空港の独特のあの雰囲気は昔から好き。
人がわくわくしながら旅行に行く瞬間とか、遠いところから帰ってきた家族や恋人を迎える姿、または見送る姿。

こんなに人の感情が高ぶる空間ってなかなかないですよね。
航空関係の仕事をしていたので、特に思い入れもあるのかもしれません。
トリノの空港は小さい小さいと聞いていたけれど、確かにこじんまりしていました。
今日は友達が、予定している便の日程変更を今日しないと、高いお金を出して買ったチケットが無駄になってしまう、というかなりの危機的状況でした。
空港でもなかなかスムーズには行かなかったけれど、最終的にはカウンターの人の親切な対応と、何より彼女の冷静な対応、素晴らしいイタリア語能力で、何とか日程を変更することができました。
私は何もできなかったんだけれど(笑)、やっぱり人に頼ってもらえると嬉しいものです。
空港と街の間のバスからの景色も、行きの不安を抱えたものと、帰りのこの上ない嬉しさを抱えたもは全く別物。
行きの泣きそうだった彼女も、帰りには満面の美しい笑みに変わっていました。
彼に会いに行くための大切なチケット。
彼女は、このチケット事件の前にもこの旅行に関する試練とも言える問題がいくつか発生していてかなり大変な思いをしているのもあり、彼と会えたときの喜びは言葉では表せないものでしょう。
さてさて、今日の隣のおばあちゃん差し入れ。
それは、トリッパ(牛の胃袋)の野菜煮込み。

これが、ほんっとうにやばいほど、おいしかった。。 すごく。
今度、作り方を聞いてみて自分でも挑戦してみる予定です。
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