大学の試験があったり帰国があったりで忙しかったけれど、そんな中でもこの準備は楽しくしていました。
それは、’ 蜂蜜作り ’ 。
彼のお父さんが昔趣味で蜂蜜作りをされていて、その話を聞いていたので興味は前からありました。
だからと言って蜂蜜作りを自分達がする、とは考えてはいなかったのですが、ふと彼の友達から聞いたApicultura(養蜂)の講習の話をきっかけに真剣に二人で考えるようになり、実行に移したというわけです。
とは言っても何もかもが初心者。
彼は小さな頃にお父さんの姿を見ていたからある程度のことを知っているけれど、私なんかはヴェトナムに友達と行った時に、何かのツアーで蜂の巣があるところに連れて行ってもらい、蜂が一杯群がる巣から蜂蜜を指ですくって食べた時が、あんなに多くの蜂の群れと接した最初で最後だったような。。
ということで、早速彼のお父さんが昔使っていたとてもぶあつ~い本をくださり、それを数ヶ月前から読んで勉強を始めました。
知れば知るほど蜂の一生、面白いことが沢山です。
思えばハチミツって、自然が作るデザートのようなもの。
人間はただ蜜蜂達にとって心地よい環境を整えてあげたりするくらいで、働いて美味しい美味しい蜂蜜を集めてくれるのは蜜蜂さんたちなんですよね。
まず最初に、蜂の家がなければ蜂を飼うこともできないので、昔使っていたという家の掃除から始めました。

木の枠を掃除し、中に針金を通して行き、そして家に入れて行きます。
本来は木の家なのですが、最初、蜂を移動させる時に使うのは写真の様な発泡スチロールなどの軽い素材で出来たものを使用します。
そうでないと移動の時に、一家族に数万の蜂がいる為かなりの重さになり、移動が困難になってしまうのです。
そして、蜂を購入してきて、定位置に一晩置き、蜂達の移動による興奮が収まったら、木の本家に移します。

あまりお邪魔してしまうと蜂達がびっくりしてしまうので、家の中を覗くのは週に一回。
先日初めての蜂のお家訪問をしてきたので、詳細はまた綴っていきたいと思います。
今年は家族を強くして、増やすことに専念することになりそうなので、ハチミツがとれるのは来年からになりそうです。
でも、やっぱり我慢できなくて、実はこの間ちょっとだけ味見をさせてもらっちゃいました。
やっぱり美味しかった~。
こんな美味しい蜂蜜がいつか一杯できたらいいな~、と夢見ています。
4 件のコメント:
いよいよ始まったね!
この間TOKIOが蜂蜜作りをテレビ番組でやっているのをみたけどかなり大変そうだった。
ミツバチの天敵の強力なスズメ蜂対策が特に大変そうだったよ。。。
またブログ更新楽しみにしてます!
>いくちん
そうなんだね~。 TOKIOもやってるんだ。
私が日本で見たときは傘作りをしてたなあ。
そうそう、意外に重労働だったりするし、害虫の注意もしなくてはいけないんだよね。
私達もその薬を今度買いに行く予定なの。
作業する時は重装備なで宇宙人みたいなので、またその様子もお知らせするね~。
すごいね♪
こんなに本格的なんだね!
ハチミツを作るって、日本で普通に生活してたら、
絶対経験できないこと!!
トリノに住んだから巡りあえたことだね。
美味しそう!!!
出来立ての味は、ほんととろける甘さなんだろうね。
規模が大きくなって、日本に輸出とかできたらいいね☆
>かずみ
ほんと、まさか自分が養蜂をすることになるとは夢にも思わなかったよ。
この間、全身真っ白の作業用の服と白いブーツ、そして頭に網をかぶって作業していたときは自分の姿を見て笑っちゃったよ。
ね~、ちょっとづつ、家族が元気に増えてくれたら嬉しいなあ。
日本なんかに売れるようになるなんて夢だけど、そんなことができたら嬉しいなあ。
一杯できるようになったらかずみにも持っていくね~。 いつになるかな(笑)
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