2008年5月29日木曜日

Dora川の氾濫。

先日から続く雨の為、近くを流れるドーラ川やポー川が氾濫して大変なことになっています。

学校も閉鎖になっているところがあり、川の近くには多くの人が経過を見にきていました。
家に帰ったら、川の様子をわざわざ見にいってきた彼が、私も見たほうがいい(なぜ??)と言い出し無理やりつれて行かれました(笑)

過去にトリノでは1993年、1996年、2000年にもとても大きな洪水が発生したそうです。
その際は橋も崩壊したくらいの威力だったそうです。

橋の上にいて川を見ていると目が回るくらいの勢いで水が流れていて、巨大な大木なども流れてきます。
ひどい地域では死者や行方不明者も発生しているよう。

この辺りでは雨が少し落ち着いたので、夜の間に少し水が引いて被害が少なくなるといいのだけど・・・

今日は日中図書館で勉強し、友達とお茶をしたりして過ごしているうちにこんな事態になっていたのでビックリ。

家に帰ったらいつもの通り隣のおばあちゃんからお家に呼ばれて、いきなり料理レッスンが始まりました。

材料はズッキーニのお花。
このお花、最近市場でよく見かけるのでとても気になっていたのです。
おばあちゃんはそれを天ぷら粉のようなもの(卵、小麦粉、チーズ、ペッパーを混ぜたもの)につけ、揚げていました。


最近はこうやって、料理を持ってきてくれるだけではなく、ちゃんと作り方も色々教えてくれます。
きちんとしたイタリア料理は全然作れないので、こうやって少しづつ教えてもらえるととても助かります。

今日の夕食はこの一緒に作ったズッキーニのフラワーフライと、インサラータ ディ カルネ。

このインサラータ ディ カルネとは、生肉(牛肉や馬肉)をミンチにしたものにオリーブオイルとレモン汁たっぷり、塩コショウをかけて混ぜたものです。






















最初は生肉をこんなにがっつり食べることに抵抗があったけれど、食べ始めるととても美味しい。
お肉が新鮮なので心配は無用で、これを食べた後は血が増えて貧血がなくなる気がします(気持ちの問題かな??)

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2008年5月28日水曜日

イタリア人の恋愛・・・

ずっと気になっていることがありました。

イタリア人の男の子、女の子って、たとえ友達同士でもとってもとっても距離が近く、手をつないだり腕を組んだりしているところを本当によく見ます。

私はそれを見ていて、誰が彼氏で彼女なんだか全く分からないなあ、と思っていたら、そこの中には彼はいない、なんて場合も。

これってきっと性質の違いで、日本人は基本的にパーソナルスペースが広めだけれどイタリア人はかなり狭い、というとこからきているとは思うのですが、お節介にも、彼、彼女はヤキモチを妬いたりしないのかなあ???と、心配していました(笑)

ちょうどこの間、イタリア人の女の子と恋愛話になったのでそのあたりを聞いてみたら、やっぱり彼はヤキモチを妬くそう。
 
 「 イタリア男はGeloso(ヤキモチ妬き)だから。 
  でも基本的にイタリア人は情熱的だから友達に対してもそういう姿勢なのかもね 」

と、言っていました。
なんとなく納得。
確かに何に対しても情熱的なイタリア人です。

お年寄りのカップルでも手をつないでいたり、子供がいる夫婦でも夫婦の時間も大切にしたり。
そういう部分を見ているととてもかわいらしいな、と思います。

さて、今日は、友達かなちゃん直伝の、グリーンピースリゾットを作ってみました。

これが、とってもシンプルなレシピなんだけどとても美味しいのです。

日本にいるとき、グリーンピースはあまり好きではなかったのですが、イタリアに来て大好きになりました。
味が全然違い、とても甘いのです。(トウモロコシのような甘さ)
これからちょくちょく食卓に上がりそうです。
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2008年5月26日月曜日

街のお菓子屋さん。

お菓子ネタが続きますが・・・

先日、Caffarel(トリノのチョコレート有名ブランド)専門のお店に行って来ました。
お店の中にはCaffarelのチョコレートがずらりと並んでいて、好きなものを選んで好きな量だけ買うことができます。

