ガタゴトした場所しかなく、曇り天気がほとんどの時間で期待していたことができなかったのですが、最期の晴れ間のきれいな景色を見て、最期にこんなきれいな景色が見られたならまあいっか、と自分の中で全てオッケイになりました。(笑)
森のお土産。

2 件のコメント:
いい時間だね。
静かに動かない木々、小さな水のさざなみ、
きらきら光る木漏れ日・・・
まったりとした時間に癒されるね。
お岩さん姿、以前見たことある気が(笑)
あっ、あれは口やったかな。
もう治ったころだよね、
ひとつ気になることがあるだけでブルーに
なるよね。
>かずみ
あれ? 前にもお披露目したことあったっけ?
お岩さん姿(笑)
何だか目の上を良く刺されるんだよね。
湖、何だか小さな小さな湖だったけど、それがまた普通で良かったよ。
やっぱり自然に触れるのはいいね。
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