2008年9月13日土曜日

おめでとう。

今日は親友の入籍日でした。


名字が変わる。
私にはまだ経験のないこと。

でも、友人はしばらく前からやはり旧性ではなくなってしまうのをとても寂しく感じていたよう。


そういえば、あまり考えたことが無かった。
結婚したら名字は変わるものだ、と普通に考えていたけれど、今まで呼ばれていた名前の一部が変わるって、きっとちょっと切なくて、寂しくて、でも嬉しくもあることなのでしょう。


今まで、色々な細かい二人のいきさつや、日々の出来事、お互いのご家族のことなど、毎日のように色々話をしてくれていたからか、この日は私にとっても何だかドキドキする日。

彼を紹介する時も、将来の話をするときも、何より家族を大切にする彼女、その姿には感動を覚え、見習うべき点が沢山でした。


美味しくお洒落なお弁当を作ってくれるハイカラで、そしていつも彼女の見方なおばあちゃん。
家の中でお日様の様な温かい存在のお母さん。
そして、普段は厳しく、でも誰よりも彼女の幸せを望む、ちょっと不器用なお父さん。


そんな愛に溢れる家族に囲まれた彼女は、きっとこれからまた愛に溢れた家族を育てていくのでしょう。


8年間という長い時間を共にしてきて、その間、紆余曲折もあり色々なことを乗り越えてきた二人。



忘れられないのが、よく言う彼女の言葉。

 ’ 日々、どんどん彼のことが好きになる! ’


やっぱり、恋人とはいっても人と人。
人とあれば、強い面もあれば、弱い面もあり、二人の人間が一緒にいれば自ずと見えてくる相手の弱い面。

それでも8年経ってそう言いきれるというのは、本当に素敵なこと。



知恵子抄の詩の一編、

  
  あなたによって私の生(いのち)は複雑になり、豊富になります。
  そして孤独を知りつつ、孤独を感じないのです。


まさしくこんな感じなのかなと、思いました。


こういうとき、やっぱり近くで顔を見てお祝いしてあげることができないのがとても心寂しいのですが、トリノからこの気持ちが届きますように。

おめでとう~!!



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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

仁美、ありがとう。

読んでたら、すごく幸せな気持ちになりました。
最近忙しくて、ゆっくり振り返ったり、
感情を味わう時間がなかったけど・・・

仁美のこの文章を読んでたら、
自分の周りの大切な人達や、けいとのこと、
いろんな思いが込み上げてきて、熱いものが込み上げてきたよ。


一緒にドキドキしてくれてありがとう。
私も同じ気持ち。仁美がトリノにいるのが、すごく寂しかった!

でも、それ以上に、こんな風に届けてくれて嬉しくて満たさたよ。


今まで以上に、家族も旦那さんも大事にしたいなぁ。
最近はやっぱり、‘自分が’よりも、
‘彼が’ってことを中心に考えるように自然になってて。

どんなわがままな私でも、
‘旦那さんをたてる’このことだけは、
これからの生活や対人関係で大事にしたいなぁと思うよ。

これから、このblogを見る視点も変わるよ。
このお皿いいなとか、フルーツバスケットほしいなとか、
キッチンマットとか、いろいろ参考にさせてもらうよ♪

お金をかけずに、お洒落に生活を楽しみたいね☆

hitto さんのコメント...

そっかあ、実感ってきっとそんなにすぐには沸かないもので、ふとしたきっかけに、隣にいる彼が夫になったんだ! と感じたりするものなのかしらね。

旦那様をたてる。
素晴らしい心構えだね!
私も見習わねばだよ。 まだ夫ではありませんが。

早く二人の夫婦な姿を見にいきたいよお。