チョコだけじゃなく、クッキーやジャム類も豊富。






























何だかお菓子のお城に迷いこんだようにお部屋中に色とりどりのお菓子が一杯。



















私はお店の人にお勧めを聞きつつ、チョコレートを何種類か買いました。
こういうお菓子屋さんへ来ると、いつもワクワクしてしまいます。

中でも、この、中にサクランボが入ったチョコはおいしかったな~。
何だか、私のトリノでの生活は、物欲、というより食欲!という感じで、とても危険な香りがします。。
あそこのチョコがおいしかったよ~、なんて聞くと、いかずにはいられません(笑)

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2008年5月25日日曜日

9ヶ月ぶりの・・・お風呂。

昨日今日と、彼のご両親が旅行に出かけることもあり、彼の実家のお留守番に行ってきました。

二日間ともあいにくの悪天候。
最近ずっとこんな感じで雨が降っています。
実家のある町Sciolzeは丘の上にあるため雨が降ったりするととても霧深くなります。
どこもかしこも真っ白な霧に包まれて家の外の景色はあまり見えないくらい。


















薔薇があるとつい鼻をクンクン近づけたくなる。そして今回のお留守番でとても嬉かったこと。
それは9ヶ月ぶりにお風呂に入ったこと!

いや、別にいつも汚くしているわけではなくて・・・
ただ、こちらのアパートにはお風呂がないことが多く、日本みたいに手近な温泉がないので。
やっぱりお風呂は全然違いますね。
疲れやこりが一気に取れるし何より体全体が温まる。

そしてもう一つ嬉しかったこと。
それは、私達は全く知らなかったのだけど、彼のお父さんの書斎に日本語の教材セットがあったこと。
CDやDVDがついているかなり本格的なものです。
私達には全く言わないのに、知らないところでそうやって日本に目を向けてくれていたことがとても嬉しくて感動しました。

そしてその書斎のテーブルには、前に撮った私達二人の写真を、私がお土産で持ってきた写真たてにいれてドンっと飾ってくれています。

そしてこれは、お留守番用に彼のお母さんが作り置きしておいてくれた料理。

ミネストローネと鶏肉料理。


















ここに来る度に親の愛情を思い出します。

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2008年5月23日金曜日

あまりに美味しすぎて・・・

あまりに感動して、どうしても書きたくて、今日二個目の日記です。

今日は朝も早く何だか疲れていたので勝手に休勉日と決め、ゆっくり過ごしていました。
そして、急に何だか甘いものを食べたくなったので、一人で町に繰り出し、スイーツの老舗、Ghigo にてスイーツを購入♪早速家に帰って食べたら・・・
お、おいしい・・・

お店の人にお勧めを聞いたりしたのですが、どれも本当に美味しい。
左上から右回りで、
  ・パイ
  ・サクランボのクッキー(中にサクランボが一個まるまる入っている)
  ・Baci di dama(貴婦人のキッスという名のチョコクッキー)
  ・トリノ名物ジャンドゥーヤチョコ
  ・スミレのチョコ。

どれも本当に味が繊細で美味しかったのですが、何と言ってもチョコ!
トリノで今まで食べたチョコで一番美味しいと感じた気がします。

スミレのチョコは噛んだ途端にスミレの香りがフワヮ~と口の中に広がり絶品。

ジャンドゥーヤは、よく食べるジャンドゥーヤとは少し味が異なり、一口食べる度にとろけてしまいそうな美味しさ。。。

は~、 食べた後にうっとりしてしまいました。
これは友達や家族が日本から来たときには是非食べてもらいたい一品リストに入りました。

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9ヶ月越し、やっと手に入れました。

今日、やっと、やっと、本当にやっと、滞在許可証を手に入れました。

長すぎる道のりでした・・・

その道のりとは、

  去年8月27日 トリノ到着翌日に郵便局に申請。
→ 去年11月頃に県警から2月28日に来いとの手紙が届く
→ 今年2月28日に県警に行き、指紋を取って申請。
→ 今日5月23日、やっと、滞在許可証を手に・・・

この県警(クエストゥーラ)というのがとてもとても独特な場所。。。
毎回行くたびにどっと疲れます。

少し寂れた場所にこの外国人用のクエストゥーラはあり、そこはいついってもすごい人。
前回行ったときは、朝9時過ぎに行って終わったのが夕方5時。(8時間待ち!?)
ということもあったので、今日は気合をいれて朝5時起床、6時に家を出て6時20分頃から待っていました。
そんな時間でも既にすごい列ができている状況。
この列もあってないようなもので、気をつけていないとみんな横入り・・・ そう、ここはイタリア。

