トリノからミラノまでは電車で約1時間30分~50分。
こういう電車に一人揺られる時間、好きです。
じっくりと色々なことを考えられたり、本も読めたり。
ミラノはいつも通り、観光客で溢れかえっていましたが、やっぱりこのアーケードはいつ見てもきれい。

朝一番で領事館に行き、お願いした書類をいただけるのは午後3時以降なので、一人でブラブラとそれまで時間を潰します。
といっても、今回はほぼリナシェンテ(イタリアの大手デパート)から離れませんでしたが。
というのも、このセール時期、普段は買えないお値段のお洋服なども、70パーセントになっていたりしてかなり魅力的なのです。
しばらくグルグル色々な階を周り、結局昔から大好きなマルタンマルジェラのニットと、スコットランドのプリングル1815というブランドのニットを購入。
マルジェラは、以前から着ていて、私にとっては ’ はずれ ’ がないブランド。
今回買ったニットも見た目は全くシンプルで何の味気もないようなニットなのですが、絶対これはいい、と思って試着してみると、やっぱり。
見た目シンプルなのに、着てみるととても形が良く、素材感も美しい。
こういった意味でマルジェラは期待をいつも裏切りません。
そしてもう一つのプリングル1815、というブランドは今回初めて知ったものです。
でも、たまたま見ていて気に入った何枚かの服が全てこのブランドだったりしたので、きっと自分の好みにピタッとあったのでしょう。
考えてみると私は、10年前の服や靴、かばんを今もかなりの頻度で使用しています。
はい、穴があくまで使います。
一番気に入っていて良く履くブーツなんかもちょうど10年前に旅先で購入した大切なもの。
でも、大分くたびれてきてしまっているので、そろそろ、とは思っているのですが、なかなか・・・
そういった長年選手の共通点は、やっぱり着やすさ、履きやすさ、持ちやすさ。
きっと今回購入したものもず~っと先も着ているだろうなあ、という予感の物達です。
長く使えば使うほど、愛着がわいてくるものですよね。

それにしてもミラノ、暑かった・・・
ミラノはトリノよりもう少し涼しいのかな、なんて淡い期待を抱いていたけれど、全くそんなことはなし。
帰りの電車、どうしても希望の時間のものに乗りたく、地下鉄で確か2,3駅くらい? あまり覚えていないですが、結構な距離がある領事館とミラノ駅の間を本気でダッシュ。
汗だくでギリギリ間に合ったはいいものの、電車は満員でしばらくは冷房も効かず、一人で汗をかき少し恥ずかしい思いをしていました(笑)
ところで、今年の夏はダブルで嬉しいことがありそうです。
そう、 日本から二人の友達が会いに来てくれるのです!
一人は短い滞在で、でも、二人とも食いしん坊なので、きっとその間かなり食道楽な日々になりそうな予感ですごく楽しみ!
もう一人は、何と二人のかわいい子供を連れて!!
この子は2週間以上いてくれるので、まったりと日本にいたときのように色々なことを一緒にできそうです♪