
ブラーノ島まではヴェネチア本島から船に乗って約40分。
海の真ん中にたたずむ廃墟。
ガラス工芸で有名な島はムラーノ島、でも、そこよりも断然気に入ってしまったのがヴェネチアン・レースで有名なブラーノ島。

町には赤や黄色、オレンジ等のカラフルな建物が建ち並び、レースのお店が所狭しとあります。

その雰囲気がまさに、おもちゃ箱、のような感じ♪
ヴェネチアとは異なりこじんまりとしていて、ムラーノ島とは異なり商売家もあまり強くは見られない。
こんなにかわいらしい町に出会えると期待していなかったので、とても満足な船旅でした。

ただ、最初にムラーノ島を見て、その後夕方近くにブラーノ島に到着したので、次は是非もう少し長い時間ブラーノ島を散策したいなあ、と思います。
夜にはヴェネチア本島に帰ってきたのですが、ヴェネチアならではの光景に出会いました。
昼間ヴェネチアの町を歩いていると、膝の高さくらいの台が重ねて、いたるところに並べられています。
それは、ヴェネチアでよく発生する現象、水が町の地面、床部分まで溢れてしまうという現象に備えてのものだそうです。
昼間はそんな台を見ながら、あ~、今の時期でもそれが起こる可能性があるってことだね~、なんてのん気に構えていたら、夜町に戻ってみると、まさしくその光景を目にしました。
といっても、町中水が溢れ、長靴を履いて歩かなくてはいけない、という状況ではないのですが、サンマルコ広場辺りは一番ひどく、例の台の上を歩くことになりました。
この水は、石畳の隙間から水が溢れだすことから起こるようで、今、サンマルコ広場ではそれを改善するために、地下に水がたまらないようにする細いチューブのようなものを通す工事をしていました。
水が溢れて広場がキラキラするのも神秘的できれいでしたが、ニュースでよく見るような、膝くらいまで水がたまってしまう現象がしょっちゅ起こってしまっていたら住む人達は大変だろうなあ、と思いました。
2 件のコメント:
絵葉書みたいな写真ばかりで綺麗♪
何度も写真、見直してしまったよぉ~
やっぱり、ヨーロッパの歴史ある町は好きだなぁ。
絵になるし、趣深いし。
トリノとはまた違った雰囲気だね。
イタリアって、奥深いね。
チェザーレボルジアの頃を思い出したよ。
美味しいものも食べたかな??
その写真はまだこれからでてくるのかしら♪
>かずみ
かずみにとっては懐かしい町だよね?
ヴェネチアも確か行ったよね??
ほんと、イタリアは町ごとに見事に雰囲気や人柄や言葉が違って面白いね。
長年そこにある建物ばかりを目にするから、自然と歴史も知りたくなるのかも。
チェーザレ・ボルジアの話、懐かしいなあ。
でも、すっかり忘れてしまった。
もう一度読み直さないとっ。
美味しいもの、ヴェネチアでは食べてないなあ(秘)
行きは家でお寿司とか作って持っていって、向こうでは節約の為と、食事はあまり・・・ と聞いていたのもあってきちんとしたレストランには入らなかったんだア。
コメントを投稿