しかし・・・ 8時半の開館と共に、係の人が出てきてとりあえずあまりに人が多いので外で整理券を配る為に、一人一人の書類をチェックするのですが、私は今日滞在許可証が出来上がっている、という証明の紙をプリントアウトするのを忘れていたのです。。
何てドジな私・・・(涙)

それでは入れないので、急いで家に帰り、パソコンごと持っていき、それを証明できるページを見せて、やっと中に入りました。

この時点で朝早くから待ったのに全く無駄だったことやすごい人混みで既に疲れていたのですが、実際中に入ると、今回は受け取りだけなためか、全く予想外にすんなり早く終えることができました。

そして滞在許可証を手に、クエストゥーラを出たのが10時20分。
終わり良ければすべて良し♪
でも、次回からはちゃんと書類を確認していくようにします(笑)

ほとんど滞在許可証の期限が切れ掛かる頃に手元にくる、くらいゆっくりなので、この仕組みはどうなっているのでしょう???(笑)
手に入れたと思ったらまた3ヶ月後に申請にいかないといけません。。。

帰りは、クエストゥーラの近くに金曜だけやっているフラワーマーケットがやっていたのでちらりと覗いてきました。
工場みたいな建物、でも中に入るとすご~いお花の量!
見たことのないお花がいっぱい。























          紫陽花も色とりどり。

疲れもお花にフワッと癒されて帰ってきました。

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2008年5月22日木曜日

バイオリン工房。

今日は前にも書いた、バイオリンの弦修復をしている友達とピクニック♪

朝から雨が降っていたのだけどお昼過ぎにちょうど少し晴れ間が出てきたのでラッキー。
久しぶりにだし巻き卵を焼き、おにぎり、巻き寿司を公園で頂きました。

その後は彼女の工房にお邪魔しました。

そこには色々な種類や大きさのバイオリンがあります。
とっても小さい子供向けバイオリンや、とても大きなものまで。

上写真左側のチェロは、前に来たときは色がもっともっと薄かったのです。
色をつけるにも何度も何度も塗らないといけない、でも乾かすのにとても時間がかかるので、本当に手間と時間がかかるお仕事だそう。

こうやって自分が作ったものがきれいな音を奏でるなんて、きっとすごく嬉しいんだろうな~。

壁には色々なバイオリンの型が飾られています。二年に一回だったかな? クレモナというバイオリンで有名な北イタリアの町で、バイオリン製作のコンクールが行われるそうです。
そこで、以前日本人の方も優勝したことがあるそう。
外国で日本人の活躍を聞くと異常に嬉しいものです。

最近色々な壁にぶつかったりすることもあり、将来のことを考えることがよくあります。
今後、どうやってイタリアで生きていくのか・・・
やはり、イタリアで外国人が仕事を探すとなると、イタリア人にとってさえ職探しが厳しい今の世の中で、かなりハンデを背負うことになります。

でも、実際彼女のように、何年も頑張って修行をして今は立派に自分の選んだ道を進み続けている子や、12年間住んだイタリアでずっと夢だった、’日本語をイタリア人に教える仕事’ を始めた方や、こうやって頑張っている方達の姿を見るととても勇気がわきます。

私も焦らず、少しづつ前進し、いつかイタリアでも自分を活かせる場を見つけられたらなあ、と思います。

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2008年5月18日日曜日

雨 のち 晴れ。

今日の朝はこんな感じ、

で、雨模様なトリノだったのですが、
お昼過ぎからみるみるうちに太陽が顔を出し、



















気づいたらこんな晴れ空になっていました。
こうもお天気がスカッと晴れてくれると気持ちがいい。


















これはParco di Valentino(ヴァレンティノ公園)にある噴水。


















各星座の像が噴水の周りに建てられています。
雨上がりの虹、きれい☆公園内には薔薇園がありました。


おとぎ話に出てくるような薔薇空間。

どこもかしこも薔薇だらけ。
子供も嬉しくってルンルン。


















おじいちゃん、おばあちゃんも薔薇に囲まれて幸せそう。


















勉強の合間に行って大正解。
今日は全く集中力がなく気づいたら勉強しているカッコウで寝ていたりしたので、とてもいい気分転換になりました。

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2008年5月17日土曜日

フルーツの館。

今月5月、トリノは科学の月らしいです。

科学の月と言われてもいまいちピンときませんが、年に一度、科学の月があり、その月には色々な科学に関する催しがあったり、科学の美術館が無料になったりするよう。

そして、毎年ヨーロッパでは科学の大きな催しをする都市があるらしく、今年はバルセロナ、2010年はトリノらしいです。

今日は朝から自習室にこもりきりだったのですが、自習室閉館後(土曜は夜10時)急に彼と二人で思い立ち、科学の催しパンフレットに載っていたフルーツ博物館に行ってきました。

フルーツ博物館というと何だかおいしくて甘そうな感じを想像しますが、全く甘くはなく、フランチェスコ・ガルニエール・ヴァレッリという研究者の研究室のような感じでした。



3部屋くらいにわたり、このフランチェスコさんが一人で品質改良の研究をしたリンゴやなし等のフルーツの模型が数百種類にわたり飾られています。
見たこともない色のサクランボや見たこともない大きさのフルーツ等々・・・



















特に、きゃ~すごい!とかいう感動というよりは、フランチェスコさんの熱意や努力が伝わってくる博物館で、私は普通にその品種の多さに感動しました。

それにしても、こんなに夜遅いのに結構みんな見に来ているのが不思議です。
(私達も人のことは言えませんが・・・)

でも、トリノにはこういう小さな博物館が一杯あるので、結構みんな寄り道がてら博物館へ、なんてことあるみたいです。


は~ 最近かなり根詰めて迫るイタリア文学の試験勉強をしているので、ダンテに追われて逃げている夢や、有名なイタリアの作家達と歓談している夢を毎日見てちょっと怖いです。
早く開放されますように。

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2008年5月16日金曜日

私の朝食。

日本にいるとき、朝食はいつもりんご一個丸かじりと紅茶でした。

でも、イタリアに来てから、周りや彼の影響なのか、がらりと朝食が変わりました。

基本は、パンに手作りジャムやバターをお好みで + 紅茶 + フルーツ
最初、イタリアのパンはフランスのパンみたいにおいしいわけじゃないんだな~とがっくりしていたのですが、ある朝パンを切らしていたので、寝起きの格好でアパート一階のパン屋さんにパンを買いにいって食べたところ、お、、おいしい・・・

やっぱりできたては全然違い、食感や柔らかさ、風味が一段と上です。
これで味をしめ、最近は朝、髪もボサボサ、メイクもせずに寝起きでパン屋さんに行くことが多くなりました。
やっぱりせっかく買うなら少しでも美味しいものを食べたいのです。

そして、たまにイレギュラーで朝食に登場するのがビスコッティ。

イタリア人は、ビスコッティやパンをミルクティ等にビシャビシャに浸して食べます。
最初は ’ いやだそんなの~’ 、、 と思っていたのですが、一度試してみるとこれがまたはまるのです。
ビスコッティも、わざわざ、Perfette da inzuppare ( 浸すのに最高)と書いてあるものもあります。

写真は日本でも輸入食材店とかで見かけるイタリアブランド、MULINO BIANCO です。
ここのはどれを選んでも美味しいので良く買います。
日本のメリーとかも美味しいですよね。

でも、さすがに日本茶に牛乳を入れる彼の飲み方は一生できないと思います・・・(笑)


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2008年5月15日木曜日

イタリア人気質。

今日、手紙を出すために郵便局に行ったときのこと。。。

国際郵便を出す窓口には応対中の人が一人、後は私の前に、待っている人が二人でした。

どうやらこの応対中の人がかなり長引いているらしく、というか、郵便局員の仕事がのんびりらしく、私の前に並んでいる人は、私が来た時点で、

 「 こんなんじゃやってらんないよ~ マンマミ~ア! 
           どれだけ時間がかかってるんだか 」

と言っていました。
こんな長くイタリアに住んでいるイタリア人でさえ、日常茶飯事の待たされることにはやっぱり、マンマミ~アなんだ。。 
と、心の中で思っていると、

気づいたら私の後ろにも列ができていて、(しかもおじさんばかり)、みんなで、

 「 郵便局はこうだからな~ こないだなんて、
     引き取るためだけに3時間だったよ! 」
 「 そうなのかい? それはひどい! 」

 「 あっっ 今あっちにいった!(郵便局員が) あっ 戻ってきた!

   電話始めたぞ! あっ またあっちにいった!! 」

と、早く仕事をしてるかチェックをするように、郵便局員の状況ナレーションを大きな声ではじめたり。

と思ったら、 間に挟まれている(しかもすごい近い距離で)私に気づき、

 「お譲ちゃん、手紙を送るなら、Tabacにいって切手を買った方が早いぜ」
 「そうだそうだ! そっちの方が絶対早いよ!」 (後ろの人)
 「Tabac 知ってるかい? タバコ売ってるとこだよ すぐそこにあるんだよ」

と、みんなが私の手紙についてどうしたらいいか、必死になって考えてくれる。
しまいには、対応中の人が終わったときに、

 「お譲ちゃん、手紙を出すならすぐだから先に行きなよ、 なあみんな?」

と、私を先に通してくれました。
こういったこと、本当にイタリアではよくあります。
一人が困っていると(というか、今日は困っていなかったけど)、周りにいる人たちがあ~やこ~やと意見をいいつつ助けてくれようとします。

何だか、話し出すと逆に長くなりすぎて大変なときもあるけれど、こういう人間的なとこ、好きです。

話は変わり、先日公園に行ったとき、結婚式の記念写真をとっているカップルに出くわしました。


こちらでは、みんな結婚記念写真を、公園やお城で撮るのが定番のようです。
自然の中、きれいな思い出写真ができるんでしょうね。

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2008年5月14日水曜日

本市場

先日、Fiera Internazionale del libro という、年に一回の、直訳すると本の市場、に行って来ました。

あまり、どんなものだか知らずに行ったので行ってびっくり。
予想以上の大きさ、本量。


展示会場内には、各出版社がブースを設けていて、普段なかなか手に入りにくい本もここでは見つけられるような品揃え。

日本の漫画ブース等もありました。
日本のブーム、結構強いですからね。
最初は私が日本人だからみんな気を使って、日本に興味があるとか言ってるのかな、とも思っていたのですが、実はそうでもなく、本当に日本茶好きの子や、七人の侍のオリジナル(3時間30分)を大好きで見たり・・・ という人が普通にいることが最近分かりました (疑ってすみません。。)

話は戻り、会場には下写真のような巨大本棚があったり。
























実際のところ、広すぎてすぐ疲れてしまった・・・ というオチもあるのですが、こうやって市が文化を高めようという熱意には感心します。
イタリア人は、中学高校と、イタリア文学(特にダンテとマンゾーニ)をすごく集中して勉強するらしいのです。
だから、イタリア文学をみんなとても大切にし、こよなく愛しています。

自国の文化や歴史をこうやって大切に思う気持ち、素敵ですよね。

今日は日本の友人がカナダへの一年への留学に旅立つ日。
カナダと思うと、つい食べ物を真っ先に想像してしまう私はメープルシロップ! と思ってしまうのですが、きっと色々な魅力があるんだろうな。

B型、なんとも活発で暖かく優しい子なので、カナダで更にパワーアップしてくるでしょう。
今頃飛行機の中かあ~、なんて想像すると私までドキドキしてきます。

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2008年5月11日日曜日

アカシアの花。

今日は彼の実家、Sciolze でランチ。

お天気も良かったので、早めに出かけ、お庭の木陰で勉強。


トリノ中心街の喧騒とは違い、町が静かなので集中できます。
自然の中で勉強するのって何だか面白い。
気づくと机に芋虫がぶら下がってたり、葉っぱがチラホラ落ちてきたり・・・

今日来た目的の一つが、アカシアの花を採ることでした。























それも、食べるための。。

アカシアというと、何か歌を思い出したり、蜂蜜でも有名だったりするけれど、お花も食べれるんだ?
しかも、お花はとてもかわいらしく、甘~い香りがします。

ドーナツのように、甘い衣をつけて揚げて食べるそうなので、早速試して見る予定♪
サクサクして甘くておいしい、らしい。
残念ながら今日は牛乳を切らしているのでおあずけです。
日本のように、あっ 牛乳がないからコンビニで買ってくる! なんてできないのです・・・
日曜のお店は全て閉店・・・

お庭にはきれいな薔薇も咲いていました。
























家に帰ると、いつものワンちゃんがお出迎え。
そう、門から上を見上げると、一階に住んでいるワンちゃんがこうやって顔をよくだしているのです。


そしてもっと上を見上げると、たまに隣のお婆ちゃんがベランダから手を振っていたりもします(笑)

今日お庭で摘んできた薔薇を隣のお婆ちゃんに持って言ったら、孫達も一緒にとても喜んでくれました。

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